2015年11月13日 21:09
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
それでは本題に入ります。
本日は大人気のMagpulPTS製MASADA CQBのMagnusチューンのご紹介です。
この銃は非常に良く出来ているのですがワンタッチでアウターバレルが外せる機構の為HOPの性能がイマイチという場合が多いです。
これを解消する為に面HOPにすれば問題はないのですが、面HOPにしますとワンタッチでアウターバレルが外せなくなります。
それでは作業開始です。
2本のテイクダウンピンを外してロアとアッパーを分解します。
ストック固定ピンを外し、ストックを上にずらして外します。
これでロア単体になりました。
メカボを固定しているネジを2ヶ所外します。
グリップ底のネジを2ヶ所外すのですが今回はグリップ底のネジがない為1本を外します。
これでメカボを取り出せます。
後方よりスプリングを抜き、モーター周り、アンビギア、メカボのネジを外しメカボを開けます。
今回はテフロン配線に交換のご希望でしたので配線を交換します。
スパーギアが欠けておりましたのでスパーギアのみ交換します。
シム調整を行います。
次にビスタックでギアのグリスアップです。
少量を歯の部分に吹き付け筆で延ばします。
エアー量アップに為にMagnusシリンダーを組込ます。
MASADAはVer.2~Ver.6タイプです。
ピストンはJA製メタルピストンを使用します。
シリンダー周りを組み込みます。
シリンダー内側にグリスを薄く塗り延ばしノズルの内側も少量のグリスを塗ります。
メカボ内のパーツを組み込みます。
軸受け部やピストンレール、タペットプレートレールなど磨耗する部分にもグリスを忘れずに。
メカボを閉じモーター回りも取り付けます。
スプリングはMagnusスプリングを使用しました。
アンビギア等も取付けます。
メカボをロアに組込ます。
続いてフロント周りです。
ネジ4ヶ所、割りピン2本を抜きアッパーからチャンバー周りを取り出します。
チャンバーが社外品でしたので純正品に戻します。
基部の左右2ヶ所のネジを緩めると交換出来ます。
次にアウターバレルからインナーバレルを抜き出します。
イモネジを外すとインナーバレルは抜けます。
チャンバーパッキンも社外品でしたので純正パッキンに戻します。
MASADAの場合は純正パッキン以外は初速が落ちる事が多く純正品以外はお勧め出来ません。
インナーバレルはMagnusチューンの核となるMagnusバレルを使用します。
今回は182mmを使用しました。
続いて面HOPのカスタムです。
HOPダイヤル裏側のネジを外してHOPダイヤルを外します。
HOPアームを取り出す際に小さなスプリングを無くさない様にして下さい。
電気なまずをチャンバーの窓に合わせカットしHOPアームに接着します。
こんな感じです。
これでインナーバレル等全て組み込んでHOPダイヤルを回し、HOPが平らに降りてきている事を確認します。
HOPの降り方が足りないとHOPの掛かりが弱くなります。
その場合はなまずの下に0.5mmのゴムシートを接着すればキチンとHOPが掛かります。
これでアッパーに組んでロアも組めば試射が出来ます。
初速調整はバレル長で調整しますが今回は182mmでバッチリでした。
ロングレンジ試射を行ってカスタム作業は完了となります。