2019年04月27日
SNOW WOLF PPSh-41 Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はSNOW WOLF PPSh-41 のMagnusチューンをご紹介します。
PPSh-41とはPistolet-Pulemyot Shpaginaの略で、第二次世界大戦中の1941年にソ連軍で採用された代表的な短機関銃です。
正式名称は「シュパーギン1941型7.62mm短機関銃」となりバラライカあるいはマンドリンの異名でも知られています。

それでは作業を開始します。
トップカバーの後部を前方向に押してスライドさせます。

少しテイクダウンが出来ますがコッキングレバーが引っ掛かるのでハンドルを引きます。

これでテイクダウンが出来ます。

次にテイクダウンピンを外します。

アッパーとロアが分解出来ます。

ヒューズがあるとストックから抜けないのでジョイントのコネクター部で外しておきます。

トリガーガード後部のネジを外します。

トリガーガード前部のネジも外してトリガーガードを取り外します。

上部のストックステーとメカボックスを固定しているネジを外します。

メカボックスを前方向にスライドさせながら

ロアレシーバーを抜き出します。

両側のネジ4か所を外します。

レシーバーからメカボックスを取り出すのですがトリガー連動パーツのスプリングとセィフティー機構のパーツが干渉するので外します。

メカボックス前方を持ち上げながらメカボックスを取り出します。

メカボックスを取り出せたらQDスプリングガイドとメインスプリングを取り出します。

コッキングレバーのシャフトに小さなEリングがあるのでこれを外します。
本日はSNOW WOLF PPSh-41 のMagnusチューンをご紹介します。
PPSh-41とはPistolet-Pulemyot Shpaginaの略で、第二次世界大戦中の1941年にソ連軍で採用された代表的な短機関銃です。
正式名称は「シュパーギン1941型7.62mm短機関銃」となりバラライカあるいはマンドリンの異名でも知られています。
それでは作業を開始します。
トップカバーの後部を前方向に押してスライドさせます。
少しテイクダウンが出来ますがコッキングレバーが引っ掛かるのでハンドルを引きます。
これでテイクダウンが出来ます。
次にテイクダウンピンを外します。
アッパーとロアが分解出来ます。
ヒューズがあるとストックから抜けないのでジョイントのコネクター部で外しておきます。
トリガーガード後部のネジを外します。
トリガーガード前部のネジも外してトリガーガードを取り外します。
上部のストックステーとメカボックスを固定しているネジを外します。
メカボックスを前方向にスライドさせながら
ロアレシーバーを抜き出します。
両側のネジ4か所を外します。
レシーバーからメカボックスを取り出すのですがトリガー連動パーツのスプリングとセィフティー機構のパーツが干渉するので外します。
メカボックス前方を持ち上げながらメカボックスを取り出します。
メカボックスを取り出せたらQDスプリングガイドとメインスプリングを取り出します。
コッキングレバーのシャフトに小さなEリングがあるのでこれを外します。
本当に小さいので無くさない様にして下さい。

Eリングを外すとシャフトとスプリングが外せてコッキングレバーが取り外せます。

メカボックス右側のセィフティー機構のレバーを取り外します。



軸受けの接着剤が乾いたらシム調整を行います。

ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。


モーターは東京マルイEG1000Sを使用しスイッチ接点保護のSBDも付け、スプリングはORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用を使います。


レシーバーをストックに戻して外した時とは逆の方法で固定します。

次にHOPダイヤルのイモネジを緩めます。

これでHOPダイヤルが後方に外せます。

次にHOPアームの支点部分のピンを抜いてHOPアームを外しておきます。
Eリングを外すとシャフトとスプリングが外せてコッキングレバーが取り外せます。
メカボックス右側のセィフティー機構のレバーを取り外します。
左側の逆転防止ラッチ解除レバーも外します。

メカボックスを閉じているネジをすべて外してメカボックスを開けます。
メカボックスを閉じているネジをすべて外してメカボックスを開けます。
スイッチはマイクロスイッチを使用し離れたトリガーからヤジロベー的な連動パーツでスイッチを押すメカニズムです。
マガジンからチャンバーにBB弾を給弾させるパーツがメカボックス先端に組み込まれているのも特徴の一つですね。

スイッチにゴムシートが何枚か貼り付けてありました。
スイッチにゴムシートが何枚か貼り付けてありました。
これでスイッチを押さえてスイッチのガタつきを抑えているのだと思います。
機構上スイッチが少しでも動くとレバーの動きシロが小さいのでスイッチを押しきれない為こういった手作り感満載の処置をしたみたいです。
スイッチはメカボックスのピンに差し込んであるだけなのでガタで多少動いてしまう不具合ですがスイッチをネジで固定する方式をとれば問題は解決すると思うのですが・・・。

もう一点の特徴として疑似ブローバックがあるのですが今回は破損の可能性が高いので予めキャンセルを行います。
もう一点の特徴として疑似ブローバックがあるのですが今回は破損の可能性が高いので予めキャンセルを行います。
メカボックス上部にあるパーツがピストンで押されてコッキングレバー部を押す連動パーツとなっているので組み上げの時にこのパーツを組込まないだけです。

メカボックス内パーツを外して洗浄をします。
メカボックス内パーツを外して洗浄をします。
軸受けは8mmタイプなのでORGA SUS420 8mm軸受け を使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
接着剤カスが硬い場合は小さなマイナスドライバー等でガリガリ削り落としましょう。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。
ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
軸受けの接着剤が乾いたらシム調整を行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が出来たらギアのグリスアップを行います。
ギアのグリスアップは「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますので「オルガ Magnusシリンダー組込方法について」をご覧ください。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
モーターは東京マルイEG1000Sを使用しスイッチ接点保護のSBDも付け、スプリングはORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用を使います。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周り、モーターなども組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材は「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボックスを閉じたらロアレシーバーに戻します。
この状態でテストドライブを行います。
レシーバーをストックに戻して外した時とは逆の方法で固定します。
これでロア周りは終了です。

次にアッパー周りのチューンです。
次にアッパー周りのチューンです。
チャンバーを固定している両側のイモネジを外しチャンバー一式を外します。
次にHOPダイヤルのイモネジを緩めます。
これでHOPダイヤルが後方に外せます。
次にHOPアームの支点部分のピンを抜いてHOPアームを外しておきます。
チャンバーの両サイドにあるイモネジを緩めるとインナーバレルが外せます。

四角いインナーバレル固定リブが入っててこれがガッチリ効いていました。
四角いインナーバレル固定リブが入っててこれがガッチリ効いていました。
インナーバレルを抜いてもリブとチャンバーパッキンが中に残って細い棒を使ってリブをコツコツと叩き出しました。




インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は200mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
2011年10月06日
SW バレットM82 Magnus ★

SW バレットM82 Magnus
ORGAです。
Snow Wolf製バレットのMagnusチューンです。
相変わらずの大迫力ですw
持ってるだけで強くなった気がします^^v
まずストック部分のピンを抜きアッパーとロアに分解します。

メカボはSWの刻印が入ったVer.2です!

メカボを開けます。
中には中華製グリスがたっぷりと・・・・(笑)

まず各パーツをはずしパーツクリーナーでしっかり洗浄します。

既存のメタル軸受は精度が悪い為、6mmボールベアリングに変更します。
ベアリングはブレ防止の為、接着材でしっかり固定します。

配線は電導効率を考慮しテフロンコードに変更します。
振動で外れないようにスイッチにはハンダでしっかり固定します。

ギアは精度に問題があった為、18:1SHS強化ギアに変更しました。
このギアを使用するにあたりORGAでは事前にしっかり精度検査を行っています。
NGギアはもったいないですが破棄します^^;
駆動部の要ですからこれは妥協しません!!

セクターギアにはセクターチップを圧入します。
このパーツは給弾性能を確実にUPしてくれます。
原因不明の給弾不良にお悩みの方は一度試してみるのも一つの手ですね。
あ!チップの設置向きが反対です^^;

次にシム調整です。
メカボを閉じてビスを締めた状態でシムを決めます。
ビスを締めてないとクリアランスが変わってしまいます。

ギアのグリスアップにはWAKOSビスタックを使用します。
少量を吹付け筆で薄く塗り延ばします。

シリンダーはもちろんMagnusシリンダーを使用します。
大容量のエアーはMagnusチューンの基本です。
内面にはシリコングリスを薄く塗り延ばします。

軽量で丈夫なSuperCorePistonにはMagnusピストンヘッドを装着します。
このピストンヘッドはMagnusシリンダー専用のピストンヘッドですので
シリンダー内のエアーを確実にノズルへと押し出します。

そしてそのノズルを「でんでんむし」に変更します。
BB弾を確実に保持し弾道を安定させます。

シリンダー周りを組上げました。

各パーツをメカボにおさめます。

メカボを閉じてノズルを手で押すとノズルの動きをチェックできます。
長細い棒状のモノをノズルの中に入れて押してみるとピストンの動きもチェックできますよ^^v

メカボをロアにはめます。

モーターは中華製のノンブランドからマルイのEG1000に変更します。
良いモーターは動作音が静かなだけではなく駆動トラブルの防止につながります。

メカボを固定しグリップをつけます。

続いてチャンバーASSYのチューンです。
チャンバーはSYSTEMAのメタルチャンバーに変更です。
このチャンバーは精度が良く給弾性もアップし弾道も安定させます。

HOPの要であるHOPラバーは面HOPの「なまず」を使用します。

バレルは内径6.23mmが脅威の弾道を生み出すMagnusバレルを使用します。
パッキンもマルイ製の新品に変更です。

チャンバー周りを組上げます。
アッパーに組込み試射をして弾速チェックです。
バレルの長さで弾速を調整します。

インナーバレルが短くなりアウターバレル内で弾当たりがでるので
アルミ製のアウター管でハイダー部まで延長します。
アウター管を通す為ハイダー内径を旋盤で広げます。

全てを組上げ最終の駆動、弾道チェックをしてチューンは終了です。
2011年08月16日
スノーウルフ バレットM82 Magnus

スノーウルフ バレットM82 Magnus
どうもORGA TAKAです。
バレットのMagnusチューンです。
銃デカいんです(笑)
全長145cm!
The 対物ですねw
すごい迫力でフィールドでも注目される事間違いなしです

撮影も普段の場所ではできないので床で行いました^^;
それでは作業開始です。
アッパーとロアを外すメカボが見えます。

ロックピンとグリップを外すとメカボが取出せます。
メカボはVer.2ですね。
中央にSWのロゴが入っています!

メカボオープンです。

まずは各パーツを外しメカボをパーツクリーナーで洗浄します。

配線は電導効率を配慮し高電率テフロンコードに変更です。

軸受を7mmベアリング軸受に変更です。
ギアの回転負荷を軽減してくれます。
軸受はガタツキがないように接着します。

ギアもキレイに洗浄しました。

既存のギアの精度に問題があった為、ORGA在庫の中から
セクターを変更しました。

ギアの選択が終わったらシム調整です。

続いてWAKOSビスタックでギアのグリスアップです。
歯の部分に少量を吹付け筆で延ばすように塗布します。

シリンダーはエア量を増やすMagnusシリンダーを使用します。
内部はシリコングリスを少量を薄くまんべんなく塗り広げます。

ピストンは軽量で強固なSuperCorePistonです。
表面も特殊加工を施してあり、とても滑らかです。

メカボとの干渉をチェックし当たりがシブい所をフライスで削ります。

Magnusピストンヘッドを取付けます。
Magnusシリンダー用に開発されたピストンヘッドです。

シリンダー周りを組上げます。

各パーツを組込み内部チューンの終了です。

メカボを閉じます。
この時点でノズルとピストンがスムーズに動くかチェックします。

とここで・・・・
ノズルを変更し忘れました(笑)
もう一度メカボを開けでんでんむしM4用と交換します。

メカボをロアに納めます。

グリップをつけます。
画像を撮り損ねましたがモーターをマルイのEG1000に変更しました。

チャンバーをSYSTEMA製メタルチャンバーに変更します。
給弾と弾道に大きな影響を与えるチャンバーには精度が要求されます。
カスタムパーツとして高精度なSYSTEMA製チャンバーはうってつけです。

HOPラバーは「なまず」を使用します。
面HOPは弾道のばらつきを抑えて集弾性を向上させます。

バレルはMagnusバレルを投入です。
内径6.23mmが脅威の集弾性を発揮します。
今まで導入されたプレイヤー様から
たくさんの賞賛の声を頂いているORGAイチオシのカスタムパーツです。

バレル加工を施します。
2th ロットの加工です^^y

チャンバーに組込んでアッパーに装着します。

インナーバレルが短くなったのでアウター管で延長します。
これでアウターバレル内での弾当たりがなくなります。

全て組み上げ試射をくり返し、弾速を規定内でおさまる様にバレル長を決めます。
HOPの状態や弾道もチェックし作業は終了です。
外観のインパクトに負けない弾道が得られました^^v