ARES SL-8 Magnus

ORGA AIRSOFT

2011年07月16日 16:04



ARES SL-8 Magnus

こんにちは★ORGA teruです^^

先日からの作業のARES SL-8の作業UPです。

まずは、ロアを取り出します。



Ver3メカボックスですね。



今回のMagnusでは、Playerさんから「使えたら使って~」と DeepFireのチタニウムパーツが同梱されています。



メカボックスオープン。



まずは、全体のパーツを取り外し、洗浄します。



純正のメタル軸受け+ベアリング軸受けです。

精度と軸穴径の磨耗を確認した所、問題なし!でしたので、そのまま採用します。

軸受けは、必ず固定しましょう!





さて、ギアの選定です。

ORGAでは、元から入っているギア精度に問題が無ければ、そのまま利用しますが、問題があった場合は、ORGA在庫のギアと差し替えます。



以下は、Playerさん持込のDeepFire チタニウムギア。

ARES純正とDeepFireギアを「個々に」 & 「組み合わせ」にて、最良のセッティングを算出します。



個々に確認を行った結果、セクター+スパーはDeepFire

ベベルはORGA在庫の5枚ラッチのベベル の組み合わせとなりました。







組み合わせが決定したら、改めてシム調整を行います。



シムの確認は、必ず、メカボックスを閉じて ビス2~3点にて固定して行いましょう!

ビスを締めると、シムのクリアランスが変わってしまい「キツイ」場合が良くあります。



シム調整が終ったら、WAKOSでグリスアップします。



ピストンは、お馴染みのSuperCorePistonです!

|-SuperCorePiston



現存するピストンの中で、一番良いと思います。



ピストンヘッドは、Magnusピストンヘッド従来用を採用。

Magnusシリンダー+Magnusピストンヘッドは、ロングシューティングの定番になりつつあります。

|- Magnusピストンヘッド

|- Magnusシリンダー





レール部分の潤滑は、Core501ケミカルを利用します。



全体を組み付けたら、内部チューンの終了です。






今回、DeepFireのチタニウムピストンは不採用となりました。


理由は、以下の部分(ピストンの1枚目)の高さが特に高くなっており、セクターの胴体(歯がないRの部分)に当たってしまい、ピストンが前進することが出来ず、ロックしてしてしまいます。

1枚目だけの問題であれば、グラインダーで高さを落としてあげれば問題ないですが、製造時の精度でしょうか・・・・・

全ての歯の高さがNGです。



モーターはAIPのトルク40000が同梱でしたが・・・・・

MidiumモーターでしたTOT 使えません^^;

従って、トルクとキレを重視して、EG1000Sを採用。



今回のMagnusはPlayerさん意向にて、2石FETを導入。

本来、FETであれば製作してしまうんですが、石在庫が無く、SHOPさんで買ってきたヤツをSL8の格納に合わせて、再加工しました。



次は、HOPチューンとアウター加工です。

まずは、初速調整の為、あらかじめ Magnusバレルにフライスで加工を行います。

|-Magnusバレル

※Magnusバレル・・・・あと数本ですTOT



今回のMagnusバレルは、235mm長にします。

235mmでは長すぎるのですが、なぜ?235mmにしたかというと・・・。



以下の様にSL8はチャンバーからハイダー口までが「空洞」だからです。

G3や一部MP5などのフロントへのバッテリー収納モデルの場合、このタイプですよね!

この状態で、150mmのバレル等を利用すると、確実にハイダー口に弾が当たってしまい、まともに撃てません。。。



150mmを入れるとこんな感じです。

バレル先端に40mmくらいの隙間があります。

しかも、バレルがグラグラです。



これを、235mmのバレルに差し替えると

以下の様に、ハイダー口まで、しっかり届きます。

この固定方法を用いて、旋盤でインナーバレル内を150mmまで掘り込んで行きます。

そうする事で、長いバレル長を保ったまま、ショートバレルを利用する効果と同じ効果を演出できます^^y

前から掘り込んで行き、以下の「指」の辺りまで、内径が7.6mmで掘り込まれています。




バレルの加工が終了したら、HOPチャンバー側のチューニングを行います。



最後に、SL8付属のアウターバレルを装着後の試射にて、アウター出口ギリギリの所で弾が当たっている様でしたので、アウター内径も広げます。

旋盤にアウターを装着して芯だしをした結果、アウター自体が若干曲がっていました^^;

旋盤で回転させながら、ゆっくり水平に戻してあります^^y


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