ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はLCT AK104 Magnusチューンのご紹介です。
AK電動ガンと言えばLCTと言うくらいAKでは有名なメーカーですね。
外装はしっかりした造りで勿論レシーバーなどはガタなどありません。
内部をチューンすれば最高の1丁に仕上がります!
それでは作業に取り掛かります。
トップカバーを外しリアサイトも外します。
リアサイトは持ち上げながら後方にスライド(かなり固い場合があります)させると外せます。
リアサイトを外すと下に板バネがありこれは前方にスライドさせながら外します。
板バネを外すとアウターバレル基部を固定しているイモネジが2か所確認出来ます。
これを2か所とも緩めます。
これでフロント部がゴッソリ前側にスライドし外せます。
途中で止まったので確認するとチャンバー固定ネジを外すのを忘れていました(-_-;)
チャンバー両サイドの2本のネジを外します。
これで今度こそフロント部をレシーバーから抜く事が出来ます!
インナーバレルは後方に引き抜いて下さい。
次にグリップ底のネジを外してグリップを取り外します。
続いてセレクターレバーを外します。
中心部がネジになっているので傷付けない様にプラ歯のプライヤーなどで挟んで回します。
これでメカボックスが取り出せます。
標準的なVer.3メカボックスです!
ちなみにシリンダーは加速ポート付きタイプです。
内部も粗悪な中華とは違いグリスの塗り方やシムなどもキチンとしています。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
次にシム調整です。
少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
ピストンは純正品がメタル歯なので洗浄して使用します。
ピストンヘッドを組込む際は緩まない様にネジロックの使用をお勧め致します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
モーターは安心の
東京マルイEG1000Sモーターを使用します。
メカボックス閉じてモーターも組み込みます。
この状態でテストドライブが出来ます。
レシーバーにメカボックスを組込みグリップを着けて再度テストドライブを行います。
これでロア周りは終了です。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
チャンバーにHOPとインナーバレルを組込んだ後HOPの降りる量をチェックします。
今回は降りる量が足りないと判断し嵩増しの為に0.5mmのゴムシートを貼付けました。
大きめのゴムシートを接着剤で貼付け乾いたらHOPの大きさに合わせカットすると上手に貼れます。
これらを組み込んで初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行います。
基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。