右側にFET(EFCS)の基盤が付いてます。
この部分がトリガースイッチでトリガーを引くとスイッチが押されて通電します。
左面はセレクタープレート等もなくスッキリ!
スプリングはQDタイプのスプリングガイドなので後方から取り出せます。
スプリングを抜くと最後部に円筒状のパーツがあります。
メカボックスを開けるとこのパーツがポロっと落ちるので注意してください。
このパーツは疑似ブローバックパーツがピストンで後方にスライドした時にストッパーとなるパーツです。
モーターを取り外します。
内部はスイッチ類が無い分スッキリしてます。
右面のFET基盤を6本のネジを外して取り外します。
この時に基盤下側の絶縁シートを破いたり取り外したりしない様に注意して扱ってください。
メカボックス内部パーツを全て外し洗浄します。
軸受けは必ず接着をしましょう!
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの
MagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
ピストンは純正ピストンがFULLメタル歯なので洗浄して使用します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
ギアは
J-Armament製18:1強化ギアを使用します。
ARESのEFCS搭載の電動ガンはセクターギアの磁石で回転を制御しているのでセクターギアは純正品を使用します。
ギア周りとシリンダー周り、トリガーをメカボックスに組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボを閉じて基盤も取り付けます。
メインスプリングは「
ORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用」を使用します。
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用します。
そのままではロングモーターなのでショートモーターに加工します。
ショート化加工方法は以前にブログにてご紹介しておりますので「
ロングモーターのショート・ミドル化加工」からご覧下さい。
メカボックスをロアレシーバーに組込みロア周りのチューンは終了となります。
次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを押し込んでから反時計回りに回すと抜けます。
チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレル
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。