P90 電動ガン 修理作業

ORGA AIRSOFT

2015年09月13日 12:06

ORGA AIRSOFT TAKAです。

今日は海外製P90の修理作業です。
使用中にギア部分から異音がして動かなくなったとの事で修理開始です。

ORGAのWebサイトに「カスタムについて」のページを追加しましたので、そちらもご覧ください。

カスタムのページはPC版とスマホ版がありますので、以下よりご確認お願い致します。

PC版
http://orga-inc.jp/user_data/the_one.php

スマホ版
http://orga-inc.jp/user_data/customm.php  



まずはフロント部分を抜きます。
矢印のボタンを押しながらフロント部分を前方向に抜きます。
構造としましてはマルイ製とほぼ同じ様です。



チャンバーの色がマルイ製は黒ですがこちらは白です。



続いて後部のプレートを外します。
下側のボタンを押しながら下方向にずらします。



こんな感じにずらしたらプレートが外れます。



メカボを押さえているプレートのネジを2ヶ所を外します。



メカボを押さえているプレートが外れました。



メカボを後ろ方向に抜き出します。



メカボを取り出しました。
スイッチBOXが外部にありメカボと簡単に取り外しが出来ます。
スイッチBOXを固定している三ヶ所のネジを外します。
取り付けの際にはネジを締めすぎるとスイッチBOXのカバーが割れるので注意です。



スイッチBOXが外れました。



モーターハウジングの固定ネジ2ヶ所を外します。



スイッチ部とモーターハウジングが外せるのでメンテナンスはし易いですね。



トップの固定レールを外し、先端のネジを外せばメカボを開けられます。



メカボを開けて動かなくなった原因を調べました所、ギアがピストンに乗り上げピストンが挟まった状態でした。

原因が解かった所で各パーツを一旦外し全てパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは一旦外ししっかり接着を行います。



ギアもキレイに洗浄し確認しましたが問題はございませんでした。
ですのでこのまま使用します。
シム調整をおこないます。



次はギアのグリスアップです。



ピストンの歯の端部分が削れておりましたので交換します。



ピストンは耐久性があるJA製メタルティースピストン14歯を使用します。



シリンダー内にグリスを薄く塗り伸ばします。
ギア周り、シリンダー周りをメカボに組んでいきます。
その際ギアの軸部分、ピストンレール、タペットプレートのレール等摩擦の起こる部分にはグリスを塗ります。



メカボを閉じてモーターハウジング、スイッチBOXを取り付けてテストドライブです。
しかし、モーターが回りません・・・・。
原因を調べたらヒューズ部の接触不良が見つかりましたのでヒューズカットを行い対応しました。



メカボをフレームに戻し再度テストドライブでセミ、フルの駆動確認をしながらモーター位置調整です。
これでフロント部分を組んで試射を行い初速チェックで完成となります。


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