フルシリンダーと加速ポート付きシリンダーの特性の差につきまして

ORGA AIRSOFT

2016年01月25日 17:52

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はご質問の多いフルシリンダーと加速ポート付きシリンダーの特性の差につきましてご説明させて頂きます。
上がフルシリンダーで下が加速ポート付きシリンダー(シリンダーに穴が開いています)です。



フルシリンダーはその名の通りシリンダーの幅全てを使用してエアーを圧縮・排出します。
ピストンがリリースされた瞬間からエアーが圧縮されピストンに負荷が掛かります。

加速ポート付きシリンダーは穴が終わった部分からエアーが圧縮され排出されます。
ピストンがリリースされ穴が終わるまでは負荷が掛からずにピストンが加速し、これによりフルシリンダーに比べピストンの加速が良く速度が得られるので同じ条件の場合では弾速が高くなります。
しかしエアー量が少ない為、弾の勢いが長続きせず同じ弾速や同じ条件の場合の飛距離ではフルシリンダーに劣ります。
この穴が前方向にあればあるほど加速ポート付きシリンダーの特性が顕著になります。



加速ポート付きシリンダーは弱いスプリングでインナーバレル長が短い時に初速が稼げます。
逆に強いスプリングを使用した場合やインナーバレルが長い場合はエアー量が多く飛距離が稼げるフルシリンダーの組み合わせ良い場合がございます。

以上、簡単ですがフルシリンダーと加速ポート付きシリンダーの特性の差をご説明させて頂きました。



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