東京マルイ VSR-10 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT

2016年01月31日 16:13

ORGA AIR SOFT TAKAです。

本日は東京マルイ製VSR-10のMagnsuチューンをご紹介致します。
元はGスペックでしたがPDI製アッパーキットのPDI-PMX005を組み込んでありました。



まずはストックからPMX005を取り出します。



シリンダー部とアウターバレル部を分解します。
下部のM3イモネジを外してアウターバレルを逆時計回りに回すと外れます。



レシーバーからシリンダーを取り出します。
シリンダーはボアアップでピストンはバキュームタイプです。
トリガーはニュートリガーですのでこのまま使用します。



シリンダーはPDI VSR-10用 プレシジョンシリンダーセット HDに変更です。
ボアアップシリンダーやバキュームピストンは弾道や弾速が安定しない事が多いので・・・。



プレシジョンシリンダーセットに付属しているピストンはマルイ純正のトリガー仕様ですのでピストンエンドをニュートリガー用に交換します。
ピストンに組まれているのがマルイ純正トリガーでシアーの掛かる部分が斜めになっています。
ニュートリガー用のピストンエンドはシアーの掛かる部分が垂直です。



コッキングレバーをプレシジョンシリンダーに移植します。
シリンダー内をグリスアップしMagnusスプリングVSR用を使用しピストン、シリンダーヘッドを組込ます。



シリンダーをレシーバーに組んでニュートリガーも組み込めばシリンダー周りのカスタムは終了です。



次にフロント周りのカスタムです。
ネジを2本外しチャンバーブロックを取り外します。
この中にはPDI HOP UP チャンバーver.2が組まれておりましたのでチャンバーは純正品を使用します。
ORGAではチャンバーは純正が一番と考えておりまます。



元のGスペックから取り出したチャンバー&インナーバレルです。
チャンバーを分解します。
使用するのはチャンバーASSYとチャンバーパッキンです。



インナーバレルはMagnusバレルボルトアクション用200mmです。
後で初速調整の為に200mmからカットしながら短くしていきます。



純正のチャンバーパッキンのHOP部の出っ張りを削り平らにします。
これをしないと面HOPにならないので・・・。



削り方はパッキンを半分ひっくり返し出っ張りをリューターであらかた削り仕上げは平やすりで綺麗にします。



HOPはもちろん面HOPです。
いつもの電気なまずを使用します。



電動ガンの場合は大きいのでなまずをカットしますが、VSRの場合はそのまま使用します。
HOPアームの赤線の幅が狭いので平やすりで幅を広げます。



この様になまずを挟み込む様に接着します。



Magnusバレルと面HOPをチャンバーに組込ます。
HOPを掛けていきHOPが平らに降りてきている事を確認します。



インナーバレルが短いのでそのまま使用しますとマズルの部分で弾当たりが発生します。
その為にφ10mmのアルミ管でマズル部まで誘導管を作製します。
PDIのマズルキャップ(逆ネジ)を外しφ9.5mmのドリルで穴を貫通させます。
次にアルミ誘導管を差せる様にφ10.1mmのドリルで10mm程度のザグリをつけます。
これでアルミ誘導管がマズル部から先に出る事はありません。



マズルにアルミ誘導管を差してみます。
アルミ管の長さは長すぎるとHOPがNOHOPにならなくなるのでNOHOPで丁度良い長さに調整して下さい。



アルミ誘導管をインナーバレルに差し込むのですが、そのままだとガタが出るのでインナーバレルの先端と根元に7~8cmのシールテープを巻いてアルミ誘導管を押し込みます。



これでチャンバー周りが完成です。
アウターバレルにチャンバー周りを組み込んでチャンバーブロックで固定します。



アウターバレルとレシーバーを組んで初速調整です。
今回はインナーバレル長は180mmで調整しました。

ロングレンジ試射にて弾道をチェックし、適HOPにて弾速を確認し作業は終了となります。



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