2015年12月18日
電動ガンカスタム E&L AKM ORGA Axis
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日はE&L製AKMのAxisチューンのご紹介です。
E&L製のAKは質感が非常に良く剛性もしっかりしてますね。
それではカスタムを開始します。
上部のカバーを外します。
レバーを上方向に回すとハンドガードの上部を外せます。
こんな感じです。
下ハンドガード部にあるレバーを上方向に回します。
これにより固定パーツが前にずらす事が出来、下ハンドガードが外れます。
固体差はありますがこのレバー、非常に固いです・・・。
チャージングハンドルを外します。
矢印のイモネジを緩めてシャフトを前方にずらせば外せます。
サイトを外すのですが一旦下に押し込み後方向にずらすと外れます。
これも非常に固かったです^^;
サイトの下の板バネはペンチ等で挟んで引き抜きます。
板バネを抜くと穴がありその奥にアウターバレルを固定しているイモネジがあるので緩めます。
2ヶ所あり後方はさっきの穴から六角レンチを差し込み、前のイモネジは前のスペースから地道に緩めます。
チャンバーがアウターバレルに固定されているのでネジを2本外します。
メカボにもチャンバーが固定されているのでこのネジも外します。
グリップ底のネジを外しグリップを引き抜きます。
セレクターレバーのネジをペンチ等で挟んで緩め外します。
これでメカボが取り出せます。
モーターハウジングを外しネジを外してメカボを開けます。
軸受けはORGA SUS軸受け7mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らない場合や斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
ギアも耐久性向上の為にCORE強化ギア18:1に変更し、給弾不良対策の為セクターチップも組込みます。
次にシム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整が終わったらギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
今回はメカボ内でピストン動きをチェックした所、若干抵抗がある事が判明しました。
ピストンの左右レール部を少し削り幅を小さくし抵抗なく動く事を確認。
この様にメカボの中にピストンを入れ前後に動かし、抵抗が無いかチェックします。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
ピストンヘッドをピストンに組込みます。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしAK用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばします。
薄く塗り伸ばすがコツです!
グリスを塗ったらシリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
今回はAxisスプリングを使用しました。
メカボを閉じ、ネジを締めます。
モーターは東京マルイ製EG1000Sに交換します。
スプリングレートを上げるとヒューズが飛ぶ危険性があるのでヒューズはカットし直結しました。
モーターハウジングを組んで配線を繋いでテストドライブです。
セミ、フルと駆動を確認しながらモーター位置の調整も行います。
次にチャンバー周りのチューンです。
インナーバレルとHOPをバラします。
インナーバレルはMagnusHDバレルを組込みます。
HOPは面HOPの電気なまず「辛口」を組込ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
そのままでは大きいのでチャンバーの窓に合わせカットしHOPアームに接着させます。
接着をしないと稀にチャンバー内で「電気なまず」がずれてHOPがうまく掛からなくなる事があります。
HOPとHDバレルをチャンバーに組込みます。
まずはチャンバーをフレームに差込み、メカボをフレームに組み込みます。
アウターバレルを組んで初速のチェックです。
今回はHDバレルの長さは260mmで決定です。
ロングレンジ試射で弾道をチェックしカスタム作業は終了となります。
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申し訳ございませ、でんでんむしM4用と表示しておりましたがAk用の間違いでした。
お手数をお掛け致しました。