東京マルイ 次世代HK416D DEVGRU電動ガン Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2016年08月14日 19:07

ORGA AIRSOFT TAKAです。

先に、先日12日にご報告しました、弊社Webshopのログイン障害の方、復旧致しましたので、ご連絡させて頂きます。
会員の皆様にはご不便お掛け致しまして大変申し訳ありません。
現状、通常通りORGA Webshopの方、ご利用頂けます。

また、弊社15日までお休みとなっており、営業再開の16日はこの連休で頂きましたご注文の発送に追われることが予想されます。量によっては、スタッフ総出で発送業務を行っても全てのご注文が16日中に発送できない場合も御座います。
発送は、ご注文頂いたタイミング順に対応しておりますので、連休明けのゲーム等で必要なパーツが御座いましたらお早目にご注文頂ければと思います。

本日は大変人気のある東京マルイ製次世代HK416D DEVGRUカスタムのAxisチューンのご紹介です。



それでは作業開始です。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。



バッファーリングをゆるめます。



配線カバーのネジを外しカバーを取ります。ハンダで配線を外します。



バッファーリング等から配線をかわしてバッファーチューブを外します。



グリップエンドのネジを外しモーターやグリップも取り外します。



マガジンキャッチやトリガーロックピンも外します。
グリップの根元にアンビ機構のギアがあるのでこれも取り外します。



メカボ前方を持ち上げながらボルトストップを外します。



セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にしてメカボ後方を持ち上げながら前にずらすとメカボが取り出せます。



これよりメカボ内のチューンを行います。




メカボを開けます。



メカボ内パーツを取り外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA 6mm軸受け 次世代用を使用します
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
詳しい組込み方のコツはこちらよりご覧ください。



続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。



シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセット 次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください



ピストンも耐久性向上の為に次世代電動ガン M4対応 SHSメタルピストンを使用します。
このピストンはメタル歯の引掛りが弱い為接着をしましょう。
接着方法はこちらよりご覧ください。




ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。



メカボを閉じます。



メカボをフレームに組込みます。
スプリングはAxisスプリング次世代用を使用します。



最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みです。



ストックをLipoバッテリーが使える様に端子に直接テフロン配線をハンダ付けし、ミニコネクターを付けます。



ストックの左側にLipoバッテリーを収納出来るように干渉する部分を削ります。
これで左側はバッテリーを、右側はミニコネ端子を収納出来ます。
ストックをハメてテストドライブを行います。
モーター位置調整も行いロア周りのチューンは終了です。



続いてフロント周りのチューンです。




チャンバーを分解します。
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。



DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。



これらを組み込んで初速の調整です。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回はバレル長260mmで調整しました。
これで室内作業は終了し、ロングレンジ試射を行い弾道をチェックすればチューン作業が完了となります。




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