電動ガン G&G製ARP-9 リチューン

ORGA AIRSOFT

2017年07月29日 19:50

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日は7月15日に発売になりましたG&G製ARP-9のリチューンのご紹介です。
この銃は軽量コンパクトで女性でもインドアでも取り回しがしやすいのが特徴です。
内部構造としましてはメカボはVer.2系ですが電子トリガー、MOSFET搭載でセミの切れが大変に良くなっております。



それでは作業に入ります。
分解の方法は通常のM4系と同じです。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分解します。



ストック部を外しグリップエンドも外します。



モーターはロングタイプですので色々なモーターに変更が出来ますね。



トリガーロックピンとフレームロックピン(R)を抜くとメカボが取り出せます。



外観は通常のVer.2メカボです。
セレクタープレートも標準的なVer.2タイプですが矢印の部分の裏側で電子トリガーの検知スイッチをFULL時に押す構造となっており
セレクタープレートを他社製に交換すると上手く作動しない可能性がありますので注意が必要です。



配線後部にMOSFETとヒューズが入っています。



メカボを開けます。
内部も電子トリガーとタペットプレート以外は標準的なVer.2パーツの構成です。



タペットプレートの前部が細くなっておりますので、通常のVer.2用タペットプレートではそのままでは使用出来ません。



シリンダーは加速ポート付きが入っています。



ノズルは標準的なM4系のノズルです。
ノズルを他社製に替える時はチャンバーとの相性等、諸々のチェックが必要です。



これが電子トリガーです。
非常に良く考えられたシンプル構造の電子トリガーです。



今回は軸受けとスプリング交換がご依頼内容です。
メカボ内パーツは洗浄しORGA SUS軸受け 8mmを使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので宜しければご覧ください



次にギアのシム調整、グリスアップを行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでご覧ください。



その他パーツをメカボに組込みます。
シリンダー周りも洗浄後グリスアップを忘れずに行いましょう。
スプリングはSHS製M90スプリングに変更しました。



これでメカボを閉じてロアに組み込みアッパーと合わせれば完了です。
初速も0.20g弾でリチューン前は78~80m/s程度でしたがリチューン後は87~89m/s程度となりました。
本日の作業はこれで終了となります。



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