2015年12月03日
電動ガン VFC HK416 ハイレスポンスメカボMagnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
今回はVFC HK416のハイレスポンスメカボを組込んだMagnusチューンのご紹介です。
VFCのM4系の銃にハイレスポンスメカボは問題なく組込み出来ますのでセミの切れを良くされたい方は是非お試し下さい。
それではカスタム作業に入ります。
フレームロックピンを抜いてアッパーとロアを分解します。
グリップエンドの固定パーツを反時計回りに回転させて外し、前2ヶ所のネジを外します。
このタイプのグリップは配線の通し方が通常のM4系と異なります。
赤のプラス線をモーターの後ろ側を通さず前側をそのまま立ち上がってます。
モーターとグリップを外します。
ストックパイプを外します。
ボルトストップ・マガジンキャッチ・トリガーロックピン・フレームロックピン(リア)を外します。
これでメカボが取り出せました。
今回はオーナー様のご希望でハイレスポンス強化メカボVer2(R)を組込ます。
メカボ内の組込が面倒という方には組込調整済みのORGA V2ハイレスポンスメカボックスがございます。。
まずは基本の確認となります。
使用するチャンバーがメカボにキチンと入るか確認します。
キツイ場合はメカボの穴をリューターや丸ヤスリで少しだけ削ります。
メカボのカットオフレバーやセレクタープレートを外してORGA SUS軸受け8mmを組込ます。
ギアはCORE製強化ギア16:1を使用します。
給弾不良対策としてセクターチップも組込ます。
シム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
飛距離アップにはMagnusシリンダーセットがオススメです!
エアー量アップは飛距離アップの大切な要素です。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせで!
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
ORGAでは定番となった耐久性とコストパフォーマンスに優れたJA製メタルTeethピストンを使用しております。
このピストンは14歯となっており、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
タペットプレートはマルイ純正A2タペットプレートを使用します。
シリンダー内とノズルの内にグリスを薄く塗り延ばします。
ORGAではWAKO'Sスーパーシリコーングリスを使用しています。
シリンダー周りを組み込みます。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じたら後部よりスプリングを入れます。
今回はMagnusスプリングを使用しました。
メカボをロアに組込み、グリップを付けます。
モーターは定番の東京マルイ製EG1000Lです。
次にストックパイプを固定します。
VFC製のM4系はストックパイプの固定とスプリングガイドの固定が別のネジで固定されています。
ハイレスポンスメカボはメカボ単体でスプリングガイドを固定するスペースが無いので
ストックパイプの固定ネジを長い物に一緒に固定します。
目安としては純正のストックパイプ固定ネジより10mm程度長いネジ(赤矢印)となります。
このメカボは必ずスプリングガイドを固定してからテストドライブを行って下さい。
固定をしないとスプリングガイドが暴れピストンと噛んで動かなくなります。
これでテストドライブをしてモーター位置の調整、セミ・フルがしっかり動くか見ます。
次にチャンバー周りのカスタムです。
インナーバレルとHOP部分を分解します。
バレルはMagnusチューンの要であるMagnsuバレルを使用します。
長さは初速調整をしながら決めます。
基本的に長いと初速は高く、短いと低くなります。
HOPは面HOPにします。
電気なまず「辛口」を使用します。
そのままでは大きいのでチャンバーの窓に合わせなまずをカットしHOPアームに接着します。
チャンバーに組んだらHOPが水平に降りているかチェックして下さい。
全てを組んで初速調整です。
今回はMganusバレルを190mmで決定しました。
ロングレンジでの試射を行い弾道をチェックし作業は終了です。
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