M733 ORGA Axis チューン

ORGA AIRSOFT

2013年04月04日 21:20


M733 ORGA Axis チューン

これまた、随分と古い作業分からのUPです^^;
G&P M733のAxisチューンです。


M4 / M16系は基本的にVer2というメカボックスを採用しています。

G&Pの場合は8mmベアリングが標準。

VFCの場合は8mmメタル軸受。

KingArmsの場合は7mmベアリングです。


内部確認~作業にてメカボックスをあけます。




この時期の作業は、まだORGA軸受を開発する前でしたので、そのまま8mmベアリングを利用します。(随分前だな。。。w)

《軸受けの固定》
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったり
ギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!

※瞬間接着剤等を利用の場合、設置の瞬間に斜になってしまったりしますので、注意してください。


配線はテフロン線へ交換し、ヒューズも外します。

テフロン線はWebShopでも販売しています。
商品ページはこちら→高電率テフロンコード


《ギアのチョイス》
電動ガンのカスタムの中で、ギアの選択(材質ではない)は大きな要素です。
ORGA WebShopでも解説している通り、ギアにはギア比という物が存在します。
このギア比で、回転する速度が変動します(ハイサイクルなど)

# 18:1 = マルイ純正比
# 16:1 = ハイサイクル系
# 13:1 = スーパーハイサイクル(マルイハイサイクル同等比)
# 32:1 / 100:200 / 100:300 = トルク寄り(サイクルが落ちます)

現在はCORE ENHANCED GEARというNEWギアを取り扱っています。
動画でも詳細をUPしてますので、商品ページからご覧ください。
CORE GEAR SET 商品ページ





ギアはSHS強化ギア18:1に変更します。
ギアには精度の差により回した時に多少ノイズが発生する場合があります。
ORGAでは在庫品の中よりノイズの少ないベストな組み合わせのギアを選択し使用しています。

シム調整にグリスアップも忘れずに行います。


給弾不良防止の為セクターチップを使用します。
特にでんでんむしを使用する場合はノズルが長いので必需品と言えます。


今回はMADBULLの強化ピストンを使用します。
こちらも現在在庫が切れておりますが、近日に入荷致します。

M110くらいまでのスプリングを使う場合には非常に良いバランスが取れるピストンです。

ピストンヘッドは、既存の物を流用します。
OリングはORGA生産品へ交換します。


ノズルは集弾性が格段に良くなるでんでんむしを使用します。
BB弾を毎回同じ場所で保持する事で集弾性が良くなります。
商品ページはこちら→でんでんむし


各パーツを組込みAxisスプリングを組込みます。
商品ページはこちら→Axis spring


《駆動部確認とテストドライブ》
組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。
この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。
もし支障がある場合は、カットオフレバーやセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。

また、この状態でノズルを押してみて、きっちり前後運動するか?確認してください。
細い棒状の工具をノズルから差込んで押す事によりピストンの動きもチェックをしてキッチリ動いていればOKです。

たまに、メカボックスを閉じてテストドライブの段階で「実はピストンがレールと噛んでいた・・・」なんて事になると
また全バラシになりますので、この工程は必ずやりましょう!



チャンバーはSYSTEMA製メタルチャンバーを使用します。
こちらもShopで取り扱っています。
SYSTEMAメタルチャンバー


《バレルについて》
Magnusチューン 及び Axisチューン共に、ORGA製 WideBore バレルを利用します。
ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。
業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。
各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。
# 6.23mm Magnus Barrel
# 6.13mm MagnusHD Barrel

全国のSHOPさんでも取り扱いがありますので、最寄りのSHOPさんにもお問合せしてみてください。



《HOPチューン》
HOPチューンは、FireFlyのなまず辛口を利用します。



ORGAで販売(組込み含む)している なまずは、オリジナルのステンレス平行ピンが付属していますので
より"ねじれ"に強く安定したHOP回転を掛ける事ができます。
なまずに関しては、そのまま利用する事はありません。チャンバーの開口部やHOPレバーの形状に合わせてなまずを加工します。

なまず商品ページはこちら


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