ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日は東京マルイ次世代電動ガンMk18Mod1のMagnusチューンをご紹介致します。
Mk18Mod1と言えば以前より不動の人気を誇る銃ですね!
ORGA OUTLINEにて「
Mk18Mod1」について解説をしておりますので宜しければご覧下さい。
本日はMagnusチューンと共にリコイルをキャンセルしバッファーチューブ内にLipoバッテリーを収納出来る様に加工します。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアーを分解します。
次にストックを外します。
レバー後部を下に目一杯引っ張りながら後方にスライドさせます。
これでバッファーチューブから抜きます。
この時にバッファーチューブ後端の端子に引っ掛けて端子を折らない様に注意してください。
そしてバッファーリングを緩めるのですがネジロックが塗ってあるのでヒートガンで温めてからレンチで回すと簡単に回ります。
バッファーリングを緩めたらネジを2本外しコードカバーを外します。
バッファーチューブ後端の端子から配線を外します。
バッファーリングとスリングプレートから配線をかわしバッファーチューブを回してレシーバーから外します。
バッファーチューブ後端の端子もネジを外し取り外します。
バッファーチューブキャップもネジロックが塗布してるのでヒートガンで温めてから回して外します。
バッファーチューブからリコイルウエイト一式を取り外します。
バッファーチューブに配線を内部に通す為の穴を開けます。
配線が傷まない様に角の面取りも忘れずに!
リコイルウエイトを抜くと純正スプリングガイドぐらついて不具合の原因となるので使用しません。
これを組込みバッファーチューブの準備はOKです。
グリップエンドを外しモーターを取り出しグリップも外します。
マガジンキャッチとトリガーロックピンを外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にしてメカボックスの前側を上に持ち上げながらボルトストップを外し、今度は後部をロアーレシーバーからかわしながらメカボックスを取り出します。
メカボックスを取り出したらヘックスドライバー(サイズT10)を使用しネジを4箇所外します。
ボルトストップ機構パーツも外し下にあるネジも外します。
瞬間接着剤は衝撃に弱い為お勧め出来ません。
ベベルギアは純正ベベルギアの方が静かなので純正ベベルギアを使用します。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「
Magnusシリンダーセット次世代用」を組込ます。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
バッファーチューブ内にLipoバッテリーを収納する場合は既存配線では長さが足りないので「
テフロンコード」の敷き直しを行います。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボックスを閉じてロアレシーバーに組込みます。
ロアレシーバーのパーツを組込みグリップも取り付けます。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
これでテストドライブを行いロア周りのチューンは終了です。
次にフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
あくまでズレの防止の為なので瞬間接着剤などで軽く着いていればOKです。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。