2016年07月09日

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はMAGPUL PTS Aggressor-Tのカスタムをご紹介させて頂きます。


Aggressor-TはMAGPUL PTSより発売された銃でG&P製LMTレシーバー・Ver.2メカボックスを搭載しております。
10.5インチアウターバレルは取り回しが良くサバゲーでも使い易いサイズとなっております。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

それでは作業に入ります。フレームロックピン(F)を抜きアッパーとロアを分解します。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

ストックパイプやボルトストップ・マガジンキャッチを外します。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

グリップエンドのネジを外しモーターを取り出し、グリップも外します。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

G&P製M120モーターが搭載されておりました。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

続いてトリガーロックピンとフレームロックピン(R)を外すとメカボが取り出せます。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

メカボはG&P製Ver.2メカボです。

ここからメカボのカスタムを開始します。


MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

メカボを開けます。メカボ内部パーツも、もちろんG&Pです。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

軸受けは耐久性向上の為ORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
組込み方のコツはこちらよりご覧ください。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

オーナー様のご希望により通電効率の良いテフロン配線に交換します。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

CORE製18:1強化ギアを使用し給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
セクターチップの組込み方のコツはこちらよりご覧ください。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう

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シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
組込み方のコツはこちらよりご覧ください。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。

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ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
今回はM110スプリングを使用しました。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

モーターはセミの切れ向上の為に東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用し、スイッチ接点保護の為にGAW製SBDも組込みます。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

これら組み込んでテストドライブです。モーター位置の調整も行います。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

フロント周りのカスタムに入ります。


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チャンバーをバラしインナーバレルとHOPを取り出します。
今回のインナーバレルはバレル長が10.5インチ以内なのでMagnusHDバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

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面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。

MAGPUL PTS Aggressor-T 電動ガンカスタム

DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

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チャンバー周りを組み上げアッパーに差し込みアッパーとロアー組んで初速の調整です。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は195mmで決定です。

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初速が決まったらロングレンジでの試射を行い作業は終了となります。





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