2017年03月11日
電動ガン 東京マルイ89式 Axisチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
YouTubeにORGAチャンネルを開設しましたので是非登録をお願い致します^^v
https://www.youtube.com/user/orgainc
本日は東京マルイ89式 Axisチューンのご紹介です。
自衛隊ファンにはたまらない銃ですね。
89式5.56mm小銃は、64式7.62mm小銃の後継として開発され、1989年に自衛隊で制式化されました。
国産のアサルトライフルに相当し、自衛隊と海上保安庁、警察の特殊部隊(SAT)において制式採用されています。
電動ガンとしての89式も非常に精巧に作られており特徴である3点バースト機構が付いております。
それにより他の電動ガンとはメカボや内部パーツが専用となっています。
セクターギアの交換が出来ないのでMagnusチューンではスプリングレートが高すぎる為Axisチューンとなります。
詳しくは後程・・・。
それでは作業を開始します。
ハンドガード固定ピンを外してハンドガードを取り外します。
フロント周りを固定しているネジやピンを外します。
アウターバレルを前方向に引き抜きます。
アッパーレシーバーも前方向にスライドさせて外します。
ストック内部の固定ネジを外しストックを取り外します。
メカボ上部のステーのネジ3ヶ所を外しステーを取外します。
右側のセレクターレバーと左側のセレクターカバーを外します。
後方からストック基部の固定ネジを外しストック基部を外します。
グリップ底の固定ネジを外します。
これでモーターが取り出せます。
89式のモーターはEG1000BTですね。
グイップ奥のメカボ固定ネジ4ヶ所を外します。
これでメカボを取り出せます。
アンビ機構のギアが外れるので注意して下さい。
3点バースト機構がある為通常のVer.2とはちょっと違います。
メカボを開けます。
メカボ内パーツを外し洗浄を行います。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeにてUPしておりますのでご覧ください。
ギアは3点バースト機構の為セクターギアは交換出来ません。
ベベルギアは次世代用を使用されており強度的に問題ので交換しません。
スパーギアのみ強化タイプに交換しますがベベルギアとかみ合う歯車の厚みが薄いのでこれと同じ位の厚さのスパーギアを選びます。
SHS、CORE、JA製のスパーギアは厚みある為使用出来ません。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
YouTubeにてシム調整法の解説をUPしておりますのでご覧ください。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
塗布方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし89式用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはAxisスプリングを使用しました。
メカボを閉じアンビ機構等のギア類も組込みます。
メカボをロアレシーバーに組込みます。
セミの切れを重視する為にサマリウムコバルトモーターを使用します。
89式用のBTモーターとは長さは同じロングタイプですがシャフトカバーの外径が違います。
ピニオンリムーバーでピニオンを外しBTモーターのシャフトカバーと入れ替えます。
シャフトカバーの入れ替え完了!
モーターを組み込んだらテストドライブを行います。
これでロア周りのチューンは終了です。
続いてフロント周りのチューンです。
チャンバーからインナーバレルとHOP周りをバラします。
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み窓に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
HOPの降りる量をチェックし、足りなかったので嵩増しの為にゴムシートを貼付けました。
貼り方のコツはこちらよりご覧下さい。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回はインナーバレル長280mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
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https://www.youtube.com/user/orgainc
本日は東京マルイ89式 Axisチューンのご紹介です。
自衛隊ファンにはたまらない銃ですね。
89式5.56mm小銃は、64式7.62mm小銃の後継として開発され、1989年に自衛隊で制式化されました。
国産のアサルトライフルに相当し、自衛隊と海上保安庁、警察の特殊部隊(SAT)において制式採用されています。
電動ガンとしての89式も非常に精巧に作られており特徴である3点バースト機構が付いております。
それにより他の電動ガンとはメカボや内部パーツが専用となっています。
セクターギアの交換が出来ないのでMagnusチューンではスプリングレートが高すぎる為Axisチューンとなります。
詳しくは後程・・・。
それでは作業を開始します。
ハンドガード固定ピンを外してハンドガードを取り外します。
フロント周りを固定しているネジやピンを外します。
アウターバレルを前方向に引き抜きます。
アッパーレシーバーも前方向にスライドさせて外します。
ストック内部の固定ネジを外しストックを取り外します。
メカボ上部のステーのネジ3ヶ所を外しステーを取外します。
右側のセレクターレバーと左側のセレクターカバーを外します。
後方からストック基部の固定ネジを外しストック基部を外します。
グリップ底の固定ネジを外します。
これでモーターが取り出せます。
89式のモーターはEG1000BTですね。
グイップ奥のメカボ固定ネジ4ヶ所を外します。
これでメカボを取り出せます。
アンビ機構のギアが外れるので注意して下さい。
3点バースト機構がある為通常のVer.2とはちょっと違います。
メカボを開けます。
メカボ内パーツを外し洗浄を行います。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeにてUPしておりますのでご覧ください。
ギアは3点バースト機構の為セクターギアは交換出来ません。
ベベルギアは次世代用を使用されており強度的に問題ので交換しません。
スパーギアのみ強化タイプに交換しますがベベルギアとかみ合う歯車の厚みが薄いのでこれと同じ位の厚さのスパーギアを選びます。
SHS、CORE、JA製のスパーギアは厚みある為使用出来ません。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
YouTubeにてシム調整法の解説をUPしておりますのでご覧ください。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
塗布方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし89式用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはAxisスプリングを使用しました。
メカボを閉じアンビ機構等のギア類も組込みます。
メカボをロアレシーバーに組込みます。
セミの切れを重視する為にサマリウムコバルトモーターを使用します。
89式用のBTモーターとは長さは同じロングタイプですがシャフトカバーの外径が違います。
ピニオンリムーバーでピニオンを外しBTモーターのシャフトカバーと入れ替えます。
シャフトカバーの入れ替え完了!
モーターを組み込んだらテストドライブを行います。
これでロア周りのチューンは終了です。
続いてフロント周りのチューンです。
チャンバーからインナーバレルとHOP周りをバラします。
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み窓に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
HOPの降りる量をチェックし、足りなかったので嵩増しの為にゴムシートを貼付けました。
貼り方のコツはこちらよりご覧下さい。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回はインナーバレル長280mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
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