VFC M4 BABY 電動ガンMagnus

ORGA AIRSOFT

2014年11月21日 17:27

ORGA AIRSOFTのTAKAです。

先に業務連絡
明日からの連休ですが、ORGAも暦通り定休となります。
営業再開は火曜日からとなりますので、宜しくお願い致します。


今日はVFC M4 BABYのMagnusカスタムです。

この電動ガンの魅力ははなんと言ってもコンパクトな事です。

しかも中身は通常のM4系と同じVer.2メカボで飛距離・集弾性も遜色なしですので、サバゲーには強力なメインウエポンにもなります。


それでは作業に入ります。

フロントのフレームロックピンを抜きアッパーフレームとロアフレームを分解します。

フロント配線ですのでミニコネクターを抜いておきましょう。


グリップやボルトストップ、マガジンキャッチを外しトリガーロックピンとフレームロックピン(リア)を抜きますとメカボが取り出せます。

通常のVer.2メカボです。


メカボを開けます。

各ネジを外しますが、VFCのメカボはスプリングガイドの固定ネジがメカボに止まっているのでこれも忘れずに外しましょう。

各パーツを外しメカボ内のグリスなどをパーツクリーナーを使ってキレイに落とします。


軸受けは耐久性を考慮しSUS軸受け8mmに交換します。

VFCの場合は純正軸受けがガッツリ接着されておりますので外した後は接着剤の残りを綺麗に取り除きましょう。

新しい軸受けは斜めになったり浮いたりしないようにしっかり奥まで押し込み接着しましょう。


ギアはCORE強化ギア16:1を使用します。

精度も良く強度もあり価格もお手頃なのでお勧めのカスタムギアです。

給弾不良を防止する為にセクターチップも組み込みます。

でんでんむしを使用する際はノズル長が微妙に長いので特に組み込みをお勧めします。


シム調整を行います。

スパーギアの下シムをメカボやベベルの軸受けと擦らない程度に薄い物を使用します。

ここを厚くしてしまうとセクターやベベルの下シムも厚くなりセクターが上に上がるとタペットと擦れて動きに抵抗となってしまいます。


ギアのグリスは少量を歯に拭きつけ筆で伸ばします。

付け過ぎはギアが回転する際に負荷となるので気をつけましょう。


ピストンは高耐久メタルTeethピストンを使用します。

メタル歯なので強度もありカスタム時には使いやすいパーツです。


ノズルはいつものでんでんむしM4用です。

先端の特殊形状により、BB弾を保持位置を固定出来るので集弾性が向上します。

ノズルを交換した際は必ずチャンバーにはめてみて、チャンバー内できつくないか動きをチャックして下さい。


VFC純正タペットプレートはポリカ製で衝撃に弱い為、耐久性向上の為に

GUARDER Ver.2 タペットプレートを使用します。

セクターチップを使用する場合は交換をお勧めします。


今回のシリンダーは純正サイズの加速ポートなしのフルシリンダーを使用します。

加速ポート付きのシリンダーは初速は上がりやすいですが、エアー量が少ない為に飛距離がウィークポイントとなります。

シリンダー内のグリスも薄く塗って下さい。

これも量が多すぎるとピストンの動きを妨げる原因となります。


今回はお客様のご要望によりテフロン配線に交換致します。


スプリングはMagnusスプリングを使用します。

メカボ内の各パーツを組み込みます。

ギアの軸部分やピストンレール・タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分はグリスアップを行って下さい。


メカボを閉じます。

この状態でノズルを押して動きをチェックし、

ノズル先端から細い棒等を入れてピストンヘッドを押して

ピストンの動きもチェックして下さい。


メカボをロアに組み込みグリップも取付けます。

モーターは東京マルイEG1000Lを使用します。

モーターを組み込みグリップエンドを取付けたらテストドライブです。

モーター位置の調整も忘れずに行いましょう。


続いてフロント周りのカスタムに入ります。

まずはインナーバレルの交換です。

インナーバレルはもちろんMagnusバレルを使用します。

内径6.23mmのルーズバレルはインナーバレル内での弾当たりを抑え

BB弾の回転を乱す要因を最小限に抑えます。

それにより集弾性が向上します。


HOPテンショナーは面HOPの電気なまず「辛口」を使用します。

通常のHOPですと点でBB弾に回転を与えますが、面HOPの場合は線となり長い時間回転を与えます。

それにより回転数が安定し集団性向上につながります。

面HOPの場合はチャンバーパッキン内の突起があると面で押せないので平らな部分でHOPを掛ける必要があります。

Magnusバレルはチャンバーパッキンを回転させ組み込む事で簡単に平らな面でHOPを掛ける事が可能です。

バレルを交換し面HOPカスタムを施したらロアとアッパーを組み込んで初速測定です。

初速の調整はバレル長の調整で行い、今回は170mmのバレル長でセッティング完了となりました。

ロングレンジの試射を行い弾道をチェックしカスタムは終了です。


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