電動ガン VFC G28 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT

2015年12月14日 18:51

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

今回のベース銃は先日リリースされましたVFC製G28DXバージョンです。
圧倒的な存在感のある銃です。
既存でFETが組まれており、セミの切れも良く仕上がっております。
そのG28にMagnusチューンを施していきます。



それでは早速カスタム作業を開始します。
フレームロックピンを外しアッパーとロアを分解します。



バッファーリングを緩めストックパイプを外します。



ちなみにですがアンビの右側のセレクターは動きますがダミーです。



グリップ底の固定パーツを逆時計回りに回して外します。
ネジを2ヶ所外してグリップ底を外します。



配線の通し方は標準ですね。
モーターとグリップを外します。



後部よりメカボを固定しているネジを外します。



左側セレクターのセンターにあるネジを外してセレクターを取ります。
クリック感の為のボールを無くさない様にして下さい。
これでメカボが取り出せます。



メカボはHK417と共通です。
スイッチASSYが外に出てる分メンテナンスは楽ですね。
マガジンもHK417と共用です。



メカボを開けます。



メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けを外した後は接着剤等をしっかり剥がしましょう。
軸受けを入れる穴の周りに接着剤が残っていると軸受けが水平に納まりません。
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。



ギアはCORE製強化ギア18:1セクターチップを組込みます。



シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。



シリンダーはボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~ver6を使用します。
エアー量アップが飛距離に繋がります。



ピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れたJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。



VFC製のVer2メカボのタペットプレートの交換は必須です。
GUARDER製強化タペットプレートを使用します。



でんでんむしM4用ノズルも組み込んでシリンダー周りを組み上げます。



メカボにギア周りとシリンダー周りを組んで、スプリングはCORE製M120を使用しました。
メカボを閉じてスイッチASSYも組みます。



ロアフレームにメカボを組込みます。
今回はセミの切れをより良くする為に東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組込ました。
このモーターはトルクがEG1000の二倍あるのでセミの切れが抜群で、バッテリーの消費量も軽減されます。



これでテストドライブです!



次にチャンバー周りのチューンです。



バレルはMagnusチューンの必須アイテムのMagnusバレル(内径6.23mm)です。
大体の目安としましてMagnusシリンダーMagnusスプリングやM120相当スプリングですと182mm前後のバレルとなります。
銃に因りまして多少の前後があるので初速を計りながら長さを調整します。



HOPも定番となっております、面HOPカスタムです。
電気なまず「辛口」を使用し、チャンバーの窓に合わせカットします。



HOPアームになまずを接着し、チャンバー周りを組み上げます。
HOPが水平に降りてるか確認して下さい。



チャンバー周りをアウターバレルに差し込んでロアとアッパーを組んで初速調整を行います。
バレル長で初速を調整し室内の作業は終了です。
ロングレンジ試射を行い弾道チェックをし全てのカスタム作業は終了となります。



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