ARCTURUS CentaurA Magnusチューン

ORGA AIRSOFT

2019年12月28日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はARCTURUS(アークタウラス)製電動ガンCentaurAのMagnusチューンをご紹介です。

ARCTURUS製電動ガンはコストパフォーマンスが非常に良く性能も申し分ない大人気の電動ガンです。
現在は香港の政情不安から入荷に乱れが起きていますがもう少ししたら安定して入荷出来る様になると思います。
入荷したら絶対買いのメーカーです!
このCentaurA(ケンタウル エ-)はAR-15を基本構造としつつアッパーとハンドガードが一体型となったシャープなデザインで、背の高いトップレールやM-LOKを備えたARCTURUSオリジナルデザインの電動ガンです。



それでは作業を開始します。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを前後にスライドさせて分解します。



ネジを外しグリップエンドを取ります。



グリップエンドのネジですがトルクスレンチを使用してください。
六角レンチですと合わない場合がございます。



このグリップは前側から両方の配線が立ち上がっています。
グリップによって配線の取り回し方法が違うので確認してから分解し、組込む際は同じ方法で配線を立ち上げないとモーターの角度が変わり異音の原因になったり、最悪は回らなくなります。



マガジンキャッチ、ボルトストップ、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外します。



ボルトストップを外しますと逆側にあるダミーボルトストップ機構のパーツが外れるので無くさない様にしましょう。



セレクターレバーも外します。
こちらもトルクスレンチで回す事をお勧めします。



これでメカボックスが取り出せると思ったらバッファーチューブと面メカボックスが干渉して取り出せませんでした。
やはり初めにバッファーリングを緩めバッファーチューブを取り外すべきでした^^;



バッファーチューブを外すとスプリングガイド固定ネジを取り、これでメカボックスが取り出せます。



メカボックスはVer.2タイプですが細かい部分で専用パーツが使われておりARCTURUS専用となっています。
また他社製のVer.2メカボックスを試しにロレシーバーに入れてみましたがトリガーロックピンの位置など微妙に合わない事が判明!
ARCTURUSのレシーバーには純正のメカボックスを使用するのが無難です。
スプリングガイドはQDタイプなので後部よりメインスプリングが取り出せます。



メカボックスネジですが上部の4本は前2本はワッシャー無し、後2本はワッシャー有りです。
これは前側にワッシャーが無いのはダミーボルトの干渉を防ぐ為と思われます。



メカボックスを開けました。
ギアやシリンダー周りは通常の電動ガン用パーツですがスイッチ、トリガー、カットオフレバー、セレクタープレート、トリガーセィフティーパーツは専用品です。



メカボックス内部パーツを外し洗浄します。
軸受けは「ORGA SUS420 8mm軸受け」を使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。
 


ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。



軸受けの接着剤が固まったらシム調整です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



純正ピストンがFULLメタルTeethでしたので流用します。



ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。



メカボックスを閉じてメインスプリングの「ORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用」を組込みます。
スプリングを組み込んだらロアレシーバーにメカボックスを入れ各パーツを組込みます。



グリップを取り付けたら最近はカスタムの定番となってきました「東京マルイサマリウムコバルトモーター」とスイッチ接点保護を手軽に可能にした「SBD」の組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。



次にフロント周りのチューンです。
チャンバーはドラム式HOPダイヤルです!
今はこのタイプが主流となってきましたね。



チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を使用します。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。


チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。


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