ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はG&G GFL76L FNC のAxisチューンをご紹介します。
実銃としてのFN FNC(Fabrique Nationale Carbine)は、ベルギーのFN社で1976年に作られたアサルトライフルです。
同社で開発されたFN CALの改良版で5.56x45mm NATO弾を使用します。
それでは作業を開始します。
ハンドガード先端の固定クリップを前方向にずらし外します。
フロントサイト部のレバーを上げておいた方がハンドガードが外しやすいかもしれません。
ハンドガードを外したらフロント配線をアウターバレルに固定している結束バンドを切ります。
配線は端子でジョイントされているのでそこから外します。
次にストックを折りたたみ後部にある固定ネジを外します。
これでストックを上下どちらかにスライドさせてるとストックが外せます。
ストックを外すとアッパーとメカボックスを固定しているネジがあるのでそれも外します。
フレームロックピン(F)を外すとアッパーレシーバーとロアレシーバーが分解できます。
アッパーレシーバー内にコッキングハンドルのスプリングガイド的なパーツが組み込まれており、そこにメカボックス固定ネジの筒状スペーサーがあるので組み込む時に忘れない様にしましょう。
ロアレシーバーです。
トリガー後部にスプリングが組まれているので要注意です。
グリップエンドを外します。
配線の立ち上げ方を確認したらモーターを取り出しグリップも外します。
先ほどのトリガー後部に見えていたトリガーテンションスプリングです。
グリップに収まっているので組み込む時に忘れない様にしてください。
フレームロックピン(R)を外しメカボックスを取り出します。
メカボックスはVer.2タイプです。
画像では透明なので見難いですがプラ製の特殊形状専用セレクタープレートが使用されています。
メカボックスを開けるとピストンやギアの他数点のパーツが交換されていましたので使えるパーツは流用します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
ノズルは専用品でしたのででんでんむしは組込み出来ませんでした。
シム調整が終わったらギアのグリスアップです。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボックスを閉じたらロアレシーバーに組み込みます。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
あくまでズレの防止の為なので瞬間接着剤などで軽く着いていればOKです。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は260mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。