2016年05月31日
トレポン用 HEXマガジンサンプル届きました!
先日より公開しておりました、HEXマガジントレポン用 サンプルが届きました!アウターシェルのクウォリティーも申し分なく、民間系 外装カスタムを行ったトレポンとのマッチングは非常に良いです!
心配だった弾上がりの部分も問題なく、しっかり撃つ事が出来ます。
お客様お持込のトレポンでも上記の問題が発生しているケースがあります。
その事を受け、今後は、システマ = 純正 という概念ではなく
と言っても、同じ日本人として、システマ製の製品押しですが^^;
さて、本HEXマガジンですが、既に入荷に当っての交渉を始めておりますので、具体的な入荷時期や金額が確定したら、改めて公開させて頂きます!
2016年05月31日
【ドレスアップパーツ】TROY TRX再入荷!!!
エアガンレプリカパーツでも有名なTROY INDUSTRIES(トロイ インダストリーズ)は、アメリカの銃器及び銃器部品の製造メーカーです。また、トロイは、スミス&ウェッソンM&P15に採用されている部品の製造も請負う米国政府の指定業者です。
TROYの産業は確固たる信頼性と製造レギュレーションより確立され、革新的な製品を製造する為に設立されました。
TROYと同等の人気のあるナイツアーマメントエアソフトURXシリーズも再入荷しております!
2016年05月30日
【初速調整】 WEガスブロに付帯するNPASに関して
ORGA AIRSOFTで販売するWE-TECH ガスブロバックライフル/SMGは全てRATECH(ラテック)のNAPSが標準搭載されております。
NAPSとは?
NPAS(エヌパス)とは、ボルトキャリア内に設置されたパーツで、マガジンから上がるガスを初速側とリコイル側へ振り分ける流量を可変できるシステムです。標準搭載されているNPAS調整を行うには以下のツールを利用します。
・NPASレンチ(銃に付属)
・小さいマイナスドライバー
※ RATECH製の7075アルミNAPSノズルを利用する場合は、付属のレンチを挿入し回して頂くだけで調整が出来ます。
NAPS調整方法
下記の様にNPASの同部分に「開いている穴にマイナスドライバーを差し込んで」頂き、付属のレンチを前方より入れ、ゆっくり回してください。
同部分に「開いている穴が見えていない場合」は、マイナスドライバーをNPASの隙間に挟む様にしてNPAS自体を固定し、穴が見えるまで回してください。
NPASのフランジ部分が中央(前50% 後ろ50%)部分に位置する状態がWE純正状態となります。
右回転で初速が下がります(リコイル側にガスが流れる)
左回転で初速が上がります(放出側にガスが流れる)
WE本体とパーツなど
以下より、ORGAで取り扱っている製品をご覧いただけます。
・WEガスブロ本体はこちら
・WEガスブロ用 マガジンはこちら
・WEガスブロ用 各種パーツはこちら
2016年05月30日
【ドレスアップ】トレポンアッパー再入荷!
ORGA AIRSOFTです★
多数のお問い合わせを頂戴しておりました、トレポン用 システマ純正アッパーレシーバーが再入荷しております!
良くBlogでもUPしている、マルイM4MWS GBBでも同じなのですが、日々、トレポンのコンプリート製作や外装カスタムの依頼を頂戴し、パンパンの状態で作業を行っておりますが、殆どのトレポンが民間系の外装カスタム仕様にする事が多いです。
チャージングハンドル
ダストカバー&フォアードアシストノブ
アッパーAssyを作る!と一言で言っても、どんな組み合わせがいいの?と思う人も多いと思います。
以下、一部ですが、弊社 エアガンパーツ プレビューのOUTLINEから抜粋した画像を掲載致します。
2016年05月29日
ベアリング付きスプリングガイドの注意点
電動ガンカスタム時のポイントについて簡単ではございますが記載させて頂いておりますのでご覧下さい。
本日の電動ガンカスタムのポイントはベアリング付きスプリングガイドを使用する際の注意点です。
カスタムの際、ベアリング付きスプリングガイドはスプリングのねじれを吸収してくれるので使用される方も多いと思います。しかし気を付けなければいけない部分もあるのです。
ベアリング無しのスプリングガイドに比べベアリング付きは厚みが出る為、スプリングの最圧縮時のスペースが短くなります。
これにより使用するスプリングに因ってはピストンがリリースする前にスプリングが最圧縮状態となりロックしてしまいます。
例えば下画像のベアリングはG&P製Ver2スプリングガイドですが後部よりスプリングが当たる部分までは7mmです。
これがベアリング無しですと4mm程度ですので3mmはスプリングの圧縮スペースが無くなる訳です。
CORE製ベアリング付きスプリングガイドは7.5mmくらいです。
最も厚さがある部類のVFC製のスプリングガイドは後部よりスプリングが当たる部分までは10mmです
ベアリング無しですと4mm程度ですので6mm分のスプリングの圧縮スペースが無ります。
6mmですと約ギア2枚分引きしろが無くなる事になります。
使用するスプリングにも因りますが、もしピストンが最後部でロックした場合はこの辺りを疑ってみるのも良いかもしれません。
対策としましてはベアリング無しの物に変えるかスプリングガイドを分解しベアリングを取ってしまう方法もございます。
ちなみにピストンヘッドのベアリング付きのタイプも同じ事が言えますのでご注意ください。
2016年05月28日
トレポン用 EPMマガジンとHEXマガジン
最近どうですか?(何が?)
ORGAの方は相変わらず忙しく、事務所スペースとマンパワーの悩みで日々悩んでおります。
現在の事務所ですが、お越しになられた事のある人はご存知かと思いますが 「事務所スペース+作業スペース」 と 「倉庫」とで、足の踏み場も無い程、殺伐としております^^;
既に、新事務所へ移転する(したい)為、物件探しはしているのですが、なかなか良いのが出てきません。。。
マンパワー部分でも、ORGAの方は現在4名で回しているんですが、ORGA以外の事業(サバゲー・ミリタリー関係)でもリソースが足りておらず、2人くらいスタッフを増やしたい次第ですが、上記の事務所問題でデスクが作れませんTOT
事務所が整ったら、求人等告知させて頂きますので、その折には宜しくお願い致します。
さて、トレポン用のNEWマガジンのサンプルが もう間もなく届きます!
今回は、以下の販売展開を行います。
PTS : EPMマガジン
DYTAC : HEXマガジン
PTS EPMマガジン
本当はね~純なEマグがね~欲しかったんですけどね~。。多分、出ないと思います(今後も)
ですので、EPMで我慢するしかないんでしょうね。。。
PTSの方からはサンプルが発送されるますので、届き次第 「リップ形状」 と 「弾上がり」の確認をして、本発注となります。
価格は、Pマグと大差ない程度かと思います。
内部のシェルは、Pマグの物とは若干違うみたいですが、サンプルが届くまではなんとも言えませんので、直ぐUPしますね!
DYTAC HEXマガジン
HEXマガジンも需要あると思いますよ!弊社の方で良くコンプリートで作る BAD556 とも相性は抜群だと思いますし、最新のFortis Switch ハンドガードの様な奇抜なデザインの外装トレポンとのマッチングも良いと思います。まだ届いてませんが、HEXマグは既にサンプルが発送されてますので、直ぐに情報UPできると思いますので、楽しみにしててください。
そういえばですが、以前公開させて頂きました、弊社で運用している
エアガンパーツのプレビューサイト アウトライン の方、カテゴリーが見難かったので、修正しておりますので、多少使い易くなりましたので、是非ご覧ください。
まだまだ、コンテンツは少ない(弊社カメラマンがオーバーフローしておりまして)のですが、2000アイテムくらいは増えますので楽しみにしててください!
2016年05月27日
【MARSOC使用!】トイソルジャーLV-MBAVカスタム品入荷!!!
先日、トイソルジャーからLV-MBAVが入荷しましてブログにてご紹介した途端に品薄状態となり残り1着となりました!!!
そんな人気のLV-MBAVのカスタム品が本日入荷致しました!
どうカスタムされたかと言いますと、胸の部分にベルクロが装備されており、パッチを貼る事ができます。
実際の隊員も同じようなカスタムを行っており、レイダースパッチや星条旗を貼っている写真が多いです。
実物同様の生地を使用し、肩の部分とカマーバンドのベルクロ部分にはハイパロンと呼ばれる特殊な生地を使用しておりますので、実物のLV-MBAVを忠実に再現しています。
トイソルジャー クライタイプ LV-MBAVベスト カーキ カスタムVer Mサイズはこちらからご覧頂けます。
2016年05月26日
NEOX LIPOバッテリー大量入荷!!!
3セルが独立したセパレートタイプの為、多彩な利用方法が選択できます。
スティックタイプのLiPo同様、3セルを束ねれば、1本のスティックへ。
セパレートさせることで、RAS内部への格納する事ができます。
サイズは100mm×20mm×5mm×3となります。
容量がUPしたにも関わらず、バッテリーサイズはコンパクトになっています。しかも、ストックパイプ内に格納する事を前提に、配線が半分の長さになってます。
2016年05月26日
【最新グリーンベレー使用!】アングリーガン SOCOMサプレッサー入荷!!!
HOT HATタイプは、ハンドガード方向にブラストが向かないように、帽子のツバのようなフランジが備わっているタイプとそうでないタイプが御座います。どちらも民間系のカスタムにオススメのハイダーです。
今回は東京マルイ M4MWS用とWE GBB用の2種類入荷しておりますので合わせてご覧頂ければと思います。
最後に御紹介する商品は、アングリーガン WE M4/M16/MSKシリーズ対応 アルミホップアップチャンバーです。
2016年05月25日
東京マルイ次世代AK102 電動ガン Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日は東京マルイ製次世代AK102のMagnusチューンのご紹介です。
次世代系の銃は使えるパーツに限りがあり、従来型の銃と違い極端に強いスプリングは使えません。
従いまして発射音も限りがあり、従来型の様にはいきません。
ではカスタム作業に入ります。テイクダウンラッチを持ち上げアッパーハンドガードを外します。
レシーバーカバーも外します。
続いてウェイトカバーを固定しているネジ左右6本を外します。
このネジを外すのは特殊な工具が必要です。DTY-03というドライバーを使用します。
ウェイトカバー前部にあるボルトリコイルとチャージングハンドルを外します。
これでウェイトカバー後部を持ち上げながら外します。
リアサイトベースを固定しているネジを外します。
ロアハンドガードは赤丸のネジを外しハンドガードキャップをずらせば外れます。
HOP部の上蓋を外します。
リコイルバーの固定ネジを2本外し、リコイルバーを外します。
これでフロント周りを引き抜き外します。
次にメカボを取り出します。
グリップ底のネジを外すとグリップが外せます。ストックを折りたたむとメカボを固定しているネジが出てくるのでこれも外します。
モーターハウジングも外します。
これでメカボが取り出せます。
ウェイト部を外します。
メカボのネジを外しメカボを開けます。
メカボ内パーツを取り出しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA6mm次世代用軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
耐久性向上の為にプロメテウス次世代電動ガン用 AK/G36用 ハードピストンを使用します。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし従来AK&次世代AK用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボに各パーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じウェイトも組み込みます。
モーターをセミの切れ向上の為に東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組込みます。サマリウムコバルトモーターはロングタイプですのでピニオンを外しシャフトをカットしショートタイプに加工します。
ピニオンの取り外しはモーターピニオン交換ツールを使います。これがあるとピニオンが破損した時の交換にも使えるので揃えておきたいツールです!
これでショートタイプになりました!
メカボをフレームに組込み、モーターフランジも組んでテストドライブです。
続いてフロント周りのカスタムです。
HOPダイヤルのネジを外しダイヤルを外すとチャンバーが抜けます。チャンバーからインナーバレルとHOPを外します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
しかし次世代AKのチャンバーには前後のカットが必要です。接着も忘れずに行いましょう。
これらを組み込んで初速調整をし、ロングレンジ試射を行いカスタムは完了となります。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
2016年05月24日
【光学機器】 小型且つ軽量のC-MOREタイプドットサイト入荷!!!
多くのプレイヤーさんが付けているのを見る、リフレックスやC-MOREのような小型のドットサイトです。
リフレックスは初期アフ装備には持って来いのドットサイトでアメリカ軍を初め多くの部隊が使用しています。リフレックスは進化をし続けC-MOREのような形や様々なデザインで発表されています。
C-MOREは軽量ながらデザイン性に優れたドットサイトです。
M4はもちろんP90などに載せてもかっこよく、形状は違えど性能はどれも優れておりますのでオススメです。
小型でスタイリッシュなチューブレスドットサイトで、レンズもクリアでドットがはっきりと認識出来ます。
M4A1はもちろんP90やG36C、MP7等様々な20mmレイル装備エアガンに搭載可能。
22mmのルビーコートレンズを採用し迅速な射撃や動く標的への射撃に最適な光学サイトです!!
無段階の輝度調整機能搭載で4パターンのレティクルパターンの変更が可能!!
ドットカラーはレッド/グリーン、付属の六角レンチを使用しスクリューでの照準調整(上下左右)調整が可能です。
本体はアルミ合金製で丈夫で軽量です。
今回は、GLOCK18C / 17用のマウントも入荷しております!!!
OPTICS ALG Defenseタイプ GLOCK用マウント&マグウェルセット BKです。
2016年05月24日
トレポン用 BB弾リリースアダプター入荷!
トレポンをお使いのプレイヤーさんはマガジンの弾抜きとかどうされてますか?
試射レンジなどで打ち切る方もいれば、直接BBボトルに戻す方もいるかと思われます。
そんな時の為にこちらのトレポン用 BB弾リリースアダプターがオススメです!!!
本アダプターをBBボトルに取り付ける事でトレポンマガジンの弾抜きがスムーズに行え、マガジンフォロアーが無くなる心配も御座いません。
トレポン用 BB弾リリースアダプターはこちらからご覧頂けます。
2016年05月23日
トイソルジャーLV-MBAV入荷!!!
ORGA AIRSOFT Shuです。
本日、トイソルジャーからMARSOCが着用していることで有名なLV-MBAVが少数入荷致しました!!!
LV-MBAVは現在、海兵隊の特殊部隊MARSOCでのみ使用が確認されています。
そもそもこのLV-MBAVがMARSOCのリクエストに答える形でデザインされたのもなのか、たまたま買い手がMARSOCしかいなかったのか、なんとも謎につつまれた存在です...^^;
さらに米国でも一般販売すらしていないので、実物は入手困難で見ればみるほど昨今のアーマー・プレートキャリアのデザイン傾向からかけ離れたそのスリックな形状。
MBAVソフトインサートとSAPIプレートをそれぞれ収納できる構造ですが、本体にはモールウェビングの類が一切ありません。
LV-MBAVはインサートのマガジンポーチやチェストリグとの組み合わせを多く見受けられます。
トイソルジャー クライタイプ LV-MBAVベスト カーキ Mサイズはこちらからご覧頂けます。
そんなLV-MBAV用のインサートマガジンポーチも入荷しております!
LBT製のカンガルーポーチのようなデザインですが、ベルクロが全面に付いている為マガジを入れてもしっかりと保持されマガジンの抜き挿しもしやすくオススメです。
トイソルジャー LV-MBAV用インサートM4マガジンポーチはこちらからご覧頂けます。
他にも人気の高いトイソルジャー NSWバージョン PACAボディーアーマーも再入荷しております!!!
アメリカンスナイパーやローンサバイバーなどの影響で人気が高くすぐに品薄状態なってしまいますのでお早めにゲットして下さい!
トイソルジャー NSWバージョン PACAボディーアーマーはこちらからご覧頂けます。
2016年05月23日
東京マルイ次世代HK416Dデブグル電動ガン
昨日のサバゲーはどうでしたか?天気も良く最高のサバゲー日和だったのではないでしょうか?
弊社の方も季節柄、電動ガンのカスタム依頼や修理などの依頼が冬場に比べると圧倒的に多くなって来ております。
特に、役2ヶ月ほど在庫を切らしておりました、ORGAカスタム定番のメタルピストンが大量に再入荷した事から、お待ち頂いておりましたカスタム作業に日々終われております。。
先日入荷しましたメタルピストンですが、取り急ぎ第1便として200個くらいしか無く、既に残80個程になってしまっておりますが、6月中旬過ぎには、3000個程入荷する予定ですので、暫く大丈夫そうです。
メタルピストンはこちら
さて、本日は、大変人気のある東京マルイ製次世代HK416DデブグルのMagnusチューンのご紹介です。
それでは作業に入ります。フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアをばらします。
チャージングハンドルやブローバックシステムを外します。
バッファーリングをレンチを使って緩めます。
次世代M4系用レンチはこちらです。
配線カバーのネジを外しカバーを取ります。
端子のハンダを外し配線を外します。
バッファーリングとプレートから配線をかわし、バッファーチューブを取ります。
グリップエンドのネジを外しモーターを取り出し、グリップも外します。
矢印の歯車がアンビ機構に連結しています。
HK416はこの機構があるので電動ガンM4用グリップには変更出来ません。
かならず次世代HK416用のグリップを使用して下さい。
マガジンキャッチ・トリガーロックピンを外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にし、メカボの前側を上げボルトストップを外します。
続いてメカボ後方を持ち上げながら前方向にメカボを取り出します。
これでメカボが取り出せました。
次にメカボのカスタムに入ります。
メカボを開けます。
ここで使われているシリンダーは加速ポート付きシリンダーになります。
FULLシリンダーと加速ポート付きシリンダーの違いにつきましてはこちらでご説明しております。
メカボ内パーツを取り外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為、ORGA次世代用軸受けを使用致しました。
軸受けの組込み方のコツはこちらよりご覧頂けます。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
今回はバッファーチューブ内に配線を通すのでそのままでは短い為テフロン配線に交換します。
テフロン配線はこちらです。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンは耐久性向上の為にSHS製次世代M4用メタル歯ピストンを使用します。このピストンは歯と本体の接着をお勧めします。
詳しくはこちらよりご覧下さい。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。そしてメカボを閉じます。
メカボをフレームに納めます。
続いてバッファーチューブの加工に入ります。
バッファーチューブの蓋を緩めます。ネジロックで固定されているのでヒートガン等で温めると簡単に回ります。
蓋を取るとウェイトが外せます。
真ん中のネジを外してバッファーチューブ後方の端子を外します。
配線を通す穴を開けます。ORGAではフライス盤を使って開けています。
円形でも配線を通すだけなので大丈夫なんですが、配線に負担が掛からない様に細長い穴を明け、角は面取りしておきます。
純正スプリングガイドはウエイトから出ているステーに差し込む様になっているので、ウェイトを外すとスプリングガイドが固定出来ません。そこで従来電動ガンVer.2用のスプリングガイドを使用します。
今回はG&P製Ver2用スプリングガイドを使用しました。
バッファーチューブに干渉するので耳は切り落とします。
M5の皿ネジをでバッファーチューブ内からスプリングガイドを固定します。
これでスプリングガイドがしっかり固定出来ました。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブを組みこみます。
配線はこんな感じでバッファーチューブ内に通します。
長さを合わせ先端にミニコネを付けました。
これでバッファーチューブ内にLipo7.4vスティックタイプが入ります。
モーターはセミのレスポンスが抜群の東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用します。
スイッチ接点保護の為にSBDも組込みます。
これらを組み込んでテストドライブです。
Magnusスプリングを組み込んでもサマリウムコバルトモーターのおかげでセミの切れは抜群です!
SBDも組み込んでるのでスイッチ接点の焼けも気になりません。
フロント周りのチューンに入ります。
チャンバーをバラします。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
バレルとHOPをチャンバーに組込みHOPを掛けていきHOPが水平に降りてきてるかチェックをします。HOPアームのの精度に因ってHOPが水平になってない場合があるのでお気をつけ下さい。
これらを組込みアッパーとロアを組んで初速チェックです。流速の場合はHOPを掛けていくと初速が上がるのでこれを考慮し初速を決めましょう。今回はバレル長190mmで調整しました。
ロングレンジ試射を行いカスタムは終了となります。
2016年05月22日
【修理】次世代SCAR-H電動ガン 修理
以前にMagnusチューンを施しました東京マルイ製次世代SCAR-Hの修理のご紹介です。
今回のご依頼は通電不良とオーバーホールでした。後々判明したのですが、今回の不具合は次世代M4系や次世代SCARにはたまに起こる現象でセレクターレバーでスイッチ側面の電極をON・OFFするのですが、そこが接触不良を起こし通電不良となっていました。
通電不良の場合はどの箇所で通電が妨げられているか突き止めなければいけません。
各配線に断線がないかテスターでチェックをしながら作業を行います。
メカボを取り出します。分解カスタム作業は過去にも行っておりますのでこちらよりご参考にして下さい。
オーバーホールの過程で各パーツを洗浄しながらチェックします。
セクターギアの掛かり終わりのギアが磨耗しておりましたので新品と交換しました。
先ほどご説明したスイッチ側面接点の不良箇所です。
ORGAブログにて接点不良対策の詳細な説明をしております。
ここを改善し通電不良は解消しました。
スイッチ接点保護の為にSBDも組み込みました。
後はMagnusスプリング次世代用と東京マルイ製チャンバーパッキンもへたりが見られましたので交換致しました。
今回のご紹介はこれで終了です。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
2016年05月20日
話題のBADタイプPDWストック入荷!!!
2016年05月20日
☆大人気のFortisハンドガード再入荷!!!
2016年05月18日
VFC VR16 CALIBUR CQC 電動ガン入荷!!!
2016年05月17日
トレポンBAD556コンプリート製作
2016年05月16日
人気の外装パーツ再入荷!!!
2016年05月16日
J-Armament メタルピストン14歯再入荷!!!
ピストンって、いろいろあると思うんですが、基本的に高耐久な物がベストだと思うんですよね。
ORGAのカスタムでも基本的には、高耐久の物を利用しています。
確かに、プラ系や樹脂系などのピストン歯(特にセクターギアの当たり始め)が弱かったり、掛け易かったりすると、あっさりピストンクラッシュしてしまいますので、歯の部分はメタル等が好ましいと考えています。
ELEMENTから始まり、多数メーカー、SHSなど色々な物がありましたが、現在はこのピストンに落ち着いています。
理由は、いくつかあるんですが
【歯の耐久性】
よく、安価メタルピストンで、歯の部分がアルミっぽいギラギラしたのがあると思いますが、欠けてしまいません??
他メーカーでもメタル歯の物は見受けますが、歯のピッチや高さが合ってなかったり、酷い物だと、セクターギアが空回りする様になってしまったりと。。
今回、ORGAで採用しているピストンは、ピッチ、硬度、高さについて文句無い設計でした。
最近のMagnus等でも利用しています。
【ボディーの硬度】
一見、プラのボディーと言っても、実際は素材は色々あって、数あるプラボディーの中では、樹脂系、若しくは樹脂系混合のプラ?というのでしょうか?多少粘り気のあるプラ素材で生成されているボディーの方が耐久性があります。
まぁ、ボディーですので、全体的な耐久性は関係ないのですが、1部分の耐久性が重要になります。
その部分は、歯の一枚目を支えるプラの部分。
良く次世代用のメタルピストンで発生する事案なんですが、セクターギアが回ってきて、セクターの1枚めとピストンの一枚目がぶつかった際に、ピストンの歯を支えられず、ピストンボディーの端が吹っ飛んでしまい、歯ごとすっ飛んでしまう事があるとおもいます。
これが、ボディーの耐久性に関する事なんですね。
【ピストン全体の大きさ】
別に大きくも小さくもありませんが、良く、VFCのVer2メカボや、M14のメカボだと、メカボを閉じてビスで締めるとピストンがキツくて動かない。。。って事が、他のピストンだと結構あります。
今回紹介するピストンは、殆どの電動ガンでストレスなく利用できます。
【歯が14枚歯】
これは、基本的にどのピストン(高耐久物に限り)にも採用して欲しい事なんですが、最近では、Lipo利用が殆どだと思うんです。PDRなんかもそうなんですが、コンパクトな11.1Vなども出ているので、11.1V仕様、若しくは、7.4でもNEOX LIPOの様な高出力タイプでドライブするPlayerさんが多いと思うんです。
ということは、自ずとサイクルも上がるという事ですので、ピスクラ対策面でも15歯のフルティースよりも、14歯の方が断然ピスクラを起こしづらいと考えます。
今は、1J規制がありますので、無理に15歯で鬼レートを引っ張る事もないと思いますので、14歯、それもメタル歯の方が断然運用しやすいピストンですね★
MetalTeethである事の他、ピストン本体がプラでは無く、樹脂系の混合素材で整形されている事で、ピストン歯に掛かる衝撃にピストン本体の材質が負けない仕様になっています。
商品ページはこちら
以下の写真の様にMetal部分は外せますので、ご利用の前 粘性のある接着材で接着して頂く事で更なる耐久性が生まれます。
ノーマルセッティングへはもちろん、ハイサイクルからハイレートスプリングを利用するロングシューティングのセッティングに至るまで、全てのカスタムに対応します。
2016年05月16日
ロングモーターのショート・ミドル化加工
ORGA AIRSOFT TAKAです。
電動ガンカスタム時のポイントについて簡単ではございますが記載させて頂いておりますのでご覧下さい。
本日の電動ガンカスタムのポイントはロングモーターのショート・ミドル化加工についてです。
手元にあるのはロングモーターだけだったり、ミドルやショートタイプのモーターが入手出来ない場合にロングモーターのシャフトをカットし使用出来ます。ORGAイチオシの東京マルイ製サマリウムコバルトモーターもロングタイプのみですし、ハイサイ用の東京マルイ製EG30000もショートタイプは入手が困難だったりします。こういった場合もこの方法でお好みのモーターを使用する事が可能となります。
まず必要なのはモーターピニオン交換用ツールです。
ピニオンが外せないと始まりません!
ORGAではエレメント製モーターピニオン交換ツールを使用しています。
ピニオンが破損した場合もモーターごと交換しなくても、ピニオンを交換すれば復活するので優れ物といえるツールですね。
ツールにモーターをセットしピニオンを外していきます。
少し固いですが頑張ってハンドルを回して下さい。
ピニオンが外れたらシャフトの長さを測り印を付けます。
モーターは位置調整が出来るので多少の長さのズレは大丈夫です。
シャフトを切断する際に開口部に切断カスが入るのでテープ等で塞ぎましょう。
マスキングテープで塞ぎました。
万力にシャフトの先端を噛んでORGAではリューターを使ってカットしていますが鉄ノコでも切れます。
この時にモーター本体側を固定するとシャフトを曲げてしまう事があるので注意して下さい。
シャフトの切断が出来たらマスキングテープを剥がし、モーターピニオンを圧入して完了です。
2016年05月15日
電動ガンVFC製KAC PDW Axisチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日はVFC製KAC PDW 10インチのAxisチューンのご紹介です。
実銃としてのKAC PDWはコンパクトで、サブマシンガンと同程度の軽量さ、より長い射程(戦闘射撃場(200-300m)のローエンド)を持つことを目的として開発された。PDWは主に、実戦部隊でなく、後方や非戦闘地域での活動を担当する部隊や非戦闘員に支給されるための小火器である
それでは作業に取り掛かります。
フレームロックピン(F)を外してアッパーとロアを分解します。
ボルトストップ、マガジンキャッチとセレクターレバー(両側)を外します。
トリガーロックピンの固定パーツを後方にずらしながら外しロックピンを抜き取ります。
これでメカボが取り出せます。
メカボを開けメカボのカスタムに取り掛かります。
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
ギアはCORE製強化ギア18:1を使用し給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
セクターチップの組込み方のコツはこちらからご覧下さい。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
VFC製のタペットプレートは破損しやすいのでGUARDER Ver.2 タペットプレートを使用します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
今回はAxisスプリングを組込みました。
メカボを閉じます。
オーナー様のご要望でグリップをCAA Airsoft UPG16-1 グリップ BK 電動ガン用に変更します。
これはM4用のグリップなのでロングタイプのモーターが使用出来ます。
ちなみにPDWの純正モーターはミドルタイプです。
メカボをロアに組込み先ほどのグリップも組込みます。
モーターはセミの切れを重視し東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用し、スイッチの接点保護の為にSBDも組込みます。SBDは安価でスイッチ接点の保護をしてくれるのでサマリウムコバルトモーター同様お勧めのパーツです。
モーターを組み込んでテストドライブです。セミ・フルでの駆動チェックやモーター位置調整も行います。
フロント周りのチューンに入ります。
バレルやHOP周りをばらします。
バレルはAxisスプリングと相性の良いMagnusHDバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
バレルとHOPをチャンバーに組込み全て組上げて初速調整を行います。
今回はバレル長240mmで調整しました。
初速調整が終わったらロングレンジ試射を行いカスタムは終了となります。
2016年05月14日
セルシウス AKM電動ガン ギアボックス続2
ORGA AIRSOFT TERUです★
前回からの引き続きにて、セルシウスAKのギアボックス内部の方、公開いたします。
業務連絡
明日は、FirstさんのSVGサバゲーイベントが奈良のブッシュマスターで御座いますが、自分も顔出しますので、お会いしました際には宜しくお願い致します。
さて、セルシウスの話に戻ります。
以下の通り、セルシウスのギア構成では、セクターギアとプラネタリーギアのみトレポンで利用されているギアと互換性があります。
以下は、ギアボックス L側ですが、前回の記事でも書いたんですが、以下に着いている擦れ跡が、ギアボックスのクリアランス設計の甘さが出ている部分です。
とりいそぎ「どんなもんか?」 システマ製のギアに交換してみました。
結論、特にコレと言って良くなった別けではなく、セクター周りよりも、べべルやスパー、ブリッジギアに問題がありますね。
以下は、スパー(トレポンで言うサンギア)ですが、ヘリオカルではありません。ここがヘリカルで無い分、1枚ギアが増えて4枚構成になっているのだと思います。
自分としては、製造に付帯する費用の面で、ヘリカルを止めたのかな?と思っています。
重ねると以下の様な感じです。
ブリッジギアは内部にベアリングが埋め込まれています。
まず、ダメな点(修正すべき点)としては、2つの軸位置と歯のピッチに対して、ギアの外径が若干大きいです。
以下の状態で動かす分には、全く問題ないんですが、ギアボックスを閉める(以下の見えてる側のシャフトがギアボックスの軸受けに納まる)と、ギア同士のクリアランスがキツくなり、抵抗になっています。
逆にスパーを外してギアボックスを閉めた場合は、ブリッジギアとベベルはスムーズに回ります。
この部分は異音に繋がる部分なので、CELCIUSに伝えました。
また、各ギアの高さの調整も見直しが必要です。
たとえば、以下のブリッジギア部分が、ギアボックスに触れてしまい、擦れ音が発生したりしています。
取り急ぎ、0.1のシムを挿して持ち上げた事によって、擦れは無くなりましたが、ギアボックスL とのクリアランスが減ってしまいましたので、対策をCELCIUSに伝えました。
べベルも以下の用にヘリカルではありません。
以下の部分にヘリカルが収まるのですが、大分擦れ跡が強く出ていますので、シムを足してテストをしておりますが、他のギアやモーターのピニオン位置などの調整が必須となってしまいますので、現実的ではありません。
物は悪くないAKM
基本的にCELCIUSの新型AKMですが、メカニックとして弊社が手を入れれば、先方出荷時よりも良くなりますが、それではコンプリートとしてどうなんだろう?と感じています。全てのパーツが完璧に設計されていて、より良くする為に手を入れるのであれば、良いと思いますが 「それ以前」にCELCIUSとして設計を見直す必要があると感じていますので、問題点をリストアップし、先方へ設計見直しの依頼を掛けます。
物は悪くないんですよ?でも、楽しみにして頂いているユーザーさんが多いからこそ、日本販売元として 「しっかりとした商品」 を販売したいと思いますし、その分、何かあった時のサービス窓口としても、末永くお付き合い頂ければと思っているからこそ、結構辛口に記載しています。
2016年05月13日
セルシウスAKM ギアボックス チェック
さて、日中は「じっくり腰を据えての作業」が出来ない為、夜 こっそり事務所でAKMを解体してました。
時間の制約があるので、序所にではありますが、以下公開させて頂きます。
AKMモーターとシリンダーAssy
モーターは、社外のモーターを流用できます。取り急ぎ、FCCのG3.5を付けてみたんですが、そんなに大差は無い感じです。※以下はCELCIUS モーターです。モーター自体はトレポンと同じ型で固定されていますので、ビス4本でグリップを取り外す事ができます。シリンダーの後方2本のビスを外せば、ユニット毎取り外す事ができ、直ぐにAKMギアボックスとチャンバー関係が見えます。
AKMのセレクターは以下の様に「専用」となっています。
従来のAK電動ガンって、このセレクターに付帯しているパーツがナメやすく、すぐにセミ・フルがおかしくなりますが、このAKMの仕様であれば、その心配は全くありませんので、安心しました。
さて、以下は専用のECUです。ボルトストップの検地スイッチ部分がM4などとは異なりオリジナルの設計となりますので、専用での利用となります。
以下は、ストックなんですが、基本的には電動ガン用のストックにFETが埋め込める様にスペースを作っている型です。
モーターのハンダとストックを外すと、フレームに組まれたギアボックスのみとなります。
ギアボックスはフレーム外側からのピン と フレームにビス2本で固定されていますので、こちらも簡単に取り出す事ができます。
シリンダーAssyとギアボックス単体だと、以下の様な感じです。
ギア内部は以下の様な仕様です。
ギアボックスを分解する前に、各ギアとギアボックスのクリアランスを確認しましたが、大分キツイ感じです。
現状の状態でのドライブ感は悪くないんですが、上記が起因している為、音が若干煩いです。
次回は、各ギアの紹介等を掲載致します。
2016年05月12日
電動ガンVFC HK417 Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日はVFC製HK417のMagnusチューンのご紹介です。
実銃としてのHK417はイラクやアフガニスタンにおいて、対テロリズム戦などでの7.62mmライフルの有用性が再評価されたことを受けて、H&K社が5.56x45mm NATO弾を使用するHK416の口径拡大型として開発したものである。それではカスタムに入ります。フレームロックピンを外してアッパーとロアを分解します。
ストックパイプリングを緩めストックパイプを外します。
セレクターレバーを取り外します。
グリップエンドのストッパーを外しネジを2本外したらグリップエンドを外します。
配線の通し方はスタンダードですね。モーターを外しグリップも外します。
フレーム後部にあるメカボ固定ネジを外します。
続いてメカボのカスタムを行います。
メカボを開ける前にカットオフレバーのテンションスプリングを外しておきます。組み付ける時はこのスプリングを忘れずに掛けましょう。
トリガーASSYを外しメカボを開けます。
メカボ内のパーツを外し洗浄します。
軸受けはORGA8mm軸受けを組込みます。軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
ギアはCORE 18:1 強化ギアを使用し給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。セクターチップの組込み方のコツはブログでも紹介しておりますので宜しければご覧下さい。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
VFCの純正タペットプレートは破損しやすいので強化タイプのGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートを使用します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。
メカボを閉じてトリガーASSY等を取り付けます。
この状態でノズル先端から細い棒状の物でピストンヘッドを押して動きをチェックします。ピストンがキチンとレールに入ってないと動きがきつくなるので解かります。
モーターはセミのレスポンス向上の為に東京マルイ サマリウムコバルトモーターを使用します。燃費も向上するのでバッテリーの交換頻度も減ります!
メカボをロアフレームに組込み、グリップやモーター等を組込みます。セレクターレバーも組込みテストドライブを行います。モーターの位置調整も行いましょう。これでロア周りのカスタムは終了です。
続いてチャンバー周りのカスタムに取り掛かります。
チャンバーからHOPアームとインナーバレルを外します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMNSION HOPをHOPアームに接着して使用します。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込みます。HOPダイヤルを回しHOPが水平に降りてきているか確認します。
HOPアームの製品誤差によりHOPアームのが斜めになっている場合がございます。その場合はHOPアームの方を削り水平になる様に接着して組み込んで下さい。
アウターバレル内のセンター出しの為にインナーバレル先端部にシールテープを巻いてアウターバレルに差込みます。
シールテープの巻数はアウターバレルの内径により異なりますのでアウターバレルに合わせ調整して下さい。
今回はアウターバレルの基部(シルバーのパーツ)の内径がアウターバレルの内径より細くシールテープを巻いたインナーバレルが差し込めないので切削しアウターバレルと同じ内径にしました。これによりシールテープを巻いたインナーバレルがスムーズに入ります。
これらを組込み初速調整をおこないます。
初速調整はインナーバレル長で調整し、限度はありますが短いと低く長いと高くなります。今回はインナーバレル長182mmで決定です。
初速調整やセミ・フルのチェックが終わったらロングレンジ試射を行いカスタムは終了です。
2016年05月10日
システマFULLシリンダーケース
先日公開致しました、システマ トレポンパーツ再入荷の件ですが、前回入荷した再に速攻で完売になってしまいました、フルシリンダーケースですが、残り3つとなりました!
これ以降は、暫く入荷の予定がありませんので、必要なPlayerさんは早めにチェックしてください!
システマ フルシリンダーケースはこちら
以下、前回の記事と同じ内容
ポート無しと有りの違い
フルでも加速ポート付でも殆ど変わらないよ!っていう所もあるんですが、実際は全然変わります^^;どっちが飛ぶとか、当るとかでは無いんですが、弾の直進力に影響が出ますので、弾が草臥れるのが遅い(遅らせる事ができる)というか、結果、40mくらいまでの射程で比較した場合、フルシリンダーの方が集弾性は良くなりますよ^^b
2016年05月09日
CELCIUS AKM プロトが来ました!
ORGA AIRSOFT TERUです★
どうしても、電動ガンライクなエクスターナルと品格を想像してたんですが、ボディーもハンドガード周りも 「ビシ!」っとタイトな仕上がりになっていて、ウッドの感じも非常に良いです。
フレーム(本体とアウターバレル)のグラつきも無く、しっかりホールドできる感じです。
重量はマガジン無しで、2.7kg
まだ、箱出しの状態ですので、内部の検証までは出来ていないのですが、取り急ぎ、11.1vでドライブをしてみた感じ、付いているモーターがセルシウスモーターの為か、若干 ドライブ音は煩く、サイクルは少し遅めです。
SYSTEMAやFCCのモーターを実装してのトライアルも追ってご報告します。
とにかく、質感が良い(鉄とWoodの感じ)ので、一安心という感じです。
HOPはセルシウスのダイアル式のCNC HOPが導入されています。とりあえず明日試射ですので、ドノーマル状態でテストしてきますね!
グリップは以下の様な感じです。まだ分解してないので、中は見ていないんですが(分解してからBlog書けし!)
Youtubeなどでもお馴染みのトップカバーを外した感じは、以下の感じです。トップカバーは、電動ガンと違って かなりガッチリ着いています。もちろん脱着は可能ですが、AKを ぶん投げたくらいじゃ外れません。
マガジンも相当リアルです。だって、、、、、
さて、マガジンの挿入感や挿入後のグラつきも意外と無く、従来電動ガンとは一線来すクウォリティーになっています。
前回の記事でも書きましたが、マガジン後方の「ポチ」がミソなんです^^
機能については、前回のセルシウスAKMの記事をご覧ください。
とりあえず、内部検証の情報を改めてUPしますね!
2016年05月09日
ORGA新作 マルイM4MWS用アウターバレル
ORGA新作のMWS用アウターバレルが入荷しました!
当初は、好評頂いているMWS用ダイタックのアウターバレルよりも先にリリースする予定だったのですが、色々な事情が重なってしまい発表が遅れてしまいました。。。
ORGA MWS用アウターバレルはこちら
本アウターバレルが、で弊社にて設計を行い、完全国内生産による高品質なアルミアウターバレルです。
アウターバレルの先端はメスネジとなっており、付属する2種類のハイダーアタッチメント(14mm逆と正)をご利用頂く事で、現存する全ての14mmハイダーに対応します。
それにしても、最近 MWSのカスタム需要が多いです。ご存知の通り、MWSのフロントセクションの分解は然程難しくは無いのですが、取り付けるハンドガードがガスブロ用の場合、アッパーとのネジピッチが合わないので、アッパーネジの切りなおしを含めて、民間系のアウターバレルを実装するパターンが殆どです。
※MWSのアッパーネジは電動ガン対応のバレルナットです。
先に公開したダイタックのアウターバレルは14mm逆ネジですので、市販の電動ガンと同じネジという事もあり、電動ガンユーザーの購入にて各Shopで扱っているハイダーも売り切れが多く見受けられます。
今回、弊社で発表したバレルは、上記の通り、正ネジ対応のアタッチメントも付属してますので、気にせずお気に入りのハイダーをチョイスする事が可能です。
東京マルイ MWSですが、組み合わせによっては、かなり外観を変更できますので、是非トライしてみてください!
簡単にですが、弊社でも画像を掲載しています。
MWS外装カスタム一覧
ハイダーも結構な数 取り扱ってますので、ご覧ください(正ネジと逆ネジでカテゴリー別けてます)
ハイダー一覧はこちら
PS:ちなみに、CELCIUS AKMきました!続く・・・
2016年05月09日
システマ純正パーツ再入荷!!!
以下に純正系への直リンクを作りましたので、そこからダイレクトにアクセスも可能です。
ORGA製 トレポンパーツ
ORGA FLAT HOP トレポン用ORGA テンションアジャスター
ORGA ハイグレードブラシ
ORGA MAGNUSバレル6.23
ORGA MAGNUS HDバレル6.10
システマ純正内部パーツ
レシーバー関係モーター関係
社外トレポン内部パーツ
好評頂いているFCC モーターやトリガー、マガジン関係や、社外レシーバーセットなど民間系カスタム用の各種 内部・外装パーツ等 数多く取り揃えておりますので、以下のカテゴリーからご確認ください。トレポン パーツ一覧