東京マルイ VSR-10誘導管作製方法

ORGA AIRSOFT

2016年11月20日 19:35

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日は東京マルイ製VSR-10の誘導管の製作についてご説明させて頂きます。

VSR-10(プロスナイパー・Gスペック)にカスタムを施しインナーバレルが短くなると発生するトラブルがマズル部での弾当たりです。
インナーバレルに誘導管をかぶせマズル部まで誘導してあげれば弾当たりは解消されます。
L96の場合でも方法は粗同じですので宜しければご参考にして下さい。



チャンバーに組込みたいインナーバレルを組込みます。
HOP調整を一番前にずらしておきます。



外形φ10mm(内径φ9mm)のアルミ管(ホームセンター等で入手可能)を用意します。



アウターバレルに先程のチャンバーを組込み仮止めします。



アルミ管をインナーバレルに差し込みます。
この時HOPの調整が一番前になっている事を確認して下さい。
一旦アウターバレルと面一になる様にカットします。
カットはパイプカッターを使用しますと綺麗に切れます。



続いてマズルの加工です。
φ9.5mmのドリルで貫通させて、アルミ管を差し込む部分をφ10.1mmのドリルで10mm程度ザグリます。
ザグる量は10mmでなくてもアルミ管を差し込めて前にずれない様に固定出来れば何mmでも構いません。
ORGAでは旋盤を使用してこの加工を行っております。
マズルの加工は旋盤が無いと大変かと思いますが頑張ればハンドドリル等でも可能です^^;



一旦アウターバレルと面一にカットしておいたアルミ管をマズルの寸法に合わせて再度カットします。
カットした部分はバリ取りリーマーで内側のバリは必ず取っておいてください。
ちなみにGスペックの誘導管長は220mmでした。



このままではガタが出るのでインナーバレルの根元と先端にシールテープを巻きます。
大体ですがシールテープは10cm程度で大丈夫かと。
シールテープを巻いたら誘導管を差し込みます。
誘導管にガタが無く、簡単には動かない事を確認します。
ガタがあったり、スルスル動く様でしたらシールテープを巻き足して下さい。



アウターバレルにマズルとチャンバーを組込みます。
この時マズルに誘導管がスムーズに入る様に先端から細い棒状の物でセンター合わせをしながら差し込んで下さい。

無理に差し込むと誘導管が奥にずれてしまいます。
これで誘導管の作製は終了です。

以上、ご参考になれば幸いです。






関連記事