下部のレバーを押しながら後方にワイヤーストックを引き抜きます。
バッファーチューブエンドキャップを下側の突起(ボタン)を押しながら外します。
バッファーチューブ奥の固定ネジを外しバッファーチューブを取り外します。
フレームロックピンを外しアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解します。
純正インナーバレル長は128mmです。
グリップエンドを外し配線の立ち上げ方を確認します。
このグリップは後方から2本立ち上がってます。
組み上げの際に同じ様に配線を取り回せるようにしておきます。
モーターを外しグリップも取り外します。
右側のセレクター、トリガーロックピン、マガジンキャッチを外します。
ボルトストップ、左側セレクターレバー、フレームロックピン(R)を外します。
これでメカボックスを取り出せます。
メカボックスはVer.2タイプです。
FETとヒューズは配線の後端にあります。
メカボックスを開けるとETU・電子トリガーがあります。
既存ピストンの前面にピストンヘッドの回転防止の突起があるの削り落とします。
これで
「J-ARMAMENT メタルピストンヘッド」を組み込みます。
ノズルは集弾性向上の為に「
でんでんむしM4用」を使用します。
ちなみにシリンダーは加速ポート付きシリンダーです。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
ギアは純正品を流用します。
セクターギアはセクターカットが施されています。
軸受の接着剤が固まったらシム調整です。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
スプリングは色々試した結果M120スプリングにて調整致しました。
メカボックスを閉じてロアレシーバーに組み込みグリップ・モーターなどの各パーツを組んでテストドライブです。
後はストックを組み込んでロア周りのチューンは完了です。
次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルは「
MagnusHDバレル」を使用します。
長さは135mmで調整しました。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
今回はインナーバレルの長さに制限があったのでスプリングの方で初速調整を行いました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。