イノカツM4 ORAG Retune

ORGA AIRSOFT

2013年07月19日 20:00



これまた、随分と前の作業UPとなりますが、Inokatsu M4 Retuneです。

最近では、WEやVFCの販売にも力を入れているんですが、販売本数、カスタム本数はダントツでInokatsuが多いです ORGAのばあい。。

ご存知の通り、14.5inchのA-GradeのInokatsuは、Inokatsu本社、香港のディストリビューター含めて在庫が無い状態でして
残念ながら現在では、ORGAが取り扱っているB-Gradeの物しか市場にありません。
ヤフオク等で、Inokatsu製と出ている白刻印のM4も見たりしますが、アレInokatsuじゃありませんし。。。

先週も今週もパタパタ Inokatsuを出荷しておりますが、やはり根強いですね!イノカツは。

現在、残り2本となってますが、来週末くらいには、またドバっと入ってきますので、宜しくお願いします。

# Inokatsu M4CQBはこちら


さて、チューンの方に以降したいと思います。

これまで、かなりの数のInokatsuを触って参りましたが、基本 箱出しの物であれば、やることは決まっております。

PrimeやWA規格のパーツが使われている場合は、それに合わせた対応になります。


まずは、NPASの取り付けとボルトキャリア周りです。



NPASはRATECHのInokatsu用を利用します。

こちら、WebShopにも掲載してありますので、ご覧ください。

# Inokatsu用 NPAS

NPASは、ボルトキャリア内のローディングノズルをNPAS仕様に変更します。
NPASはノズル内部に可変式の弁を設置できるカスタムパーツで、ノズル先端から専用のレンチにて弁の位置を変更できる物です。
弁の位置によって、ガスの流量が変更できます。



Boltキャリアは、内部のザラ付きを落とし、研磨する事で、ローディングノズル駆動の不可をなくします。
また、ノズルOリング保護にも繋がります。



もう1点、Inoボルトは以下の部分に出っ張りがあり、ハンマーが起きた時に、ハンマーの面の部分にキズを付けてしまいます。
出っ張りの部分は、リューターや金ヤスリ等で落としてあげてください。



旋盤を用いてのボルト研磨が終了したらアッパー部分の作業です。



アッパーを分解し、内部の研磨を行います。



これも、アッパーのロットによってマチマチなんですが、以下の様な状態で、手でボルトを動かした際に
「ガラガラ」とか「ザラザラ」とか「カツ」 とか言う様であれば、アッパー内部の研磨が必要です。

基本的に研磨する方向でお薦めします。

ORGAではこちらも旋盤を利用してから、耐水ペーパーで仕上げをするんですが、耐水ペーパーだけの場合、#600 ~ #800 ~ #1000の順番で研磨でOKです。



アッパーの研磨が終わり、乾燥させている間に、HOPチューンとMagnusバレルの組込みを行います。

今までは、カスタムの際のみ IRON AIRSOFTのNEWチャンバーを用いた

ORGA HOP TUNEを提供していたのですが、最近では、HOP ASSYとしても販売しています。

# 加工済み New チャンバーASSY

# 組込み済み New チャンバー ASSY




HOPの組み込とアッパーの組立が終わったら、ハンマーをRAの5ベアリングへ交換して終盤です。

5ベアリングですが、物?ロット?によって、内部ワッシャーが入っていても、ハンマーピンがズレてくる事がありますので、G&Pのアンチローテションリンクがお薦めです!

# G&P アンチローテションリンク

RATECH 5ベアリングハンマーも在庫してます★

# RATECH 5 Bearing Hammer



全体の組み込みと、駆動確認を終えたら、最後にヘビーウェイトバッファーへ交換して終了です!

このヘビーウェイトですが、僕も利用してますが、ガツンときます★

# RATECH Super Recoil Buffer



写真撮り忘れで、ボルトキャッチの加工等 掲載忘れました^^;

他のInokatsu tune記事でも色々な事やってますので、見てみてください。



関連記事