G&G GFL76L FNC Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2020年05月17日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はG&G GFL76L FNC のAxisチューンをご紹介します。

実銃としてのFN FNC(Fabrique Nationale Carbine)は、ベルギーのFN社で1976年に作られたアサルトライフルです。
同社で開発されたFN CALの改良版で5.56x45mm NATO弾を使用します。


それでは作業を開始します。
ハンドガード先端の固定クリップを前方向にずらし外します。
フロントサイト部のレバーを上げておいた方がハンドガードが外しやすいかもしれません。



ハンドガードを外したらフロント配線をアウターバレルに固定している結束バンドを切ります。



配線は端子でジョイントされているのでそこから外します。



次にストックを折りたたみ後部にある固定ネジを外します。
これでストックを上下どちらかにスライドさせてるとストックが外せます。



ストックを外すとアッパーとメカボックスを固定しているネジがあるのでそれも外します。



フレームロックピン(F)を外すとアッパーレシーバーとロアレシーバーが分解できます。



アッパーレシーバー内にコッキングハンドルのスプリングガイド的なパーツが組み込まれており、そこにメカボックス固定ネジの筒状スペーサーがあるので組み込む時に忘れない様にしましょう。



ロアレシーバーです。
トリガー後部にスプリングが組まれているので要注意です。



グリップエンドを外します。



配線の立ち上げ方を確認したらモーターを取り出しグリップも外します。



先ほどのトリガー後部に見えていたトリガーテンションスプリングです。
グリップに収まっているので組み込む時に忘れない様にしてください。



フレームロックピン(R)を外しメカボックスを取り出します。



メカボックスはVer.2タイプです。
画像では透明なので見難いですがプラ製の特殊形状専用セレクタープレートが使用されています。



メカボックスを開けるとピストンやギアの他数点のパーツが交換されていましたので使えるパーツは流用します。
パーツ類をすべて外し洗浄をします。



軸受も「ORGA SUS420 8mm軸受け」 に交換済でしたので接着を行いしっかりと固定します。



シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を使用します。



ピストンは既に「J-Armament製14歯メタルTeethピストン」が組み込まれていたので流用しシリンダー周りを組み上げます。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
ノズルは専用品でしたのででんでんむしは組込み出来ませんでした。



軸受の接着剤が固まったらギアのシム調整です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップです。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
使用スプリングはORGA AXISスプリング 従来電動ガン用」です。



メカボックスを閉じたらロアレシーバーに組み込みます。



グリップを取り付ける際に先ほどのトリガーテンションスプリングを忘れずに!



モーターは「東京マルイサマリウムコバルトモーター」を組込みます。



インナーバレルはAxisチューンとの相性が良い「MagnusHDバレル」を使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
あくまでズレの防止の為なので瞬間接着剤などで軽く着いていればOKです。



チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は260mmで調整しました。


初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

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