2017年04月01日 20:20
ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日は東京マルイ製次世代SCAR-HのMagnusチューンのご紹介です。
SCARとは(FN Special operations forces Combat Assault Rifle:特殊部隊用戦闘アサルトライフル)の略となり
SCAR-HはベルギーのFN社がM14やSR25の後継機種として開発した銃です。
「H」は「Heavy」の略で7.62x51mm NATO弾仕様となり、通称MK17とも言われております。
SCAR-HにELCANやPEQを載せて画像と同じ様な銃を作る事も可能です!
スコープ一覧はこちらよりご覧頂けます。
PEQ一覧はこちらよりご覧頂けます。
それでは作業を始めます。
アッパーとロアを分解するには合計5個のネジを外します。
フレーム中央にある3つ並んでる最後尾のネジ(両側)を外します。
リアサイトの下にあるネジを外します。
フレーム後部にあるネジ2本(両側)を外すとアッパーとロアが分解出来ます。
続いてストックを外し方ですがストックを折りたたむと2本のネジがあるのでそれを外します。
ストックを少しずらし配線を持ち上げそれぞれジョイント部があるので配線を抜きます。
ストックが抜けたらグリップエンドを外し、モーターを取り出しグリップ本体も外します。
ロアレシーバーの固定ピンを抜くとメカボが取り出せます。
リコイル機構のサイドのネジ2本を外しアームを取り外します。
ボルトベースブロック(?)を外すと先端の穴の溝にC型のリングが入っているので無くさない様に!
これはロアとメカボを固定しているピンの抜け防止リングです。
次にリコイルウェイトを外します。
芯棒を細い棒状の物で押し出して抜きウェイトを少し後方にずらしながら上に持ち上げます。
あとはメカボのネジを外し開けます。
内部パーツを全て外し内部を洗浄します。
パーツクリーナーで洗浄しウエスでふき取ると綺麗になります。
細かい部分は歯ブラシを使用すると便利です!
軸受けは耐久性向上の為ORGA次世代用6mm軸受けを使用します。
軸受けの固定方法を動画でご紹介しておりますので宜しければご覧下さい。
ギアは純正品を使用しシム調整を行います。
シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
ピストンも耐久性向上の為プロメテウス 次世代電動ガン SCAR用 ハードピストンを使用します。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4/SCAR用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
メカボを閉じウエィト周りも組込みます。
モーターはEG1000からサマリウムコバルトモーターに変更します。
EG1000の二倍のトルクがありハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを犠牲にする事はございません。
消費電力も少ない為バッテリーも長持ち!良い事づくめのモーターです^^
ちなみに安価で簡単にスイッチ接点を保護できるSBDは組込み済でしたのでサマコバに移植しました。
メカボをレシーバーに組込み、ストック、グリップ、モーターを組み込んでテストドライブです。
続いてフロント周りのチューンです。
チャンバーは90度回転させるとアッパーから取り出せます。
インナーバレルとHOP周りを分解します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み窓に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は170mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となり、ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了です。
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