2015年05月15日
VFC M4ES Defender 電動ガン ハイレスポンスメカボMagnus
ORGA AIRSOFT TAKAです。
明日土曜は、15:00にてCloseとなります。
さて、本日はVFC M4ES Defenderにハイレスポンスメカボックスを組込むMagnusチューンです。
ハイレスポンスメカボックスはマイクロスイッチ搭載でセミの切れが格段に良くなります。
価格もリーズナブルですのでセミの切れを重視する方にはお勧めです。
フロント側のテイクダウンピンを抜きアッパーとロアを分解します。
ストックパイプの中のネジを外すとストックパイプが外せます。
通常の電動ガンですとこのネジがスプリングガイドまで貫通しスプリングガイドを固定します。
しかしVFC製の電動ガンはこのネジはロアフレームに固定され、
スプリングガイドの固定ネジはメカボで固定する構造になっております。
グリップエンドプレートのネジを2ヶ所外します。
エンドプレートを外すとモーターが出てきます。
慣れない方は配線の通し方を覚えておきましょう。
黒のマイナス配線はそのまま、赤のプラス配線は後ろ側にもっていき立ち上げます。
モーターは前側にプラス端子が来るようにします。
モーターから配線を外し、モーターを取り出します。
マガジンキャッチとボルトストップボタン、
トリガーロックピンとリアのテイクダウンピンを外すとメカボが取り出せます。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間辺りにし、メカボを前方斜め上に引き出します。
VFC製の場合は少しタイトな物もありますので引き出すのに硬い場合がございます。
ハイレスポンス 強化メカボックス Ver2 - リア配線です。
メカボを開けSUS420 8mm軸受けを組み込みます。
メカボのロットに因って軸受けの圧入が硬い場合があります。
その場合はメカボの穴を丸ヤスリ等で軽く削ると入りますが削りすぎには注意して下さい。
軸受けは接着して下さい。
純正メカボを開け移植に必要なパーツを外します。
今回は移植するのは逆転防止ラッチとシリンダーヘッドです。
ギアはお馴染みのCORE製 High Speed 16:1 強化ギア
に給弾不良防止の為のセクターチップを組み合わせます。
次にシム調整を行います。
スパーの下から決めます。
スパーがメカボに擦らない程度に薄めのシムを選択します。
セクターの下はスパーと擦らない様にシムを決めます。
ベベルの下もスパーと擦らない程度のシムを使いましょう。
スパー上シムのクリアランスは0.1mm程度、セクターとベベル0.1~0.2mm程度。
メカボにギアだけを組みメカボを閉じネジを締めます。
この状態でセクターギアを指で回してカラカラと抵抗なく回る事を確認して下さい。
ギアのグリスアップです。
WAKO'Sビスタックを少量を歯の部分に吹き付け筆等で薄く延ばします。
付け過ぎると返って負荷となりますのでご注意下さい。
ピストンは耐久性を重視しフルメタルTeethピストンを使用します。
飛距離UPの為にボアアップのMagnusシリンダーを使用します。
VFC製のVer.2用タペットプレートはロットにより透明のポリカ製の物がございます。
透明のポリカ製は粘りが無く折れる可能性が高いのでマルイ純正タペットを使用します。
ノズルはでんでんむしM4用を使用します。
先端の独自形状によりBB弾の給弾位置を固定し、安定した弾道を生み出します。
シリンダー周りを組み上げます。
シリンダー内にグリスを薄く塗り伸ばします。
ノズルの内側にも薄くグリスを塗りましょう。
各ギアと逆転防止ラッチ、シリンダー周りをメカボに組込ます。
この時、ギアの軸部分ピストンレール、タペットプレートのレール部分にグリスを塗ります。
タペットプレートのセクターチップと摩擦が起きる部分にもグリスを塗りますとタペットプレートの磨耗防止になります。
メカボを閉じます。
今回のスプリングはCORE M120スプリングを使用しました。
これでメカボのチューンは終了です。
メカボをロアに組んでグリップも組みます。
モーターは東京マルイ製EG1000Lを使用します。
この状態でテストドライブです。
ここで注意点が一つございます。
ハイレスポンスメカボの場合はスプリングガイドの固定を必ず行って下さい。
これを行わないと構造上、スプリングガイドがメカボ内で暴れて下がってきたピストンが当り動かなくなります。
今回はテストですので仮止めで対応しました。
本格的にストックを付ける場合も純正のネジより15mm程度長い物を使用しストックパイプからスプリングガイドまで貫通させてスプリングガイドを固定して下さい。
ネジが長すぎるとストックパイプがぐらぐらとなりますので丁度良い長さのネジを選択して下さい。
バレルはMagnusHDバレルを使用します。
HOPはいつもの電気なまず<辛口>を使用します。
チャンバーの穴に合うようにカットして使用して下さい。
チャンバーにバレルとHOPを組んでチャンバーの給弾口から覗いて
HOP調整ダイヤルでHOPを下ろしていきます。
平らに水平にHOPが降りてきている事を確認して下さい。
全てを組み込んで初速調整を行い作業は終了です。
ロングレンジ試射で弾道等を確認して全て終了となります。
電動ガン ARCTURUS PDW Magnusチューン
電動ガン KRYTAC GPR-CC Axisチューン
G&G ARP556 耐久性・集弾性向上チューン
G&G電動ガン GC16 MPW9 Magnusチューン
ARCTURUS CentaurA Magnusチューン
G&G CM16 SR-S ハイサイ クルチューン
VFC Knight's SR16E3 Carbine Magnusチューン
VFC製電動ガン SR16CQB Axisチューン
KRYTAC TRIDENT ALPHA SDP チューン
この記事のレシピでVFC製のvr16 stinger(インナーバレル長160mmほど)をカスタムしようと思うのですがこのセッティングですと初速、飛距離はどれくらいになるのでしょうか?
ORGA TAKAです。
銃に因りまして気密状態が変わりますのでご参考程度にお考え下さい。
このレシピでHDバレル160mmですと適HOPでの初速は0.9J程度かと思います。
飛距離ですが45mマンターゲット程度だと思います。