電動ガン VFC MP5A4 Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2016年11月13日 12:35

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

本日はVFC MP5A4のAxisチューンのご紹介です。

実銃としてのMP5はあまりにも有名で、多数の国の部隊で採用されています。
ドイツのH&K社がG3を基に開発をしたHK54を輸出・警察向けに短機関銃として開発されました。
各種ラインナップがありますがA4は3点バーストと固定ストックが特徴となっております。
ちなみにA4のスライドストックバージョンがA5となります。



こちらのVFC MP5A4も実銃同様3点バーストが可能となっております。



それでは作業を開始します。
ストック基部のピンを抜きストックを後方にずらすとストックが外せます。
A4は固定ストック内にバッテリーが収納出来るのでスティックタイプのLipoバッテリー、「NEOX Lipo7.4v 40C 1200mAh」が使用可能です。



フレームロックピンを抜くとアッパーとロアが分解できます。



スプリングガイドを固定しているネジを外します。



ロアとステーを固定しているネジを外します。



グリップエンドを外します。



グリップ奥のメカボを固定しているネジを外します。



これでレアからメカボが取り出せます。
このメカボは3点バースト機構があるので独自形状です。



メカボを開け各パーツを外し洗浄します。



軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。



3点バースト機構とスイッチ部です。



配線をテフロン配線に交換します。



ギアは3点バースト機構がセクターギアと関連している為、そのまま使用します。
VFC特有のシム調整が不要なスプリングテンション部を外し、シム調整が出来る様にしました。



各ギアをビスタックでグリスアップを行います。



シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。



ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



耐久性向上の為GUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに交換します。



そのままだとスイッチ部と干渉するので突起部を削り落とします。



メカボ内パーツを必要に応じてグリスアップしメカボに組込みます。
ノズルは専用品なので純正品を使用し、スプリングはSHS製M100スプリングを使用しました。



メカボを閉じロアに組込みます。



最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
SBDを取付けたサマコバモーターを組み込んでテストドライブを行います。



続いてフロント周りのチューンです。インナーバレル・HOP部を分解します。



インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用しHOPアームに接着します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み窓に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして必要に応じてカットをしてご使用下さい。
今回は前側をカットし、HOPの降りる量を増やす為ゴムシートを貼りつけました。
ゴムシートの貼付け方法はこちらよりご覧下さい。



チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。



初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。



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