2014年12月20日
東京マルイL96AWS カスタム ボルトアクション
ORGA AIRSOFTのTAKAです。
寒いですね~、明日 サバゲーの人も多いのではないですか??
今日は東京マルイ製L96AWSのMagnusチューンです。
スナイパーといえばギリースーツですが、この時期 ガッツリ溶け込むギリースーツもありますので、ご覧ください。
そういえば、問屋さん先行になってしまいますが、もう間もなく VSR用のステンレスシリンダー ASSYを発売開始しますので、楽しみにしててください!
工房の方でもキッチリテストしてある逸品で、ノーマルスプリング径対応(何種類かスプリングもラインナップします)してますので、スナイパーに凝っているPlayerさんにはオススメのアイテムです。
こちらの情報は別途 告知させて頂きます。
以下L96 AWS、分解の手順等も含めまして詳しくご紹介させて頂きます。
スットク下部の三本のネジを外しレシーバーを取り出します。
レシーバー下部の三本のネジを外しローディングエスカレーターを外します。
はい!外れました。
2本のネジを外すとマウントレールが外れます。
マウントレールの下にあるアウターバレルを固定しているネジを外します。
フレーム下部にある2本のネジを外します。
アウターバレルを回していくとアウターバレルがフレームから外せます。
スプリングレートを上げますので純正パーツでは強度的に問題が生じます。
PDI製プレシジョンシリンダーセットHDとν(ニュー)トリガーにパーツ変更です。
プレシジョンシリンダーセットHDです。
こちらがνトリガーです。
プレシジョンシリンダーセットHDに付属されているピストンエンド(左側)は
マルイ純正トリガー用ですのでνトリガーに付属されているピストンエンド(右側)を使用します。
違いはシアーの掛かる部分の角度にあります。
マルイ純正用は斜めになっており、νトリガー用は直角になっております。
ピストンにνトリガー用のピストンエンドを取付けました。
スプリングはL96用Magnusスプリングです。
プレシジョンシリンダーにスプリングガイド・スプリングとピストンを入れ組み上げます。
ノズルプレートの固定ワッシャーを外しプレートをノズルから取り外します。
トリガーを固定しているネジを2本外します。
これでトリガーASSYが外れます。
シリンダーをフレームから外します。
シリンダー後部ボルトエンドのネジ2ヶ所を外します。
ボルトエンドとボルトハンドルを外します。
ボルトエンドとボルトハンドルの間にクリックボールが入っておりますので無くさない様に気をつけて下さい。
プレシジョンシリンダーにボルトエンドとボルトハンドルを取付けます。
レシーバー下部のネジを6本外します。
これでインナーレシーバーが取り外せます。
プレシジョンシリンダーはマルイ純正シリンダーより少し径が太い為
インナーレシーバーの前後にあるシリンダーサポートリングの内側をリュータ等で削ります。
サポートリングをインナーレシーバーから取り外して削って下さい。
サポートリングを削りながら下記の様にインナーレシーバーに組んでシリンダーを通して当たりをみながら調整して下さい。
だいたいの当りが出たら、念の為レシーバーに組んで再度動きをチェックして下さい。
バレル基部インナー(アウターバレル固定用アルミのリングです。)の内側もリューター等で削ります。
これも削りながらシリンダーに通してみて調整していきます。
スルスルと抵抗がなくなるまで削って下さい。
レシーバーにシリンダー等を組み込みます。
νトリガーも組んで、これで何発か試し撃ちをします。
今回はお客様からご提供されたライラクス製のショートアウターバレルを組み込みます。
純正インナーバレルの3本のネジを外しステーを取り外します。
インナーバレルからチャンバーブロックASSYを抜き取ります。
チャンバーブロックのネジを2本外しチャンバーを取り出します。
チャンバーのロック用リングを外しバレルを後部方向に抜き取ります。
通常の電動ガン等はバレルは前方向に抜きますがL96は逆方向ですのでご注意下さい。
バレルはもちろんMagnusバレルボルトアクション用200mmを使用します!
面HOPを使用する為にチャンバーパッキン内のHOP部の突起は削り落とします。
チャンバーパッキンをひっくり返し突起部を出します。
突起部をキレイに削り落としました。
ここをキレイに仕上げないとHOPの掛かりが不安定になり弾道に影響します。
チャンバーパッキンをバレルに組み込みます。
そしてチャンバーに組み込みます。
面HOPはいつもの電気なまず「辛口」を使用します。
チャンバーのHOP窓の大きさに合わせてなまずをカットしHOPアームの台に接着をします。
これでアームのピンを入れてチャンバーをチャンバーブロックに組んでチャンバー周りは終了です。
インナーバレルが短くなった為そのままではマズル部で弾当たりを起こします。
その為φ10mmのアルミ管を使用しアウターインナーを作製しマズル部まで弾の通り道を作ります。
L96のマズル部はネジロックで固定されていますのでヒートガン等でしっかりと暖めてからマズルを外します。
専用のマズルレンチがあると取り外しや組み付けに便利です。
このままではアルミ管がマズルに刺さらないので最初はφ9.0mmドリルで穴全体を大きくします。
次に深さ10mm程度のザグリ穴をφ10.1mmのドリルで作ります。
これでマズルにアルミ管が刺さり固定出来ます。
矢印の部分はアルミ管の中でインナーバレルのセンターが出る様にシールテープを巻いています。
マズル部までの長さを測りアルミ管をカットします。
インナーバレルに被せます。
これをアウターバレルに組み、マズルも取付けます。
これでインナーバレルが短くても弾当りがなく使用出来ます。
アウターバレルとレシーバーを組んで初速を計ります。
今回はそのままでは初速が高めだったのでインナーバレルを160mmにカットしました。
これにスットクを組みます。
この状態でHOPも掛けて再度初速を計ります。
インナーバレルが短いのでHOPを掛けると初速が少し上がります。
ロングレンジの試射を行い完成となります。
ショートバレル仕様なので取り回しが良く、機能的です。
サイレンサーをつけても邪魔にならない長さです!
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0.2gの弾を使った場合どのような弾道になるかもコメント頂けると幸いです。
お問い合わせありがとうございます。
0.20g弾は軽量の為ロングレンジに使用した場合、先に行って弾道のブレが大きくなります。
使えない訳ではございませんので状況に合わせてご使用頂ければと思います。