大分前の作業になりますが、SIG556です!ブラローバックのモデルなのですが、個人的に好きな銃です★
SIG556はもちろんメタルフレームで、剛性も大変良い仕様になっています。
メカボはVer3系です。
ノズルは独自のノズルなので、変更はできません^^;
内部は7mm軸受の仕様になっていて、軸受の耐久性を考慮して純正のベアリングから
ORGA SUS420 7mm軸受へ変更します。
《軸受けの固定》
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったり
ギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!
ギアは、必ず社外の物へ交換するという事はありません。KAやG&P、G&G等の場合、ロットによって精度が良い場合がありますので、その場合は、そのまま流用しコストを抑える方向で着手しています。
今回は、セクターとスパーはOKだったので、ベベルのみ交換となります。
ラッチ数の多いSHSへ変更です。
ギアの精査が終わったらし無調整を行います。
《シム調整》
同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。
スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。
《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。
シリンダーは、もちろんMagnusシリンダーを採用します。
《シリンダー》
シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。
ロングシューティングには、放出エア量は必須です。
詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。
Magnusシリンダー商品一覧ORGA Web Shopでも常時在庫してますので、ご覧ください。
ORGA WebShop
全てのパーツが組みあがったら内部チューンの終了です。
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーやセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。
残りはHOPチューンとなりますが、ご存知の通り、Magnusバレル + ナマズを利用してのチューンを行います。
今回は内径6.23mmのMagnusバレルを採用します。
《バレルについて》
ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。
業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。
各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。