2016年09月02日
【1Jオーバー?】 流速チューンの性能とパーツ(続)
ORGA AIRSOFT TERUです。
前回の流速チューンって?という記事では、一般的な流速チューンの仕様についての認識と、流速はもの凄く飛距離が伸びるカスタムではないという話をしました。
今回は、以下について書きたいと思います。
それでは流速チューンって?
流速チューンを構成するパーツ
流速チューンって?
前回にも記載した通り、「流速」という言葉自体が電動ガンのカスタムの名前としては間違っていると考えます。意味が適正かどうか?は別として、インナーバレル内に弾が通って発射される時点で流速ではなく、正しくは管内流速という表現が適正なんですね。
と言いつつも、それらを集約して流速チューンと呼ばれてしまっているので、今更 管内流速!と言っても、イマイチ響きがカッコ悪いので、流速で良いんじゃないですかね?^^;
さて、先述の通り 流速 = もの凄く飛距離が伸びる訳ではない と言いましたが、ORGA AIRSOFTとしての認識は、以下の様に認識しています。
飛距離が伸びるのではなく、集弾性が向上する
確かに、「どノーマルの電動ガン」 と 「流速後の電動ガン」 とで比較した場合、初速が同じであれば、流速の方が若干ですが飛距離は伸びます。
実際、これまで 優に万を超える数のカスタムを行って来た中で、カスタムした銃は、今だに自分が試射に持っていき、弾道をチェックしています。
その中で、60m水平や70m近く飛ぶ電動ガンなんてありませんし(追い風の場合は別)、「弾の重さ」 と 「シリンダー容積」 と 「1J規制」 の面からみても、巷の噂話にある飛距離性能を発揮させるのは物理的に不可能だと思います。
では、単にパワーを上げればいいのか? ここに、1J規制という壁が立ちはだかります。
ちなみにボルトアクションは飛びます^^
それでは、流速チューン(弊社ではMagnusチューン)を施すことで、なぜ集弾性が向上するのか?
以下、前回も書いた項目ですが、「スプリングレートを持ち上げる」 「インナーバレルカット」 「Hop回りのチューニング」 は必須項目とします。
それでは、流速チューン(弊社ではMagnusチューン)を施すことで、なぜ集弾性が向上するのか?
以下、前回も書いた項目ですが、「スプリングレートを持ち上げる」 「インナーバレルカット」 「Hop回りのチューニング」 は必須項目とします。
昔ブログでも書いたんですが、理由は簡単で、結論を先に書くと以下の通りです。
パワーを上げる
↓↓↓
弾の直進運動の持続時間が長くなる
では、単にパワーを上げればいいのか? ここに、1J規制という壁が立ちはだかります。
ご存じの通り、強いスプリングを使えばパワーを上りますが、簡単に1Jを超えてしまう為、使い物になりません。
そこで、インナーバレルをカットすることで、管内で加速するBB弾のリリースポイントを早めてあげる事で、加速の途中で弾が放出される為、初速を上げることなく、撃ち出すことができます。
豆知識ですが、噂話で流速はBB弾が発射された後に初速が上がる事があるよ!だから、弾速チェックで1J以下でも、10m先では1Jオーバーなんだよ!
なんて言う人もいますが、逆にそんな事が可能な銃があったら見てみたいです^^;
昔、カッチカチの流速チューンしたM4で各距離毎の弾速変化テストを実施してますので、見てみてください。
そこで、インナーバレルをカットすることで、管内で加速するBB弾のリリースポイントを早めてあげる事で、加速の途中で弾が放出される為、初速を上げることなく、撃ち出すことができます。
豆知識ですが、噂話で流速はBB弾が発射された後に初速が上がる事があるよ!だから、弾速チェックで1J以下でも、10m先では1Jオーバーなんだよ!
なんて言う人もいますが、逆にそんな事が可能な銃があったら見てみたいです^^;
昔、カッチカチの流速チューンしたM4で各距離毎の弾速変化テストを実施してますので、見てみてください。
上記のリンクからご覧頂いた通り、発射後、距離を重ねる毎に弾速は低下してい行きます。ハイダーから弾が出た瞬間から、空気の壁に辺り飛び続けて行く訳ですから必然の現象だと思います。
次回は 「弾の直進運動が持続する」 現象について書きたいと思います。
2016年08月29日
【解説】流速チューンって?

ORGA AIRSOFT TERUです★
ひと昔前から、サバゲー界では、電動ガン、ボルトアクション、トレポンなどのカスタムで流速チューンというカスタムを耳にしていると思います。
そもそも、流速チューンってなんなの?と良くユーザーさんから聞かれます。
今回は、その流速チューンについて解説したいと思います。
全国のカスタムを請け負っている業者 (いくつもありませんが) によって、見解は異なると思います。
また、個人チューナーさんの流速チューン電動ガンが70m飛んだ!とか、水平で60mは飛んでます!とか様々な情報が飛び交っておりますが
ORGA AIRSOFTとしての見解としては、、、
流速チューン = もの凄く飛距離が伸びる
↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
間違った認識
と考えております。
↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
間違った認識
と考えております。
そもそも、流速チューンという表現が業界に誤解を招いているのが原因でもありますが、流速チューニングの一般的な認識として
1)ハイレートスプリンングの利用
ハイレート(M130)などのテンションの強いスプリングを用いることで、メカボックス内のピストンスピードを上げ、パワー(初速に関係)を上げる。
2)インナーバレルカット
スプリングレートを上げた事により、発射されるBB弾の初速が大幅に上がってしまいます。その初速を国内準拠の1J以下に抑える為、インナーバレル長を短くして初速を調整する。
3)HOP回りのチューニング
一般的に面HOP (フラットホップ)を施し、BB弾に一定の回転を与える?(回転というよりは、保持位置の安定化が狙いかと思います)
FireFlyのナマズや、弊社ORGA DIMENTIONの様なパーツ代名詞。
上記の3項目が比較的一般認識されているチューニング内容かと思います。
1)ハイレートスプリンングの利用
ハイレート(M130)などのテンションの強いスプリングを用いることで、メカボックス内のピストンスピードを上げ、パワー(初速に関係)を上げる。
2)インナーバレルカット
スプリングレートを上げた事により、発射されるBB弾の初速が大幅に上がってしまいます。その初速を国内準拠の1J以下に抑える為、インナーバレル長を短くして初速を調整する。
3)HOP回りのチューニング
一般的に面HOP (フラットホップ)を施し、BB弾に一定の回転を与える?(回転というよりは、保持位置の安定化が狙いかと思います)
FireFlyのナマズや、弊社ORGA DIMENTIONの様なパーツ代名詞。
上記の3項目が比較的一般認識されているチューニング内容かと思います。
それ以外の部分では、「ノズルを絞ったり、延長ノズルを利用したり」 という施工も見受けられますが、これらは飛距離に直結するのではなく、弾の保持位置や放出エア量の均一化が狙いかと思います。
それでは、次回より
流速チューンって何なのか?
流速チューンの為のパーツについて
という内容について、次回から触れて行きたいと思います。
それでは、次回より
流速チューンって何なのか?
流速チューンの為のパーツについて
という内容について、次回から触れて行きたいと思います。