電動ガン G&G L85 Magnus

ORGA AIRSOFT

2015年10月10日 20:13

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA AIRSOFTは明日、明後日と定休となります。
次回営業は13日火曜となります。

さて、G&G製L85のMagnusチューンのご紹介です。
実銃はイギリス軍採用品で、イギリス軍が好きな方には大変に人気のある銃です。
電動ガンの特徴としましてはメカボが上下分割出来ます。
メカボの配置も後方にあるのでマガジンはグリップの後方になります。



それでは作業に入ります。
後方にあるフレームロックピンを抜きます。



これでアッパーフレームとロアフレームを外します。
次にメカボのアッパー部を固定しているピンを外します。



これでメカボのアッパー部後方を持ち上げ前にスライドさせれば外せます。



メカボが上下分割しました。



メカボアッパー部のカスタムに入ります。
4ヶ所の固定ネジを外し、上部にある固定用プレートを前方にスライドさせて外します。



これでメカボのアッパー部が開きます。
内部パーツを外し全てパーツクリーナーで洗浄します。



シリンダーはMagnusシリンダーセットロングメカボックス用を使用します。



ピストンは耐久製を考慮しSHS製ロングメタルピストン19歯を使用します。



次にノズルです。
L85の場合、シリンダーヘッドの形状が通常と変わり、先端部にリブがあります。



いつもの様にでんでんむしM4用を使用すのですが・・・。



リブがある為そのままではでんでんむしが干渉します。



リブの形状に合わせこんな感じで削りました。



リブとでんでんむしの当たりをみながらでんでんむしを削り微調整です。
抵抗無くでんでんむしがスライド出来る様に調整します。



シリンダー内やノズル内をグリスアップを行いシリンダー周りを組みます。



メカボのアッパー部内もグリスアップを行いシリンダー周りを組み込みます。
今回はオーナー様がブローバックシステムのオミットをご希望でしたのでブローバックシステムのパーツは組込ません。
今回のスプリングはMagnusスプリングを使用しました。



フレームの中央辺りにあるメカボのロックピンを抜き、ボルトロックレバーを抜くとメカボのロア部が抜き出せます。



モーターハウジングを固定しているネジを2本はずしモーターハウジングごとモーターを外します。
スイッチ部のカバーも2本のネジを外して取っておきます。



メカボ周りのパーツを外しメカボを開けギアや逆転防止ラッチも外します。



全て洗浄しORGA SUS420 8mm軸受けを組み込みます。
キツイ場合は無理せず軽く穴の周りをヤスッて広げてあげましょう。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着しましょう。



ギアはSHS製強化ギアM14用を使用します。
L85用ギアもありますがピストンロック等不具合が発生する事が多いので使用しません。
給弾不良対策としてセクターチップも使用します。



L85のセクターギアのカム形状が特殊なのでM14用のセクターギアのカムも同じ形状に加工します。
これは手やすりでは厳しいのでリューター等で行います。
ダイヤモンドビットのφ3辺りが加工しやすいと思います。



カムの加工完了です。
ここをキチンと仕上げないとセミの調子が悪くなります。



次にシム調整です。



シム調整が終了したらギアのグリスアップです。
いつもの様にビスタックをギアの歯の部分に吹き付け筆で延ばします。
ギア軸部もグリスをぬり逆転防止ラッチを組んでメカボを閉じます。



メカボ周りのパーツを組みます。



モーターを東京マルイEG1000Lに交換します。



モーターハウジングを開けモーターを入換えてメカボに組み込みます。



上下のメカボをフレームに組んでテストドライブです。



次にチャンバー周りです。
最初からPROWIN製チャンバーが組まれておりました。
オーナー様のご希望によりPROWIN製チャンバーをそのまま使用します。



HOPはいつもの面HOPです。
やはり面HOPに変えると集弾性が向上します。
しかしそのままでは使えないので電気なまず「辛口」をチャンバーの窓の大きさに合わせカットします。
HOPアームに接着するのも忘れずに。
接着しないと稀になまずがズレて平らに降りてこなくなります。



バレルは内径6.23Magnusバレルを使用しました。



全てを組み、初速チェックです。
初速をみながら長さを決めていきます。
今回は303mmに決定です。
ロングレンジの試射も調子よく集弾性もOKで今回のカスタムは終了となります。



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