東京マルイ 次世代SCAR-L Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2020年03月21日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日は東京マルイ 次世代SCAR-LのAxisチューンをご紹介します。
本機種は東京マルイの次世代シリーズでも大変人気がある機種でフィールドやショップさんなどで皆さんも一度は目にした事があるのではないでしょうか。

SCARとは(FN Special operations forces Combat Assault Rifle:特殊部隊用戦闘アサルトライフル)の略となり
SCAR-Lの「L」は(Light)の略で5.56x45mm NATO弾を使用し通称MK16とも呼ばれます。
ちなみにSCAR-Hの「H」は(Heavy)の略で7.62x51mm NATO弾を使用し通称MK17と呼ばれます。


それでは作業を始めます。
まずはアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解します。
リアサイトのネジを緩めサイトを外しておきます。
次にアッパーレシーバー後部の2本のネジ(左右なので合計4本)を外します。


リアサイトを外した下にネジがあるのでこれも外します。



スクリューホルダーのネジの3本のうち一番後方のネジ(右側にもあるので合計2本)を取り外します。
これでアッパーとロアの分解が出来ます。



次にストックを取り外します。
ストックを折りたたむと2本のネジあるのでそれを外します。
これでストックはグラグラになります。



最後は配線が繋がっているのでジョイント部を外せばストックが取り外せます。



次にネジを外しグリップエンドを取ります。



モーターを取り出しグリップを外します。



ロアレシーバー先端部のロックピンを外しメカボックスを取り出します。



メカボックス左面のネジを2本外しウエイトステーを外します。



メカボックスをひっくり返し左面にあるリコイルプレートもネジを3本外し分解します。



リコイルプレートの先端部にはロックピンのフリクションスプリング(鉄製のC型のパーツです)あるので無くさない様にしましょう。



細い棒状の物でウエイトシャフトを押し出し抜きます。
抜く方向は前後どちらでも構いません。



これでウエイトが取り外せます。



メカボックスのネジを外しメカボックスを開けます。
内部のパーツを全て外しパーツクリーナーで洗浄します。



軸受は「ORGA 6mm軸受け 次世代用」を使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。



ピストンは耐久性向上の為に「PROMETHEUS ハードピストン 次世代シリーズ SCAR用」を使用します。



シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット次世代用」を組込ます。



ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむしM4/SCAR用」を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



ギアは純正ギアを流用しシム調整を行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。



メカボックスを閉じてネジを締め配線カバーも取り付けます。



リコイルプレートも取り付けウェイトも組込みます。



メカボックスをロアレシーバーに組み込みグリップやストックをつけてテストドライブを行います。
これでロア周りのチューンは終了です。



次にチャンバーをアッパーから取り出します。
一旦前に押しながら左に回すとロックが外れ後方に抜く事が出来ます。



チャンバーを分解しインナーバレルを「MagnusHDバレル260mm」を組み込みます。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。


チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。


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