2016年10月11日

クラシックアーミー SA58OSW電動ガン Magnus

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

本日はクラシックアーミー製SA58OSW magnusチューンのご紹介です。
実銃としてのSA58はFN FALをアメリカDSA社が生産したカスタムモデルです。



それでは作業を開始します。
左右にあるネジを回し外します。
コインでも回るようになっている実用的なネジです。



ガスブロック固定ネジを外し、スリングスイベルも外します。



これでハンドガード周りが分解できます。



ロア周りはこんな感じです。



グリップエンドのネジを外すとメカボが取り出せます。
メカボを固定しているネジはこれ一本だけです。



メカボはVer.3でセレクタープレートが専用形状となっています。



逆側は配線が通っており、配線固定パーツがあるだけですね。



メカボを開けます。



メカボ内パーツを取り外し洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為ORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
詳しい組込み方のコツはこちらよりご覧ください。



ギアはCORE製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
セクターチップの組込み方のコツはこちらよりご覧ください。



続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。



シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。



ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



ノズルはでんでんむしを使用します。
通常Ver.3メカボの場合はAK用を使用しますがチャンバーがM4系なので純正ノズルの長さを測った所M4と同じでした。
従いましてでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリングを使用しました。



モーターは信頼性抜群の東京マルイ製EG1000Sを使用します。



メカボを閉じます。
Ver.3系はこの状態でテストドライブが可能となります。
モーター位置の調整も行いましょう!
テストドライブが終わったらロアに組込みます。



続いてフロント周りのチューンに入ります。
HOPダイヤルを前方向に抜いてインナーバレルとHOPアームを外します。



インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。



DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。



これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は200mmで調整しました。



初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。



  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 12:12Comments(0)ClassicArmy

2011年04月15日

SA58 osw ClassicArmy Axis



ClassicArmy SA58 o.s.w
ORGA Axis tune

こんばんわ★ORGA teruです^^

本日、4本目のAxis tuneですicon10

今回の銃は、ORGAが正規店として登録させてもらっているClassicArmy社のSA58です。

Playerさんからの注文品です^^

他にもクウォリティーの高い銃やパーツのラインナップがあるので、是非見てください!

ClassicArmy HP




まず、ロアを取り出します。



CA Ver3 メカボックスです。



メカボックスオープン。



まずは、既存グリス等を洗浄します。



洗浄完了。



軸受けは、しっかり固定します。



この固定を怠ると、どんなに良いギアなどを利用しても、クラッシュの原因につながります。



次は、シム調整です。



シムの確認は、必ずメカボックスを閉じて、ビスで止めた状態で行いましょう!



シム調整が決まったら、WAKOSビスタックでグリスアップです。



シリンダーは本日550本到着したw Magnusシリンダーを投入です!

|-Magnusシリンダー



ピストンは、耐久性を考慮しメタルピストンへ変更します。

|-SHSメタルピストン



今回のチューンはAxisなので、Axisスプリングを投入です!

強力すぎないスプリングレートで燃費もサイクルも向上し、キレの良いPlayが堪能できます^^

今年は、ライトレートスプリングが主流になりますよ^^y

|-Axisスプリング



全てのパーツ準備が整ったら、全体を組み付けて終了です^^



今回のもう一つの肝は、AIPモーターですね^^

SHOPには掲載してないんですが、定期的に仕入れて、チューンに利用してます!



テストドライブも完璧です!



メカボ側が終了したら、チャンバー側のカスタムです。



リーマーやらバリ取りやら・・・・



こういう所に利用します^^

弾上がりや、エアノズルに当たりがある時には、切削+研磨します。



Axisも もちろん面HOPを採用です。



そして、Magnusバレルの投入です!

今回は、363mmを295mmにカットして利用します!

上:CA純正
下:ORGA Magnusバレル

|-Magnusバレル



チャンバー側のカスタムが終了です!



これで、キレのある高命中精度のSA58の完成です!

自分が使いたいです^^;



《作業中、作業待ち》※順不同

・Suz氏:M14メンテナンス

・WAK氏:APS AK47 メンテナンス

・Suzk氏:VFC SR16E3 Axis

・Kihr氏:スノーウルフM24 Magnus

・watana氏:VFC Mk12mod1 Magnus

・Nomt氏:ClassicArmy EBR Axis

・Nagat氏:ドラグノフ Magnus

・Yamamt氏:A&K Minimi ハイサイクル

・Ito氏:L96

・Sho氏:VFC Mk18 MagnusHD

・Adach氏:PPSH41 Magnus

・Kusano氏:L96 BoltAction Magnus

・Hasegawa氏:G&P CAR15 Magnus

・Watanabe氏:KingArms Vltor M4 Magnus

・Yokoy氏;ClassicArmy M24 Retune

・Ume氏:MP5 ハイサイクル

・Okamura氏:SR47 Axis

・Masda氏:次世代M4 Magnus  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 22:47Comments(0)ClassicArmy

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