ARCTURUS AK105カスタム Axisチューン

ORGA AIRSOFT

2020年03月07日 19:10

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はARCTURUS AK105カスタム Axisチューンのご紹介です。
ARCTURUS製AKシリーズもマイクロスイッチ搭載でトリガーレスポンスの優れたAK電動ガンです。


それでは作業を開始します。
まずはトップカバーを開けます。
次にリアサイトを押し込みながら前にずらして外します。



リアサイトの板バネを前方向に引きぬきます。
個体によってかなり固い場合があるのでニッパなどの工具が必要な場合があります。



トップカバーのロックを外します。
前にずらしながら上にずらせば外せます。



板バネを外した下に穴があるのでその穴に六角レンチを差し込みにアウターバレルを固定しているイモネジを緩めます。
2本あるのでもう1本は手前から緩めます。
チャンバー固定ネジとチャンバー前にはまっている固定プレートを外します。



アウターバレル基部固定ピンをポンチで叩いて抜きます。



これでアウターバレル(一緒にフロント部分も)が抜けます。



下にマガジンストッパーがあるのでそれのネジを外し取ります。
これでチャンバーとインナーバレルが取り出せます。



次にメカボックスを取り出します。
グリップ底のネジを外しグリップを取ります。



セレクターレバーは中心のネジをネジザウルスやプライヤーなどで回して外します。



これでメカボックスが取り出せます。
見慣れないパーツは逆転防止ラッチを解除する為のパーツです。



モーターを取り外しセレクターの連動ギアも取り外します。



スプリングガイドはQDタイプなのでメカボックスを開ける前に取り出せます。



このパーツはトリガーと連動しているスイッチを押す為のパーツを押さえるためのパーツです。
とりあえず念の為、外しておきます。



メカボックスを開けます。
マイクロスイッチとトリガー連動ステー以外は標準的なVer.3タイプのパーツです。



メカボックス内パーツを外し洗浄します。
軸受は「ORGA SUS420 8mm軸受け」 を使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。



ピストンは純正品がFULLメタル歯なので流用します。



ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむしM4用」を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。



軸受の接着剤が固まったらシム調整です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。



メカボックスを閉じてメインスプリングを組み込みます。
ORGA AXISスプリング 従来電動ガン用」を使用します。



モーターは「東京マルイサマリウムコバルトモーター」を使用します。
そのままでは使えないのでショート化加工を施します。
ショート化加工方法は以前にブログにてご紹介しておりますので「ロングモーターのショート・ミドル化加工」からご覧下さい。



ショート化加工が出来たら「SBD」も取り付けます。



モーターを組み込んでテストドライブです。
モーター位置の調整も忘れずに行います。



メカボックスをレシーバーに組み込みセレクターレバーとグリップをつけて再度テストドライブを行います。



次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。



インナーバレルはAxisチューンとの相性が良い「MagnusHDバレル」を使用します。



HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。


チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをレシーバーに組み込みアウターバレルを組み戻して初速の測定です。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。



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