2019年04月07日
東京マルイM14SOCOM Axisチューン
本日は東京マルイM14SOCOMのAxisチューン&FET組込みをご紹介します。
それでは作業を開始します。
M14のより詳しい分解方法は過去記事の「東京マルイ M14 SOCOM Magnusチューン」に掲載していますのでご覧下さい。
これでレシーバーとストックの分解ができます。
オペレーティングロッド(コッキングレバー)を引っ掛けるパーツで名称は「コネクター」だそうです。
同じく後方のネジを外します。
ボルトストップの下にあるレシーバー下部を固定しているネジを外します。
HOPダイヤルの両側にあるレシーバー下部固定ネジも外します。
後方にある小さなレシーバー下部固定ネジも外します。
メカボックスロックシャフトを抜きます。
マガジンハウジング奥にある固定ネジも外します。
これでメカボックスとレシーバー下部が分解できます。
レシーバーに残ってるオペレーティングロッドも抜いておきます。
アウターバレル基部のネジ4か所を外します。
次はメカボックスの分解を始めます。
セレクターレバーの下に小さなスプリングがあるので無くさない様に注意して下さい。
接点プレートのネジを二ヵ所外しメカボックスから取り外します。
セイフティーレバーとトリガースプリングも外します。
メカボックス左側のスイッチ固定プレートのネジを外すのですがスイッチスプリングとカットオフレバースプリングがあるので無くさない様に注意してください。
モーターハウジングを外します。
3ヶ所のネジを外せばメカボックスが開けられます。
スイッチ系が外部についているので
内部パーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けの接着剤が固まるまでシリンダー周りを組み上げます。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
タペットプレートはオーナー様のご希望で、純正品より耐久性の高いGUARDER タペットプレート Ver.7(M14)用を使用します。
ノズルはORGAカスタム定番「でんでんむしM14用」を使用します。
軸受けの接着剤が固まったらギア周りのチューンです。
モーターはトリガーレスポンスを良くする為に東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組み込みます。
ショート化加工が終わったらモーターハウジングに組み込みます。
メカボックスにモーターを取り付けます。
次にNEOX FETを組み込み外側のスイッチ周りを組み込みます。
FETの基盤はこの辺りにセッティングするとOKです。
続いてチャンバー周りのチューンを行います。
HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
前後をHOPアームの幅に合わせカットし必ず接着もします。
2019年02月24日
東京マルイM14SOCOM(G&P製ストック) Axisチューン
本日は東京マルイM14SOCOMのAxisチューンのご紹介です。
ストックと本体の外し方はマルイ製ストックと同じです。
M14の詳しい分解方法は過去記事の「東京マルイ M14 SOCOM Magnusチューン」に掲載してございます。
モーターハウジングを外しました。
開けてみるとロングモーターですがシャフトカバーが無くシャフトを2か所のベアリングで固定しています。
今回サマリウムコバルトモーターに変更するのでピニオンを一旦外してシャフトカバーを外し既存のベアリングを移植します。
これでベアリングを移植してモーターハウジングに組込みます。
モーターハウジングを閉じてモーター交換は完了です。
次にメカボックス内のチューンを行います。
トリガーやスイッチ類が外側に付いてるので内部はシリンダー周りとギア周りのみでシンプルです。
パーツを外し洗浄したら軸受けを組込みます。
ギアはSHS M14用 強化ギアセットを使用しセクターチップも組込みます。
とここで最近のSHS製ギアのベベルギア(左)はピニオンとの角度が悪いのかギア音が大きいんです。
軸受けの接着剤が乾くまでの間にシリンダー周りの組込みを行います。
ピストンも耐久性向上の為に定番となりましたJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
タペットプレートはオーナー様のご希望で「GUARDER タペットプレート Ver.7(M14)用」に変更します。
軸受けの接着剤が乾いたらシム調整です。
メカボックスを閉じてトリガーやスイッチ周りも組込みモーターも取り付けます。
次にチャンバー周りのチューンです。
これらを組込みフレームを組上げて初速をチェックします。
2018年06月16日
東京マルイ M14 SOCOM Magnusチューン
本日は東京マルイ製M14SOCOMのMagnusチューンをご紹介致します。
根強い人気を誇る東京マルイ製M14は内部の剛性も素晴らしくチューンを施す事でより素晴らしい1丁に仕上がります!
スコープ一覧はこちらよりご覧ください。
それでは作業を開始します。
トリガーガードを下方向に下げて外します。(固定によってはかなり硬い場合もあり)
本体を前にずらしながらストックから引き抜きます。
この時にセレクターレバーはFULLに合わせておきます。
セミにしておくと分解の際にストックにメカボのセレクターパーツが引っ掛かり破損する事がございます。
コッキングハンドルスプリング(リコイルスプリング)をガイドごと一旦前にずらして外します。
オペレーティングロット(コッキングハンドル)を固定しているステーのネジを外します。
後方のネジも外します。
レシーバー下部を外します。
下部レシーバー固定ネジを外します。
ボルトストップのピンを細いポンチを使い外します。
ボルトストップの下側にあるネジと下部レシーバー溝のサイドにあるピンを抜きます。
HOP調整ダイヤルの左右にあるアウターバレル基部と下部レシーバーを固定しているネジを外します。
次にメカボの分解です。
次は左側です。
この様にメカボの中はシンプルです。
シリンダーやギアを外し洗浄します。
今回軸受けはメタル6mm軸受けに変更済でしたので再度接着をし直し使用しました。
続いてシム調整を行います。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでご覧ください。
シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセットM14用を組込みます。
シリンダーヘッドの組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM14用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
メカボ内のギア周りとシリンダー周りを組込ます。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。
M14のモーターはショートタイプなのでサマリウムコバルトモーターをショートタイプに加工します。
加工の方法はこちらよりご覧頂けます。
メカボを組み上げます。
M14はメカボだけでテストドライブが可能です。
モーター位置の調整も行います。
次にフロント周りのチューンに入ります。
アウターバレル基部のネジを4ヶ所外します。
これでアウターバレルが取り外せ、インナーバレルが取り出せます。
チャンバーからインナーバレルとHOP周りを外します。
チャンバーパッキンが変形していたので念の為交換致します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
接着をしてチャンバーの穴に合わせ前後をカットします。
インナーバレルとHOP周りをチャンバーに組込みます。
メカボとフロント周りをレシーバーに組込みトリガーガードを付ければこれで試射が出来ます。
初速調整を行い、セミ・フルでの弾の出方等もチェックします。
初速調整が終わったらフレームに組込み、室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
2018年04月08日
CYMA M14 Magnus
本日はCYMA製M14 Magnusチューンの様子をご紹介させて頂きます。
CYMA製のM14は内部パーツや構造などマルイ製M14とほぼ同じです。
それではチューン作業に入ります。
詳しい分解方法はマルイM14と同じです。
マルイ製と全く同じ形状です!
メカボを分解して内部を洗浄します。
軸受けは6mmですのでORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
ギアはSHS M14用 強化ギアを使用し給弾不良対策としてセクターチップも!
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットM14用を組込ます。
ピストンも耐久性向上の為にORGAチューンでは定番のJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
シリンダー周りを組上げ、メカボ内パーツを組んでいきます。
Magnusスプリングを使用します。
メカボを閉じスイッチ周りやモーターを取付けて完成・・・・
次にフロント周りのチューンです。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
2017年03月19日
電動ガン 東京マルイM14 Magnusチューン
本日は東京マルイ製M14SOCOM CQBのMagnusチューンのご紹介です。
実銃としてのM14はアメリカのスプリングフィールド造兵廠が開発した自動小銃です。
アメリカ軍での制式名は"United States Rifle, 7.62 mm, M14,"。
第二次世界大戦・朝鮮戦争で使われたM1ガーランドを発展させる形で開発され、ベトナム戦争時に投入されたものの様々な理由によりM16に取って変わられました。
しかし、有効射程が長く、長距離射撃に向くため、海兵隊や特殊部隊を中心に狙撃銃などとしてこれを使い続ける部隊もある様です。
様々な派生型が存在しSOCOMもその派生型の1種です。
M14SOCOMにはマウントベースが付いておりますので光学機器が載せられます!
スコープ一覧はこちらよりご覧ください。
それでは作業を開始します。
トリガーガードを下方向に下げて外します。
ストックを後方にずらしてストックとフレームを分解するのですが、この時にセレクターレバーはFULLに合わせておきます。
セミにしておくと分解の際にストックにパーツが引掛り破損する事がございます。
リコイルスプリングガイドを外します。
前にずらしてから横にずらすとスルスルと外れます。
ハンドガードも外しておきます。
コネクターという名称のパーツを外します。
前後のネジを外せば取り外せます。
レシーバーとメカボを固定しているピンをサイドよりピンポンチを使って外します。
ボルトストップのピンを抜いて外します。
ボルトストップの下にレシーバー固定ネジがあるのでこれも外しておきます。
レシーバーとメカボを固定しているマガジンハウジング部のネジを外します。
HOP調整ダイヤルの左右にあるネジを2本外します。
これでメカボが取り出せます。
M14は独自設計のVer.7メカボとなります。非常に精度も良く緻密に設計されたメカボです。
メカボ周りのスイッチやレバー類を取外し、モーターも取り外しメカボを開けます。
内部はシリンダー周りとギア周りだけです。
メカボ内を洗浄し、軸受けはORGA SUS420 6mm軸受けに変更します。
軸受けの接着方法をYouTubeで動画をUPしておりますので宜しければご覧ください。
ギアはSHS製M14用強化ギアに変更します。
ギアに7#と表示されているのはM14のメカボはVer.7だからです。
給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
シム調整を行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでご覧ください。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセットM14用を組込みます。
シリンダーヘッドの組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM14用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
ノズルを交換した際はチャンバー内で抵抗なく動くか検証が必要です。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内のギア周りとシリンダー周りを組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。
セミのレスポンスを重視し東京マルイ製サマリウムコバルトモーターに替えます。
M14のモーターはショートタイプなのでサマリウムコバルトモーターをショートタイプに加工します。
加工の方法はこちらよりご覧頂けます。
ショートタイプに加工しモーターをハウジングに組込みます。
安価で組込みも簡単スイッチ接点保護が出来るSBDも組込みます。
メカボを組み上げます。
M14はメカボだけでテストドライブが可能です。
モーター位置の調整も行います。
次にフロント周りのチューンに入ります。
アウターバレル基部のネジを4ヶ所外します。
これでインナーバレルが取り出せます。
チャンバーからインナーバレルとHOP周りを外します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み窓に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
ちなみにM14には前後のカットが必要になります。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなり、通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
M14はHOPアーム部の前後に合わせてカットが必要です。
HOPが降りる量も少ないので下にゴムシートを貼りつけました。
貼付け方のコツはこちらよりご覧頂けます。
インナーバレルとHOP周りをチャンバーに組込みます。
メカボとフロント周りをレシーバーに組込みトリガーガードを付ければこれで試射が出来ます。
初速調整を行い、セミ・フルでの弾の出方等もチェックします。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
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2016年08月01日
電動ガン 東京マルイM14SOCOM Magnusチューン
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日は根強い人気を誇る東京マルイ製M14SOCOM Magnusチューンのご紹介です。
独自のメカボやチャンバーを搭載し、高性能な銃に仕上がっており,この銃にMagnusチューンを施す事により飛距離・弾道共にパワーアップした銃となります。
それでは作業に入ります。
トリガーガードを下に引っ張って外しストックからレシーバーを取り出します。
この時にセレクターレバーをFULLにしておきましょう。メカボのパーツがストックに引っかかり破損する可能性がありますので。
チャージングハンドルのリコイル部を前方向にずらしながら外します。固定クリップを外しハンドガードも外しておきます。
前後二ヶ所のネジを外しコネクターを外します。
レシーバー下部を固定しているネジ3ヶ所(赤丸)と判りずらいですが青丸部にも小さいネジがあるので外しておきます。
ボルトストップのシャフトを細いポンチで抜きます。
ボルトストップを外すと下にレシーバー固定ネジがあるのでこれも外します。メカボックスロックシャフトもポンチで抜いておきます。
これでメカボを取り出せます。
これよりメカボのチューンに入ります。
M14(Ver.7)のメカボはトリガーやセレクター・スイッチ類の機構が外側に付いているので見た目は煩雑ですが、慣れると扱い易いメカボです。外側のパーツ類を慎重に外ししていきます。
メカボを開けます。内部はギア類とシリンダー周りだけのシンプルな構造です。
メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA SUS軸受け6mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの組込み方のコツはこちらよりご覧下さい。
ギアは耐久性向上の為にSHS製M14用強化ギアを使用します。給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットM14用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
組込み方のコツはこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
オーナー様のご要望でGUARDER ガーダー Ver.2 強化タペットプレートを組込みます。
ノズルはでんでんむしM14用を使用しスプリングはMagnusスプリングを組込みます。
メカボを閉じモーターも取り付けます。
オーナー様のご要望でNEOX製FETを取り付けます。
メカボ外回りのパーツを組込みます。
これでバッテリーを繋げばテストドライブが可能です。モーター位置調整も行います。
続いてチャンバー周りのチューンに入ります。
バレル基部のネジを4本外しチャンバーを抜き出します。チャンバーを分解しインナーバレルとHOP部を取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るのですがM14のチャンバーは開口部が小さい為前後のカットが必要となります。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
前後をカットしHOPを接着します。HOPの降りる量が足りないので0.5mmのゴムシートを貼付けました。
ゴムシートの貼り方のコツはこちらよりご覧ください。
これらをチャンバーに組込みます。
チャンバーをアウターバレルに組込み、レシーバーにメカボとアウターバレルを組込みます。
この状態でトリガーガードを取り付ければ試射が可能となります。
初速調整や弾の発射の状態をチェックし室内での作業は終了です。
ストックに組込みロングレンジ試射を行いチューン作業は終了となります。
2015年12月07日
電動ガン 東京マルイ M14 Magnusチューン
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日は東京マルイM14のMganusチューンのご紹介です。
実銃自体は古い銃ですが未だに人気のある機種ですね。
東京マルイ製M14はベースの作りが良いのでカスタムを行うと非常に良い仕上がりになります。
それでは作業に入ります。
トリガーガードを下に引っ張り外します。
これでフレームからレシーバーを外します。
チャージングハンドルのスプリングをステーごと外します。
一旦ステーを前方向に引っ張り、横にずらしたら後ろ方向に引き抜きます。
サイドのチャージングハンドルの固定ステーを前後2本のネジを外して取り外します。
ボルトストップの軸を外してボルトストップを取り外します。
ボルトストップを外しますと下部レシーバーを固定しているネジがあるのでそれも外します。
メカボ固定シャフトも取り外します。
もう一ヶ所の下部レシーバー固定ネジも取り外します。
下図のネジ3ヶ所も外します。
これでレシーバーからメカボが取り出せます。
トリガー周りやスイッチ・配線等を取り外します。
上部の固定プレートとメカボのネジを外しメカボを開けます。
メカボ内のパーツを全て外し洗浄を行います。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS軸受け6mmを使用します。
ギアも耐久性向上の為にSHS製M14用強化ギアを使用します。
給弾不良対策の為セクターチップも組み込みます。
セクターチップの取り付けの向きですが、矢印のある方がタペットプレートと接する面ですので、こちら側が大きい方にして下さい。
シム調整を行います。
M14のメカボの場合は指でセクターギアを回せないので調整は慎重に行います。
ギアのグリスアップです、ビスタックをギアの歯に少量吹き付け筆で延ばします。
つけ過ぎは禁物ですので注意して下さい。
エアー量アップの為にMagnusシリンダーセットM14用を使用します。
M14は通常のメカボより少しだけシリンダーが長いんです。
ピストンも耐久性向上の為にJA製メタルTeethピストンを使用します。
オーナー様のご希望によりGUARDER製M14用強化タペットプレートに変更します。
ノズルはカスタムの定番でんでんむしM14用を使用します。
集弾性向上には強い味方のパーツです。
シリンダー周りを組み上げます。
シリンダーヘッドは純正品を使用し、周りにシールテープを巻いて直径をふかしシリンダーに押し込みます。
はみ出た部分はカッター等で切り落とします。
シリンダー内とノズル内にグリスを薄く塗り延ばします。
必ず気密が取れている事を確認して下さい。
メカボ内のパーツを組み込みます。
ギア軸やピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する箇所はグリスアップを忘れずに行って下さい。
スプリングはMagnusスプリングを使用しました。
メカボを閉じモーターも取り付けます。
オーナー様のご希望によりNEOX FETを取り付けます。
こんな感じでFET組み込み完了です。
これでテストドライブが出来ます。
セミ、フルと動きをチェックしながらモーター位置の調整も行います。
次にフロント周りのチューンです。
バレル基部のネジを外すとアウターバレルが取り出せます。
アウターバレルからチャンバーを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの要のMganusバレルを使用します。
長さは後ほど初速調整をしながら決定しますが、今回は182mmを使用しました。
HOPも面HOPに変更します。
面HOPはBB弾のHOPの回転が安定するので集弾性向上に繋がります。
なまず「辛口」を使用しますがそのままでは大きいのでチャンバーの窓に合わせカットを行います。
なまずはHOP台に接着して使用して下さい。
これでチャンバー周りを組んで試射を行います。
初速調整やセミやフルの動きをチェックし室内での作業は終了です。
屋外に持ち出しロングレンジ試射を行い弾道のチェックしカスタムは終了です。
2015年07月10日
電動ガン 東京マルイM14 Axis
ORGA AIRSOFT TAKAです。
先に業務連絡
明日11日ですが、事業所内の移設がある為、発送のみ対応となり、15:00までの営業となります。
さて、本日は東京マルイM14のAxisチューンのご紹介です。
M14は各パーツの剛性が良く純正でも良い仕上がりなので
カスタムを行うと飛距離も弾道もより良い仕上がりになります。
最初にトリガーガードを外します。
下方行に引っ張ると外れますが個体に因っては硬いのもありますでのご注意下さい。
このトリガーガードASSYでフレームとメカボを固定しています。
アウターバレルを上に持ち上げながら前方向に
スライドさせると本体をフレームから外す事が出来ます。
この時にセレクターをFULLにしておく事をお勧めします。
セレクターをFULLにする事により矢印のパーツが前に移動するので
本体を引き抜く際に引っ掛けるリスクを低くする事が出来ます。
とはいえ慎重に行って下さい。
この程度ずれたら配線のジョイントを抜いて下さい。
リコイルスプリングとスプリングガイドを前方向にずらして引き抜きます。
ハンドガードも固定バネを外して取り外します。
赤丸のネジを外し、チャージングハンドルの固定パーツを外します。
続いて後方のネジも外し、
ついでに下部レシーバーの固定ネジも外しておきます。
ボルトストップのシャフトをポンチ等で叩きだして抜きます。
ボルトストップの裏側にスプリングがあるので無くさない様にしましょう。
ボルトストップを外すとフレームの固定ネジがあるので
これも外しておきます。
下部フレームを外す為に3ヶ所のネジを外します。
サイドにピンがあるのでポンチ等で叩いて抜きます。
アウターバレルを外します。
アウター基部に4ヶ所のネジがあるので外すと外す事が出来ます。
続いてメカボを分解していきます。
トップの固定板をスライドさせて引き抜きます。
セレクターレバーの固定ネジ2本、サイドのパーツの固定ネジ2本、
セイフティーレバーの固定ネジ1本を外します。
トリガーのテンションスプリングを外します。
逆側のパーツも外していきます。
4ヶ所の固定板のネジを外します。
バネが2ヶ所掛かっておりますので無くさない様に丁寧に外して下さい。
これでメカボの周りのパーツが全て外れて、次にメカボ自体を開けます。
モーターハウジングのネジを2ヶ所、メカボ自体のネジ3ヶ所を外します。
これでメカボを開ける事が出来ます。
メカボを開けたら全てのパーツを外しメカボを洗浄します。
マルイ純正の軸受けは樹脂製でスプリングレートを上げると
負荷が増すので破損しやすくなります。
耐久性を考慮しORGA SUS軸受け6mmを使用します。
軸受けは水平に奥まで差し込み接着しましょう。
ギアも耐久性UPの為にSHS製M14用強化ギアに交換します。
給弾不良対策としてセクターチップも組込ます。
続いてシム調整です。
シム調整の方法については今回は省略させて頂きます。
ギアの歯の部分にビスタックを少量吹き付け筆等で薄く延ばします。
シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセット M14用を組込ます。
シリンダーヘッドは純正品を使用し、シリンダーヘッドの周りに
シールテープを4~5巻き程度巻いてMagnusシリンダーに押し込みます。
シリンダーからはみ出た部分はカッター等で切り取って下さい。
ピストンはメタルティースピストン14歯を使用致します。
今回はオーナー様のご要望により
GUARDER製M14用タペットプレートを使用します。
ノズルはFIREFLY製でんでんむしM14用を使用します。
シリンダー内にグリスを薄く塗り伸ばしシリンダー周りを組み上げます。
メカボにギア周りとシリンダー周り・スプリング等を組み込みます。
この時、ギアに軸、タペットプレートのレールやピストンレールの
グリスアップを忘れない様にしましょう。
メカボを閉じ、モーターやスイッチパーツ、セレクターパーツを組込みます。
タペットプレートのスプリングを忘れないようにして下さい。
この状態でテストドライブが出来ます。
モーター位置の調整もこの時に行っておくと良いと思います。
次はチャンバー周りのカスタムです。
インナーバレルはMagnusバレルを使用します。
スプリングレートとインナーバレル長で初速が決まってくるので
初速が高い場合はインナーバレルをカット致します。
今回は363mmを使用致しました。
HOPは面HOPの電気なまず「辛口」を使用致します。
弾の回転が安定する事により弾道・集弾性がUPします。
そのままでは大きい為チャンバーに合わせてカットして使用します。
チャンバーにバレルとHOPを組んで
平らにHOPが降りている事を確認しましょう。
これで全てを組んで初速の確認や弾道をチェックして完了となります。
2015年05月29日
電動ガン G&G GR14EBR Magnusカスタム
ORGA AIRSOFT TAKAです。
日中は暑い日が続きますが、夜は肌寒い日が続きますね。
今月は天気の良い日が続きましたので、サバゲーに行かれる方も多く、電動ガンの再調整や新調+カスタムなどの依頼が殺到しており毎日の様に電動ガンが届いております。
本日はG&G製GR14EBRのMagnusチューンのご紹介です。
昔の東京マルイ M14ベースでG&Pのコンバージョンキットなどで製作するEBRに比べると、圧倒的にコストが安くなりましたよね!
GR14EBRはシリンダーやギアがマルイ製M14と違い通常のVer.2等と同じ規格なのでカスタムをする際には使用出来るパーツが豊富です。但し、スイッチ周りやセレクター関係やマガジンは独自設計となりますのでこの辺りが破損するとG&Gからの取り寄せが必要となります。
ハンドガードカバーの両側にあるネジ6ヶ所を外します。
カバーを外すと配線が出てきます。
EBRはここにバッテリーを収納します。
トップレールのネジ6ヶ所を外しますとトップレールが外せます。
アウターバレル固定ネジ(両側2ヶ所)を外します。
トリガーガードを下方向に引きます。
固体によって硬い場合もありますのでご注意下さい。
これでトリガーガードASSYが外せます。
このトリガーASSYでメカボとロアが固定されています。
メカボをフレーム引き出します。
前方向にずらしながら上方向に引き抜きます。モーター部が引っ掛かりやすいので無理せず慎重に引き抜きましょう。
マガジン固定用爪のステーを前方向にずらして外します。アッパーとメカボを固定しているネジ(赤丸)2ヶ所を外します。
ボルトリリースレバーの軸をポンチなどで叩いて引き抜きます。
下にネジがあるのでこれも外します。
ボルトリリースレバーの内側にスプリングがついてますので無くさない様に気をつけて下さい。
アウターバレルを固定しているネジを外します。
これでアウターバレルが引き抜けます。
アッパーとメカボを外します。
セレクターレバーの内側とメカボのセレクター機構が噛み合わさっておりますので
方向に注意しながらメカボを外して下さい。
モーター周りの配線の通し方を覚えておきましょう。
これを間違えると組む際に配線を噛んで断線の恐れがあります。
ハンダを外します。
逆側のハンダも外します。
トリガー機構のスプリングも外します。
モーターハウジング押さえのネジ(4ヶ所)をはずして
モーターハウジング押さえを下方向にスライドさせて外します。モーターを下方向に回転させて後方向に引き抜くと外す事ができます。
モーターは東京マルイEG1000Sを使用します。
ハウジングのネジ(4ヶ所)を外すとハウジングを開ける事が出来ます。
ハウジングにEG1000Sを入れます。
この時+-の向きを間違えない様にして下さい。
メカボ上部のカバーを前方向にスライドさせて外します。
固体によって硬い場合がありますが、その時はカバー横の出っ張り部分をポンチ等で軽く叩いてずらしながらスライドさせて下さい。
トリガー機構のネジ(赤丸)2ヶ所を外してトリガー機構を外します。
メカボ本体のネジ(青丸)3ヶ所のネジを外します。
それぞれ長さが違いますので間違えない様に覚えておきましょう。
メカボを開けます。
給弾部のパーツは組む時に軽くメカボに接着すると楽にメカボを閉じる事が出来ます。
くれぐれもメカボを閉じやすくする為の作業ですのでがっつり接着しないで下さいね。
オーナー様のご希望により今回はNEOX製FETを組込ます。
スイッチをばらしFETの配線を端子にハンダ付けします。
メカボ洗浄してスイッチを組みなおしてメカボに戻します。そのままではモーター側の配線が足りなかったので、配線を延長しました。
耐久性を考慮しORGA SUS軸受けに変更します。
GR14はセクター部が8mmでスパーとベベル部が7mmとなります。
ギアはCORE18:1強化ギアに変更します。
給弾不良対策にセクターチップも組み込みます。
次にシム調整を行います。
基本概念としてキツ過ぎはNGです。
ギア同士やスパーの下が擦らない様にして下さい。
ギアのグリスアップです。
ORGAではWAKO'Sビスタックを使用しております。
少量を歯の部分に吹き付けて筆で薄く延ばします。付け過ぎると回転時に負荷となりますのでご注意下さい。
セクターチップを組んだ為、メカボのタペットプレートのレール部と干渉しておりました。干渉しない様に削ります。
シリンダーはMagnusシリンダーセットを使用します。
先程も触れましたがGR14はVer.2タイプを使用します。
JA製14歯メタルティースピストンを使用します。
強度と精度、コストパフォーマンスに優れたピストンです。
メカボを閉じのレールにはめてみた所スライドに負荷が掛かっていたのでレールのトップ幅と溝下の幅をそれぞれ切削し小さくしました。
もう一度ピストンのスライドに負荷があるかテストします。指でピストンを前後させて負荷が無ければOKです。
シリンダー周りを組みます。
シリンダー内部のグリスは限りなく薄く塗って下さい。
スプリングはSHS製M120を使用しました。
全てのパーツをメカボに組んでいきます。ギアの軸部分、タペットプレートのレール、ピストンレール等にもグリスアップを行います。
タペットプレートのセクターチップと摩擦が起きる部分にもグリスを塗るとタペットプレートの磨耗を防げます。
メカボを閉じてモーターを組みトリガーASSYを組むとテストドライブが出来ます。この状態でモーター位置の調整も行います。
次にアウターバレルからチャンバーを抜いてインナーバレルとHOPのカスタムを行います。
バレルはMagnusバレルを使用し今回は182mmからカットし160mmでセッティンしました。
HOPのカスタムはいつもの通り電気なまず「辛口」を使用し
チャンバーの窓の大きさに合わせてカットしHOPアームに接着します。
全てを組み込んで初速チェックと弾道チェックを行い作業は終了となります。
2014年11月04日
G&G M14EBR 電動ガン Axisチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
先日の連休 ゲームは如何でしたでしょうか??
木々も大分枯れ始めてきて、そろそろギリースーツの時期なんじゃないですか?
ギリースーツですが、着ると分かるんですが、本当に溶けますww
ORGA WebShopでも取り扱ってますので、ご覧ください。
ギリースーツはこちら
今日はG&G製M14EBRのAxisチューンです。
G&G製のM14は東京マルイ製M14とは違いギアは標準の物が使われております。
シリンダーも標準サイズですので汎用性がございます。
それでは作業に入ります。
ハンドガードカバーのネジを左右それぞれ3箇所づつ外します。
ハンドガードカバーを下側にずらすと外れます。
この中にバッテリーを収納出来る様になっております。
次にアウターバレルを固定しているネジを左右1箇所づつ外します。
ハンドガードの上側を外します。
6箇所のネジを外すと外れます。
次にトリガーガードを下側に引っ張り取り外します。
このトリガーガードがメカボとロアフレームを固定しています。
メカボをロアフレームから抜き出します。
順序は決まりはありませんので今回はモーターから外します。
赤丸のハンダを+、-両方外します。
青矢印のスプリングを外し青丸のネジを左右2個づつ外しステーを取り外します。
これでモーターを少し下に傾け後ろ方向に抜きます。
今回は東京マルイ製EG1000が組込み済みですのでこのまま流用します。
続いてメカボとアッパーフレームを外していきます。
既に外し掛けてしまいましたがサイドのネジを二本外します。
次に逆側のボルトロックのレバーを外します。
細いポンチ等でピンを抜きます。
レバーを外すと下にネジがありますのでこれを外します。
赤丸のネジを外すとアッパーフレームととメカボが外れます。
アウターバレルを前方向に抜きます。
これでメカボ単体となります。
メカボ上部の固定用パーツをスライドさせて外します。
メカボ固定用ネジを外しメカボを開けます。
先程も触れましたがギアは標準の18:1ギアが入っております。
東京マルイ製のM14用ギアとは違いますのでご注意下さい。
シリンダーも東京マルイM14用とは違い標準サイズです。
メカボの洗浄を行い軸受けを変更致します。
画像では解かり難いかもしれませんが軸受けはセクター部が8mmでスパーとベベル部は7mmです。
ORGA SUS軸受けを使用します。
ギアはCORE強化ギア18:1を使用します。
給弾不良防止の為にセクターチップも組込みます。
シム調整を行います。
シム調整のコツですが基本的にはキツ過ぎずユル過ぎずです。
特にスパーはシビアに調整する事をお勧めします。
スパーの下シムはギアがメカボやベベルの軸受けに擦らない程度になるべく薄くします。
セクターとベベルの下シムはスパーと擦らない様にして下さい。
上側のシムはメカボを閉じてネジを絞めてスパーのクリアランスは0.1mm以下が理想です。
きつ過ぎると駆動時に負担となりますのでご注意下さい。
セクターはタペットプレートに、ベベルはモーターピニオンに押し付けられますのでスパーほどシビアにしなくても大丈夫です。
ギアへのグリスアップです。
ORGAではWAKO'Sビスタックを使用しております。
歯の部分に少量を吹きつけ筆で薄く塗り延ばします。
グリスは厚く塗れば良いと言う訳ではなく、多すぎると返って負荷となってしまいますので
なるべく薄く塗りましょう。
シリンダーはエアー量を増やす為にMagnusシリンダーセット Ver2~Ver6を使用します。
何度も申しますがG&G製M14EBRはM14用シリンダーではございません。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
そのままですとスカスカですのでシールテープを4~5巻きしてシリンダーに押し込みます。
シリンダーからはみ出た部分はカッター等で切り取って下さい。
ピストンはフルメタル歯の高耐久MetalTeeth&樹脂系ピストンを使用します。
ピストンにMagnusシリンダー用のピストンヘッドを取り付けます。
シリンダー内部のグリスも薄く塗り延ばします。
ORGAではWAKO'S耐熱シリコングリスを使用しております。
ノズル・タペットプレートは専用形状ですので既存品を使用します。
メカボにギア類、シリンダー周りを組込みます。
今回はAxisチューンですのでAxisスプリングを使用します。
ギアの軸部分、ピストンレールやタペットプレートのレール部にもグリスアップをします。
タペットプレートのセクターチップとの接触する部分にもグリスを塗る事によりタペットプレートの磨耗を防げます。
メカボを閉じモーターとアッパーフレームを取付けます。
今回の場合はこの状態でテスト駆動が可能です。
モーター位置の調整もこの状態で行います。
次にチャンバー周りのチューンに入ります。
チャンバーをバラし、バレルやHOPアームを取り出します。
HOPラバーは面HOPにする為電気なまず「辛口」を使用します。
面HOPにする事により弾の回転が安定し集弾性が向上します。
そのままでは大きいので縦横をチャンバーの窓と合わせながら細工用カッター等で切り大きさをあわせます。
そのままでは使用中にずれる事があるのでHOPアームに接着します。
バレルは毎度おなじみのMagnusバレルを使用します。
Magnusバレルは集弾性向上には欠かせないアイテムですね!
長さのチョイスですが初速を計りながら決定していきます。
スプリングレートや気密の状態、Magnusシリンダー使用等、諸条件によって初速は変わりますので・・・。
ちなみに今回は303mmを選択しました。
バレルとHOPを組み込んだらHOPが平らに降りてきてくるか確認します。
HOPを掛けて行きながらチャンバーの後ろから覗いて下さい。
斜めに降りてきたりすると弾が曲がります。
全てを組込み初速、ロングレンジにて試射をにて弾道をチェックして終了です。
2014年07月22日
東京マルイ M14 Axisチューン
古い記事のUPです。
自分的にはM14と聞くとどうしても...
次に最大の難所のシム調整です^^:
シム調整が終わったら、ギアのグリスアップをしていこうと思います。
シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。
他にも内部バーツのほかに外部パーツも取り付けます。
電動ガン パーツ、カスタム ORGA AIRSOFT
ORGA Blogで取り上げられているカスタムパーツは以下一覧からご覧頂けます。
# カスタム ピストン一覧
# 電動ガン 強化ギア一覧
# 電動ガン用 モーター一覧
# FireFly製品
# 強化メカボックス
# ORGAブランドパーツ一覧
サバイバルゲームに欠かせない LipoやBB弾も各種取り扱いしております。
2014年04月21日
#東京マルイ M14 SOCOM
M14の場合、Ver7メカボックスとなります。
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2014年04月03日
東京マルイ M14 EBR カスタム
M14 EBRとは...
メカボックスはVer7となります。
次にギアを交換します。
基本はWAKOSを利用していますが、この当時は、テストで制作したモリブデン系を利用していました。
メカボックス内部の作業が終わったら、メカボックスを閉じます。
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2013年01月22日
EBR Magnus ★
EBR Magnus
ORGAです★引き続き 以前作業分のUPです!
さて、EBRの本体をフレームから分離します。
EBRはM14系となりますので、VER.7となります。
マガジンホルダー部分、トリガー周り含めて取り外すと、こんな感じになります。
さて、メカボ内部を確認します!
まずは、内部をキレイに洗浄します。
今回はベアリング軸受を採用します。
ギアはSHSM14用強化ギアに変更します。
ORGAストックの中から相性のよい個体を選別して使用します。
SHSギアの方、在庫残り僅かになってきていますので、必要な方はお早めにチェックしてください。
メカボのネジは数本締めてシム調整をしましょう。
ネジを締めないでシムを決めてもクリアランスが変わります。
次にビスタックでギアのグリスアップです。
シリンダーはMagnusシリンダー for M14に変更です。
ボアアップシリンダーが大容量のエアーを放出します。
内面のグリスはシリコングリスを薄く塗り延ばします。
ピストンはお馴染みののSuperCorePistonです!
VER.7メカボはM4などのVer2に比べて内部が若干タイトですので、CorePistonを利用する場合、以下の部分を切削してあげないとメカボックスに干渉しますので、フライスで削ります。
給排気系が整いました!
すべてのパーツ準備が終わったら内部チューンの終了です。
メカボックスを閉じます。
この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
また、細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。
続いてHOP周りのチューンです。
フロント周りをバラしチャンバーを取出します。
HOPラバーはもちろん面HOPの「なまず」です。
面HOPなので弾に回転が安定してかかります。
弾速が規定値におさまったらロングレンジでの試射です。
弾道や距離、HOPのかかり具合をチェックし終了です。
2011年05月31日
EBR Magnus
ClassicArmy EBR Magnus
《Tune構 成》
[固体] ClassicArmy EBR
[Tune内容] ORGA Magnus
[軸受け] CA 7mmベアリング
[ピストン] SuperShooter メタルピストン
[ピストンH] ORGA Magnusピストンヘッド
[シリンダー] ORGA Magnusシリンダー
[バレル] ORGA Magnusバレル150mm
[スプリング] SHS 130%
[HOP] ORGA HOP Tune
[Mortor] CA Superトルク
[バッテリー] LiPo7.4~11.1v
-------
こんばんわ★ORGA teruです^^
忙しくて、BlogがUPできませんでしたTOT
作業場に篭り過ぎて、ちょっと廃人と化してますw
でも、今週6/4は初のAJITOに行くので楽しみです!
当日、僕は昼過ぎにフィールド入りする予定です。
どなたか現地でご一緒しますか???
さて先日作業のクラシックアーミー M14 EBR Magnusです!
CAのEBRかっこいいですね!
さっそく、分解していきます!
====================
ロアの取り出し
====================
まずは、ストックやグリップを外し、メカボックスを取り出して行きます。
CA独自のメカボックスでなかなかの精度です!
CAメカボックス全景です。
====================
メカボックスオープン
====================
メカボックスオープンです。
マルイさんのM14や他の14とは違い、ギアは通常のサイズのギアです。
シリンダーについても、M14用ではなく、72.2mmの通常電動ガンサイズです。
メカボ内部のパーツを全て外し、洗浄します。
軸受けは、7mmとなり、接着剤でしっかり固定します。
軸受けの接着が済んだら、シム調整です。
シム調整が終了したら、WAKOSビスタックでグリスアップします。
====================
Magnusピストンヘッド
====================
まだ、正式にはUPしていませんが、Magnusピストンヘッドを採用します!
※近日に公開します^^
ちなみに、260mmのバレルでもOnHop時に初速が上がりますw
楽しみにしててださい!
シリンダーはMagnusシリンダーです。
|-Magnusシリンダー
ピストンは、耐久性を考慮してメタルピストンへ変更です。
|-SuperShooterメタルピストン
実はですね・・・・・
カメラから画像を映す時に、間違って消してしまいまして^^;
EBRの画像は下記で最後なんですTOT
スイマセン。
最後の画像は、全てのチューンを終えて、ハイダーへの弾当たりを防止する為に、旋盤でハイダーの内径を広げています^^
EBRの画像はここまでです^^;
ここ1週間くらいで撮り溜めたチューンの模様を追ってUPします^^
2010年05月27日
M14 ORGA Magnus 納品★
M14 ORGA Magnus 納品でございます★
いや~M14良いですwww
今朝、早い時間に改めて弾道チェックの為、試射してきましたが、下手なエアコキより精度良いです
M14が流速に有利な点としては
・チャンバー+インナーバレルの相性が非常に良く、手を加える事で他のAEGとは歴然の気密性が出せる。
・インナーバレル外形とアウターバレル内径のクリアランスが極小であり、インナーから発射される空気と弾が、アウター内で暴れない。
・ピストン~ギア~モーターが横一線で配置されている為、トリガーワーク時にモーター回転による横方向へのブレが極小である為、射撃時にレティクルがブレにくい。
など、M4とかとは違う有利な点があります。
弾道もかなり素直ですw
ぶっちゃけ、僕も1本欲しいですM14(狙撃用でw)
これは当たりますよ
本日、Playerさんに連絡を入れて、納品となります★
2010年05月26日
完成M14★この後は弾道チェック!
M14 ORGA Magnusが完成しました!
まだ、弾道チェックはしてないですが、初速もバラつきが余り無く、なかなか良さそうな感じです★
G&G 0.25バイオ使用時の弾速
・NoHop : 81.68m/s (10発平均値)
・OnHop : 86.31m/s (10発平均値)
M14は、チャンバーの納まりが非常に良く、チャンバーから先(弾の出口まで)が一定なので、ロングレンジシューティングに取っては非常に有利な組み合わせです★
弾道チェックが楽しみです
最後の初速調整でバレルを9mmカット!↓↓↓
2010年05月25日
M14こんな時に^^;
配線をテフロン配線に変更中、M14内のストック内部用の配線の端子が無い(手持ちがない)ことに気がつきました!
くそ~ノッてたのに
一先ず作業は中断して、明日午前一番で端子を買いに行ってきます!
メカボ側の配線は終了
2010年05月24日
Magnus加工M14続き★ORGA Magnus
まずは、フレームからメカボックスを取り外し
メカボックスをOPEN
メカボックスのクラック防止加工と各所研磨をしてから、耐震の瞬間接着剤でメタル軸受けを固定★
その後、ライラクスのEGギア(純正トルク)にて、シム調性^^
シム調性後は、高粘度グリスを丁寧にグリスアップw
Magnusは基本、SUPER CORE ピストンを利用します。
Ver2用をM14(Ver7)用に加工して利用します。
スプリング無しで、ピストンを組んで、メカボックスを閉めて、指でベベルを回し、ピストンやギア、メカボのピストンホールなどに当たりが無いか確認して、更に数箇所を研磨。
同じ作業を繰り返して、当たりがなくなったら、低レートのスプリングを組んでテストドライブ用にくみ上げます。
※低レートのスプリングを入れた理由は、スプリングを入れた場合、ピストン後退に負荷が掛かり、指で回している場合と、当たりの感覚が変わるので、この作業は欠かしません(Ver2,Ver3でも)
組みあがったら、ニッカドの8.4vで揺る~くドライブさせます。
う~ん・・・箱だし時より静かかもw
この状態で、ニッカドのバッテリーが無くなるまで、バーストやらセミやらで慣らしをします。
一見、OKそうに見えても、出てきたりするんですよw 当たりが
その確認の為の作業をやりますw
確認後は、本チャンのスプリングに変更して同じ作業を繰り返してから、熟成(メカボを閉めたまま半日放置)させます★
2010年05月23日
M14 Magnus作業開始! ORGA Magnus
今日は、雨の中のゲームご苦労様でした。
千葉方面から東京へ戻ってるPlayerさんは、丁度 渋滞に嵌ってる頃ではないでしょうか?
雨ゲームは、精神的にも体力的にも疲れますので、帰り運転には十分に気をつけてくださいね!
眠くなる様でしたら、SA等で仮眠も良いと思いますよ
東京マルイ M14 ORGA Magnus 作業開始します★
M14は、Magnus効果という面では、M4やAKなどのVer2&Ver3メカボより、メカボックスの収まる位置が後退しているので、有利なのではないでしょうか?
飛距離性能ももちろんの事ながら、僕として期待しているのは「音」ですw
爆音の中にポフンという低い音が混じると、かなりカッコいいと思います
もちろん、メカボックスやギアは強化系のパーツを利用します。
Ver7メカボックスの場合、利用できるギアが限られているので、今回は、ライラクスの純正トルクを利用します。
M14の場合、他のギアでもいけるんですが、スパーギアの大きさが固有なので、選択肢が限られてるんですよね^^;
でも、このM14のPlayerさんは、LiPo11.1vでは無く、LiFeでドライブさせるとの事ですので、トルクギアではなく、純正トルクの強化タイプを採用しました。
ピストンは、ORGAでは必須のSUPER CORE ピストンを利用します。
ピストンは、Ver2やVer3用ですが、M14で利用する場合、ピストンの肉厚を数箇所減らしてあげないといけません。
とりあえず、メカボックスの加工と駆動系パーツの加工、調整に入ります。
給排気系も手を加えますが、あとはナイショ
それでは、楽しい時間を堪能しに行ってきます
chao