電動ガン KRYTAC GPR-CC Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2020年04月11日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はKRYATC製電動ガンGPR-CCのAxisチューンをご紹介します。



それでは作業を開始します。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーレシーバーとロアレシーバーを分解します。



ストックを外しグリップエンドを取り外します。



モーター配線の立ち上げ方を確認します。
プラスとマイナスの両方の配線がグリップ後方から立ち上がっています。
確認をしたらモーターを取り出しグリップも外します。



右側のセレクターレバーとマガジンキャッチを外します。



ボルトストップ、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外します。



これでメカボックスが取り出せます。
ここでワンポイントです!
セレクターギアの向きを確認しておきますと組む時に同じ向きになる様すれば困りません。



右側のギアの向きも確認しておきましょう。
同じく組む時に間違いがなくなりますので。
確認したらアンビ機構のギアを外します。



次にダミーボルトを外します。
メカボックスにダミーボルトが組み込まれているのはKRYTACの特徴ですね。
先端のスプリング固定ネジを外し上部2か所のプレートを押さえているネジを外せば取り外せます。



ボルトストップ連動パーツのネジを外し、取り外します。



スプリングはQDスプリングガイドですので先に取り出しておきます。
メカボックスのネジを外します。



メカボックスを開けます。
後部にFETが組み込まれています。
各パーツを外し洗浄します。



軸受を組込み接着します。
軸受は「ORGA SUS420 8mm軸受け」 を使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。



接着剤が固まるまでの間にシリンダー周りを組み上げます。
Magnusシリンダーセット従来用
J-Armament製14歯メタルTeethピストン
でんでんむしM4用
を使用しシリンダーヘッドとタペットプレートは流用します。




シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



KRYATACのメカボックスはスパーギアの部分の幅が狭く純正スパーギアでないと使えません。
ですのでセクターギアとスパーギアは純正ギアを使用します。



スパーギアはシムフリータイプでスプリングが入っているのでそれを外し真鍮のブッシュ(使わないギアから外した物)をはめ込みシム調整が出来る仕様としました。



純正べべルギアですが若干ギア音が大きいのでJ-ARMAMENT製のベベルギヤを組込みます。



続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。



メカボックスを閉じたらダミーボルト周りも組込アンビ機構のギアも組み込ます。
スプリングは「ORGA AXISスプリング 従来電動ガン用」を使用します。
メカボックスが組みあがったらロアレシーバーに組込みます。



グリップなどレシーバー周りのパーツを取り付けます。
モーターですが最近のカスタムの定番となってきました「東京マルイサマリウムコバルトモーター」を組込みます。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
バッテリーはLipo7.4vが推奨となります。
モーターを組み込んだらテストドライブを行います。



次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。



インナーバレルはAxisチューンとの相性が良い「MagnusHDバレル」を使用します。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。



チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は260mmを使用しました。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。


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