PP19はロシアのイズマッシュ社が製造・販売する短機関銃で
PP-19の最大の特徴として、「スパイラルマガジン」と称する円筒形の弾倉を銃身と平行に装着し、弾薬は9x18mmマカロフ弾の他、特に貫徹力を重視した7.62x25mmトカレフ弾、輸出向けの9x19mmパラベラム弾・.380ACP弾の各種バリエーションがありますがこの「01」はバナナマガジンを使用し「9x19mmパラベラム弾」専用仕様となります。
それでは作業を開始します。
まずはリアサイトを外します。
サイトを下に押し込みながら後方にスライドさせると外す事が出来ます。
下にある板バネも外します。
上から見ると板バネがあった所に穴がありその奥にアウターバレル基部固定用イモネジがあるのでそれを緩めます。
次に側面にある基部固定ピンを抜くのですがこの機種は少し注意が必要です。
抜く方向が決まっているので必ず右面からピンポンチで左側に抜いてください。
この時にHOPレバーは一番後方にスライドさせておいて下さい。
固定ピンは左右2分割になっておりその隙間にHOPレバーが通るので前方向にレバーがあると破損します。
組込みの時はピンは左右それぞれから打ち込みます。
トップカバーを開けます。
カバーストッパーの側面にイモネジがあるのでこれを緩めてダストカバーを取り外します。
配線の通っている位置も覚えておきましょう。
チャンバー固定ネジをはずします。
これでフロント周りが抜き出せます。
次にグリップを取り外します。
セレクタレバーも外します。
標準的なVer.3メカボックスです。
メカボックスをあけます。
内部も標準的なVer.3パーツ類です。
内部パーツを取り外し洗浄します。
既存軸受けは9mmベアリング軸受けです。
これも一旦外し接着し直します。
既存ピストンがメタルTeethなのでこれも洗浄しチェック後流用します。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの
Magnusシリンダーセット従来用を使用します。
ノズルは
でんでんむしM4用を使用しシリンダー周りを組み上げます。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボックスを閉じてモーターを組付けテストドライブを行いレシーバーに入れずにおいておきます。
チャンバー周りを続いてチューンします。
チャンバーを分解しHOPアームとインナーバレルを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番「
Magnusバレル」を使用します。
インナーバレルとHOPをチャンバーに組込みレシーバーにメカボックスとチャンバーを組込みフロント周りも組上げます。