2013年12月20日
【解説】AOR1について
AOR1とは...
まず、迷彩の説明に入る前に近頃人気のDEVGRUについての説明をしたいと思います。
DEVGRUと言ってもSEAL TEAMの中の一つのチームでSEAL TEAM 6と呼ばれており、別名Development Groupの略称でDEVGRUと呼ばれており、部隊管理上はアメリカ海軍特殊戦コマンドの直下に置かれていますが、作戦上はNavy SEALsと違い、デルタフォースと同じく統合特殊作戦コマンド(JSOC)の指揮を受けます。
DEVGRUは公式には、アメリカ海軍特殊戦コマンドで運用される陸・海および空挺における戦術と技術の試験・評価・開発を担うものとされており、アメリカ政府ではDEVGRUがJSOCの指揮下で実際の特殊作戦に従事していることを公式には認めていません。
しかしその任務内容は、対テロ、(大量破壊兵器)拡散阻止、敵国内における高価値目標の奪還ないし暗殺であると推測されています。
まずAOR1はデザート迷彩です。
AORとは"Area Of Responsibility"軍事担当地域の略で、AORにはAOR1とAOR2の2種類の迷彩パターンがあります。
2007年頃からDEVGRUやSEAL TEAMに納入されており、現在でも使用されており、DEVGRU主に衣類はCrye Precisionの着用例が多く、SEAL TEAMやSWCCは有名なアウトドアメーカーのPatagonia製のAOR1とAOR2のコンバットスーツを使用しております。
AOR1はNWU(Navy Warking Uniform)のタイプ2と同じ柄です。

ボディーアーマーやプレートキャリアーはLBT,EAGLE,SDSの使用例が多いです。
LBTではLBT-6094A、EAGLEではMMAC,SDSではRBAVなどが多く使用されています。
最近ではCrye Precision製CPCのAOR1柄の使用例も出てきています。
さらに同じCrye PrecisionのJPCによく似たNJPCというプレートキャリアーの使用例も出てきています。
簡単に説明すると、AOR1のJPCにフラップ(マガジンポーチの蓋)が追加されたモデルです。

