2014年10月29日 20:49
ORGA AIRSOFT TAKAです。
今日は以前作業分のVFC製HK416DのMagnusチューンをご紹介させて頂きます。
VFC製HK416Dは通常ORGAでも販売しており出荷本数の実績がある人気の電動ガンですので是非ご覧下さい。
画像は10.5インチですがエクステンションバレルが付属しておりますので14.5インチにも変更可能です。
それでは作業に入ります。
まずはフレームロックピン(フロント側)を外しアッパーとロアを外します。
グリップ内の配線です。
通常プラス配線(赤)はモーターの後ろ側を通って端子に差していますがグリップ形状の都合でモーターの前側を通しています。
グリップ、ストックパイプ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピン(リア側)を外しメカボ取り出します。
ネジを外しメカボを開けます。
VFCのタペットプレートは透明のポリカーボネート製で衝撃に弱く破損の可能性が高いです。
純正セクターギアとスパーギアはシム調整不要のスプリングテンションによる機構となっておりますがスプリングレートが高くなるとギアが暴れる可能性があるので交換致します。
耐久性を考慮しORGA SUS軸受け8mmに交換します。
ギアはCORE製強化ギア16:1とセクターチップも組み込みます。
COREのギアは安価ですが精度が良く、強度もあり中華系ギアにありがちな軸曲がりなどの不良品はほとんどありません。
ORGAでも一押しのパーツです^^
セクターチップも給弾不良対策に心強い見方ですので組んでおきたいパーツですね。
BIGOUT製セクターチップをCOREギアに組み込む場合は少しキツイかもしれません。
セクタ-チップの凹を丸ヤスリなどで少し削ってあげましょう。
続いてシム調整です。
スパーの下をメカボやベベルの軸受けに擦らない程度に薄めにします。
セクターの下はスパーと擦らない様にします。
ベベルの下はスパーと擦らない様にして下さい。
次に上側のシムですが、スパーのシム調整はシビアに行いクリアランスは0.1mm以下が好ましいです。
セクターとベベルは少しのクリアランスは大丈夫です。
シムを決めメカボのネジを二、三本締めたら指でセクターを回してカラカラとスムーズに回るか確認します。
シムがきつ過ぎると負荷となりスムーズに回りませんい。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
ピストンは強度とコストパフォーマンスに優れたメタルTeethピストンです。
ピストンを交換する際には必ずメカボ内でピストンがスムーズに動くかチェックが必要です。
「ピストンを交換しらピストンを引ききれない」とのトラブルを防げます。
チェックの方法ですが閉じたメカボにピストンだけを入れて動きをチェック。
次にピストンヘッドを付け、シリンダーと組んだ状態でメカボに入れてネジも締めて動きをチェックしましょう。
これはシリンダーと組む事によりピストンがある程度固定されます。
その状態で動きが悪くなる場合もあるので要注意です。
を使用します。
Magnusシリンダーには純正のシリンダーヘッドを使用します。
そのままではスカスカなのでシールテープを巻いてシリンダーに押し込みます。
Magnusシリンダーセットには組込み説明書が付属しておりますので詳細はそちらをご覧下さい。
シリンダー内にグリスを塗りピストンと組みましたら必ずエア漏れのない事を確認して下さい。
先程も少し触れましたがVFC純正のタペットプレートはポリカーボネート製の為衝撃に弱いんです。
その為GUARDER Ver.2 タペットプレートを組込みました。
このタペットプレートは調子いいですよ^^
全てのパーツを組み込みます。
ピストンレール部、タペットプレート周りなど摩擦の起きる場所にはグリスアップを行って下さい。
スプリングはMagnusスプリングを使用しました。
メカボを閉じます。
この状態でノズルの先から細い棒を差し込みピストンが動くか確認して下さい。
メカボを閉じる際にピストンがレールとずれてしまっている事がありますので・・・。
メカボをロアに組み込んで、モーターはEG1000Lを使用します。
配線の向きを注意しながらモーターを組み込んでグリップエンドをはめます。
この状態でテスト駆動を行います。
続いてフロント回りです。
チャンバーを取り出し、各パーツを外します。
バレルはMagnusバレルを組込みます。
6.23mmのルーズバレルは集弾性UPには効果絶大です^^
HOPテンショナーは面HOPの電気なまずを組込みます。
面HOPも集弾性UPには欠かせないパーツです!
全て組込み初速をチェックします。
ロングレンジで試射も行い弾道をチェックし完了です。