G&G ARP556 耐久性・集弾性向上チューン

ORGA AIRSOFT

2020年03月15日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はG&G ARP556の 耐久性・集弾性向上チューンのご紹介です。
G&G ARP556はG&G社オリジナルのARP-9(9mm弾タイプマガジン仕様)の後継機としてM4マガジンが使用可能なタイプとして人気を博しています。
この機種の最大の特徴は何と言っても全長500mm程度の短さにあり取り回しの良さは抜群です。
もちろん(ETU+MOSFET)を搭載しトリガーレスポンスは申し分なし!
この特徴からCQB戦などの接近戦での最強ウェポンになりうる事は想像に容易い話ですね。

今回はこのARP556の耐久性向上と集弾性向上を目指しチューンを行います。




とりあえずはストック周りから作業を始めます。
下部のレバーを押しながら後方にワイヤーストックを引き抜きます。



バッファーチューブエンドキャップを下側の突起(ボタン)を押しながら外します。



バッファーチューブ奥の固定ネジを外しバッファーチューブを取り外します。



フレームロックピンを外しアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解します。



純正インナーバレル長は128mmです。



グリップエンドを外し配線の立ち上げ方を確認します。
このグリップは後方から2本立ち上がってます。
組み上げの際に同じ様に配線を取り回せるようにしておきます。
モーターを外しグリップも取り外します。
モーターはG&G製モーターの最高峰「G&G イフリート 25K モーター ロングタイプ」が標準搭載です。



右側のセレクター、トリガーロックピン、マガジンキャッチを外します。



ボルトストップ、左側セレクターレバー、フレームロックピン(R)を外します。



これでメカボックスを取り出せます。
メカボックスはVer.2タイプです。



FETとヒューズは配線の後端にあります。



メカボックスを開けるとETU・電子トリガーがあります。
万が一、FETやETUが破損した場合は「G&G E.T.U 2.0 AND MOSFET 3.0+VERTICAL TRIGGER リア配線」としてアフターパーツがございますので安心です!



メカボックス内部パーツを外し洗浄します。
軸受は「ORGA SUS420 8mm軸受け」 を使用し接着固定を行います。



既存ピストンはフルメタル歯なので流用します。
ピストンヘッドは「J-ARMAMENT メタルピストンヘッド」を使用します。



既存ピストンの前面にピストンヘッドの回転防止の突起があるの削り落とします。
これでJ-ARMAMENT メタルピストンヘッド」を組み込みます。



ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむしM4用」を使用します。
ちなみにシリンダーは加速ポート付きシリンダーです。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



ギアは純正品を流用します。
セクターギアはセクターカットが施されています。
軸受の接着剤が固まったらシム調整です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
スプリングは色々試した結果M120スプリングにて調整致しました。



メカボックスを閉じてロアレシーバーに組み込みグリップ・モーターなどの各パーツを組んでテストドライブです。
後はストックを組み込んでロア周りのチューンは完了です。



次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。



インナーバレルは「MagnusHDバレル」を使用します。
長さは135mmで調整しました。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。



チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
今回はインナーバレルの長さに制限があったのでスプリングの方で初速調整を行いました。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。




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