2020年08月30日

電動ガン LCT PP19-01 VITYAZ Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日は電動ガン LCT PP19-01 VITYAZのMagnusチューンをご紹介致します。

実銃としてのPP19-01 VITYAZはロシアのイズマッシュ社が製造・販売する短機関銃PP-19 Bizonからの派生型です。
PP-19 Bizonが円筒形のヘリカルマガジンを使用するのに対してP19-01 VITYAZは9x19mmパラベラム弾の一般的なバナナ型マガジンを使用します。

LCT PP19

それでは分解を行います。
トップカバーロックを押してトップカバーを開けます。

トップカバー取り外し

トップカバーロックの横にあるイモネジを緩めてコッキングレバーシャフトを前にずらしながら外します。

トップカバーロック取り外し

次にリアサイトを外します。
一旦下に押し下げながら後方にスライドさせると外れますが個体によってはすごく硬い場合があります。
リアサイトの下に板バネがあるのでそれも外します。

リアサイト取り外し

他のAKでは問題ないのですがこのPP19は必ずHOPアームを後方にスライドさせておく必要があります。
これをしておかないとフロント分解時にHOPアームが破損する可能性があります。

HOPアーム

チャンバーを固定しているネジを外します。

チャンバー固定ネジ

アウターバレルを固定してるイモネジをリアサイトを外した部分から六角レンチを入れて緩めます。

フロント固定ネジ

リアサイトの台座部分も分解します。
横にピンがあるのでこれを抜きます。

固定ピン

下部に2ヶ所イモネジがアウターバレルに留めてあるのでこれも緩め台座を外します。

固定イモネジ

台座を外すとアウターバレル基部を固定しているピンを止めているイモネジが出てくるのでこれを緩めピンを抜きます。
ピンはHOPアームを堺に左右に分かれているので両方とも抜いてください。

アウターバレルロックピン 

グリップエンドのネジを外しグリップを取り外します。

グリップ取り外し

セレクターレバーも外したらメカボックスを取り出します。
フロント側を持ち上げる様にしてチャンバーをかわしてレシーバーから取り出します。

メカボックス取り出し

メカボックスはVer.3タイプです。

Ver.3メカボックス

モーターを外しメカボックスを開けます。
LCT製のメカボックス内部は非常に綺麗です。

メカボックス内部

内部パーツを全て外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受は9mmベアリング軸受です。
軸受はしっかり接着されているか確認を行い緩んでる軸受は接着し直します。

メカボックス洗浄

ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

JA製18:1強化ギア

続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。

シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。

シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シム調整

純正ピストンがフルメタルTeethなので流用します。

LCT 純正ピストン

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。

Magnusシリンダー

ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむしAK用」を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

でんでんむし AK

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー周り組込

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
スプリングは「ORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用」を使用します。

メカボックス組込

今回はオーナー様のご意向でFETを組込みました。
信頼のNEOX製FETを使います。

FET

モーターは「東京マルイ製EG1000S」に交換します。

EG1000Sモーター

これらを組込みメカボックス周りの完成です。

メカボックス

次にフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

チャンバー分解

インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレル

HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
あくまでズレの防止の為なので瞬間接着剤などで軽く着いていればOKです。

面HOP

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
チャンバー周りとメカボックスをレシーバーに組み込んでアウターバレルのフロント周りを組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 19:10Comments(0)LCT

2019年11月30日

LCT RPD Axis&ハイサイチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はLTC製RPDのAxis&ハイサイチューンをご紹介します。
実銃としてのRPDは、SKSカービン用に開発された7.62x39mm弾を使用する分隊支援火器として、前任のDP28軽機関銃を設計したヴァシリ・A・デグチャレフが1944年に設計した軽機関銃で650発/分程度の発射サイクルとなっております。

電動ガンのこの機種もセミオートは無くフルオートのみでバイポット+ドラムマガジンという構成の軽機関銃です。

今回はオーナー様のご希望で実銃同様支援火器として使用したく飛距離もサイクルも欲しいとの事でAxis&ハイサイチューンのご要望でした。
通常のハイサイはセクターカットを行いショートストローク+加速ポート付きシリンダーで軽めのスプリングでの設定とする事が多いのですが飛距離を得る為にAxisチューン(ギアは13:1)+Lipo11.1vでの仕様に致しました。

RPD

それでは作業を開始します。
まずはクリーニングロッドを外します。

クリーニングロッド

レシーバーを固定しているピンを外します。

レシーバー固定ピン

後ででも大丈夫ですがレシーバー底部にある固定ネジを4本外しておきます。

メカボックス固定ネジ

右側のセィフティーレバーをフリーにしてロアレシーバーが取り外せます。

ロアレシーバー取り外し

ちなみにですがFET標準搭載です!

FET

これでメカボックスを取り出すのですがレシーバがタイトなのでレシーバーを広げながらメカボックスを後方にずらしながら抜き出します。

メカボックス取り出し

メカボックスはモーター内蔵タイプで専用メカボックスとなります。
右側にはトリガー連動ステーが有り、これでスイッチを押し通電させます。

トリガー連動ステー

左側は配線のみで何もなくスッキリ!

メカボックス左側

メインスプリングを取り出します。

メインスプリング取り出し

QDタイプのスプリングガイドなので六角レンチで少し押しながら回すと取り出せます。

QDタイプスプリングガイド

メカボックス内部です。
このメカボックスにはタペットプレートのガイドが無いのでセクターギアでタペットプレートを後方に引く時に上に逃げてしまいタペットプレートが曲がっています。
この機種はタペットプレートの破損事例が多くそれが原因ですね。
という訳で後程ですがメカボックスにタペットプレートの上側ガイドを作り上に逃げない様にしました。

メカボックス内部

ギアはサイクルUPの為「J-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed 強化ギアセット」を使用しセクターチップは既存品を移植しました。
セクターカットはせずフルストロークで使います。

13:1強化ギア

軸受けは9mmベアリングで接着をし直して流用しました。
いつもの様にシム調整を行い「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用しギアのグリスアップも行います。

シム調整

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。

Magnusシリンダー

ピストンはフルメタルTeethでしたので流用しシリンダー周りを組み上げます。

シリンダー組み上げ

モーターは「EG1000S」を使用します。

EG1000S

各パーツをメカボックス内に組み込みます。

メカボックス組み上げ

メカボックスを閉じた後にメインスプリングを入れます。
これでメカボックスのチューンは終了です。

スプリング組込み

次にフロント周りのチューンです。
まずはハンドガードを外します。
4本のネジを外すとモナカになっていて左右にパカっと割れ外せます。

ハンドガード分解

アウターバレル基部の上側に2カ所のイモネジ。
これを緩めます。

アウターバレル固定ネジ

横には2本の固定ピンがあるのでこれもポンチで叩いて抜きます。

固定ピン

これでアウターバレルが外せチャンバー周りも抜く事が出来ます。

フロント部分解

チャンバーを分解します。
HOP調整ダイヤル後部のOリングを外してダイヤルを外します。

チャンバー分解

HOPは円筒状のゴムを縦に使用しこれが押されて下がる事でHOPを掛ける仕組みです。
この方式のチャンバーは面HOPに出来ないのでHOPの効きを良くする為に嵩増しだけ行いました。

円筒状の押しゴム

インナーバレルは「MagnusHDバレル」を使用します。

MagnusHDバレル

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、フロント周りを組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 19:10Comments(0)LCT

2019年11月10日

電動ガン LCT G3A3 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はLCT製電動ガン G3A3 のMagnusチューンをご紹介します。
A3ですがウッドモデルになっています。

実銃としてのH&K G3はドイツのH&K社によって開発され1964年から1996年までドイツ連邦軍に制式採用されていた自動小銃です。
G3とはドイツ語で「Gewehr 3(drei)」、"3号小銃"の意です。
G3派生型であるA3は固定式ストックとハンドガードをプラスチック化し、銃身をフリーフロート(片持ち式)化したモデルです。

LCT G3

それでは作業を開始します。
ストック基部の固定ピン2本を抜いてストックを後方にスライドさせながら抜きます。

ストック取り外し

マガジンリリースレバーのところの固定ピンを抜くとロアレシーバーを取り出せます。

ロアレシーバー取り出し

メカボックス固定ピンを抜くのですがセレクターレバーと重なっているので判りにくいです。

メカボックス取り出し

レバーをSEFEにすると見えます。
抜く方向は左側から右側に抜きます。

メカボックス固定ピン

グリップエンドを外してモーターを取り出してグリップを外すとメカボックスが取り出せます。

グリップエンド取り外し

メカボックスはVer.2タイプです。
メカボックスを開けてます。

メカボックス内部

軸受けは9mmベアリング軸受けです。

9mmベアリング軸受け

今回はメカボックス上部にバッテリーを収納出来る様に不要な突起部を切削します。

上部突起切削

純正ピストンでメタルTheethピストンなので洗浄検品しピストンヘッドを外して流用します。

既存メタルTeethピストン

シリンダー周りを組み上げます。
シリンダーは「Magnusシリンダーセット従来用」とノズルは「でんでんむしM4用」を使用します。
ピストン、シリンダーヘッド、タペットプレートは純正を流用です。

シリンダー周り組上げ

ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

18:1強化ギア

続いてシム調整です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シム調整

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボを閉じてロアレシーバーに組込み各グリップなどを組込みます。

メカボックス組み上げ

最近はカスタムの定番となってきました「東京マルイサマリウムコバルトモーター」とスイッチ接点保護を手軽に可能にした「SBD」の組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ますのでお勧めです。
もちろんスイッチ接点保護の為SBDもセットでお勧めです。
モーターを組込んだらテストドライブです。

サマリウムコバルトモーター

チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を、HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。

フロント周りチューン

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

  


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2019年09月07日

LCT AKMS Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はLCT製電動ガンAKMSのMagnusチューンをご紹介します。
今回はオーナー様からご提供頂いた「LCT製AK用スリムピストルグリップ&専用モーター」を組込みます。

実銃としてのAKMSはAK-47の改良型であるAKMのストックを折りたたみ式にした銃で空挺部隊や戦車兵などで用いられています。



それでは作業を始めます。
まずはストッパーを押しながらトップカバーを外します。

トップカバー取り外し

ストッパーの横のイモネジを緩めコッキングレバーとストッパーを外します。

カバーストッパー取り外し

チャンバー固定ネジを外しておきます。

チャンバー固定ネジ

リアサイトは板バネで固定されているので押し込みながらズラすと外れます。
中には非常に硬い物もあるのでそういう場合は力技で頑張ります・・・。

リアサイト取り外し

リアサイトを外し下の板バネを取るとその下にイモネジ2本あるのでそれを緩めます。
このネジはアウターバレルを固定しているのでこれによりフロント周りがまとめて外せます。

アウターバレル固定ネジ

これでフロント周りを前に抜くことが出来ます。
アウターバレルが外れるとチャンバーとインナーバレルはメカボをかわしながら内側から引き出せます。

フロント周り取り外し

次にグリップ底のネジを外してグリップを外します。

グリップ取り外し

セレクターレバーのネジを外してセレクターレバーを外します。
従来電動ガンのAK系はグリップとセレクターレバーでメカボックスが固定されていますのでこの二カ所を外せばメカボックスを取り出せます。

セレクターレバー取り外し

メカボックスを取り出す前に配線の通す位置を確認しておきましょう。
レシーバーによって配線が通せる場所が違うので注意です。
この場合は一番後方でした。
配線を通す位置を間違えるとメカボックスとレシーバに挟まれ、最悪は断線なんて事もあります。

配線通し位置確認

通常はこのままでメカボックスが抜けるのですが今回はモーターが引っ掛かり抜けずらいので先にモーターを外します。

モーター取り外し

これでメカボックスが取り出せました。
メカボックスがVer.3タイプです。
取り出してみたらメカボックスはマルイ製でした。

メカボックス内部

メカボックス内のパーツを外し洗浄します。
軸受けはマルイ製メカボックスなので6mm軸受けです。
ORGA SUS420 6mm軸受けを使用します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。

軸受け

軸受けの接着剤が固まる間にシリンダー周りを組んでいきます。
構成は以下の通りです。
シリンダーヘッドとタペットプレートは既存品を流用します。

シリンダー周り組上げ

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
ギアのシム調整とグリスアップを行います。
グリスアップアは「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

18:1強化ギア

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。

メカボックス組み上げ

次にモーターです。
ここでLCT スリムグリップ用モーターの登場です。

スリムグリップ

メカボックスにモーターを組込みテストドライブです。
このモーターはマルイなどの様に下からイモネジでモーター位置の調整が出来ません。
モーターピニオンをずらして調整するかベベルギアのシム厚で丁度良い位置を探り調整します。
今回はベベルギアのシム厚で調整しました。

モーター組込み

モーターがスリムなのでモーターを取り付けたままレシーバーに入りました!
グリップとセレクターレバーを取り付けて駆動のチェックです。

ロア周り組み上げ

ロア周りが終わったらチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

チャンバー分解

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレル

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。

面HOP

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

チャンバー周り組上げ

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

  


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