2019年10月19日
VFC Knight's SR16E3 Carbine Magnusチューン
本日は「VFC Knight's SR16E3 Carbine」のMagnusチューンをご紹介します。
今回はハンドガードの交換も行います。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。
このハンドガードは上部と下部でそれぞれアッパーを挟み込んで固定をする方式です。
ガスチューブは流用しガスブロックは無刻印「FCC ロープロファイルガスブロック」を使用し組上げます。
続いてメカボックスのチューンです。
メカボックスを取り出したらセレクターカムギアの位置を確認してから分解します。
メカボックスを開けるとトリガーの下側にFET基盤が見えます。
軸受けの接着剤が固まったら「J-Armament製18:1強化ギア」を使用し給弾不良対策として「セクターチップ」を組込みます。
メカボックスをロアレシーバーに組込み諸パーツを組込みます。
次にフロント周りのチューンです。
HOPアームに「ORGA DIMENSION フラットHOP」を接着します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を使用します。
2018年11月24日
VFC KAC PDW リチューン
本日はVFC KAC PDWのリチューンの様子をご紹介です。
こちらの銃は以前にAxisチューンを施しその後にFETを組み込みました。
それでは作業開始です。
以前のチューン時にグリップを交換しているので入ってるのは通常のM4系に使えるロングタイプのモーターです。
と言う訳でモーターピニオンの交換です。
次に左側のセレクターレバー、マガジンキャッチ、ボルトストップを外します。
これでメカボックスが取り出せます。
メカボックスを開けます。
今回オーナー様のご希望で組込むパーツは3点。
ギヤやシリンダーなど必要な部分にグリスアップをしメカボックスに組込みます。
メカボックスを閉じて・・・。
ロアにメカボックス組込み全てのパーツを組込みテストドライブ。
省略しましたがこの後、チャンバー周りも分解洗浄し再度組込みました。
2018年11月03日
VFC SR15 外装・Magnusチューン
本日はVFC電動ガンSR15のMganusチューン&外装チューンのご紹介です。
それでは作業に入ります。
アッパー周りから外装の組替えを行います。
この様にかなり印象が変わりました!
次に内部チューンです。
メカボックスはVer.2ですがアンビ機構があるのでその点が通常と異なります。
VFCも最近のロットはQDタイプのスプリングガイドを採用しメカボックスを開けなくてもスプルリングが取り出せます。
メカボックスを開けます。
メカボックスのパーツを外し洗浄します。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますので「オルガ Magnusシリンダー組込方法について」をご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
VFC製タペットプレートは破損しやすいのでGUARDER タペットプレート Ver.2用に変更します。
ここでスプリングガイドのベアリングを外します。
メカボックスを閉じたらスプリングを組込みます。
とここで、グリップを交換するのを忘れていました・・・。
これらを組込みテストドライブを行いロア周りのチューンは終了です。
次にフロント周りのチューンです。
フロント周りのチューンが終わったらアッパーに組込み、アッパーとロアを組み合わせれば完成!
もちろん初速調整や弾道チェックも忘れずに行いました!
2018年10月14日
VFC SR16 CQB Magnusチューン
本日はVFC電動ガンSR16 CQBのMagnusチューンをご紹介させて頂きます。
SR16と言えばアメリカのナイツアーマメント社(Knight's Armament Co.)が製造した5.56mm口径のフルオート機能をつけた軍用自動小銃で本体の操作系を全て左右両利き用としています。
それではフレームロックピンを外して分解をしていきます。
ストックを抜いてロアレシーバーを分解していきます。
右側のセレクターレバーを外します。
ボルトストップ、マガジンキャッチ、セレクターレバー(左)、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外します。
これでメカボックスが取り出せます。
メカボックスを開けます。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
VFC製タペットプレートは破損しやすいので高耐久のGUARDER タペットプレート Ver.2用に変更します。
VFC製スプリングガイドは後部の厚みがあるのでMagnusスプリングを入れると引ききれない現象が起きます。
白いリングの幅だけスプリングの圧縮スペースが確保出来ました。
メインスプリングはMagnusスプリング従来用を使用しています。
これでメカボックスが組みあがりました。
アンビ機構の歯車の位置など間違えない様にセットします。
メカボックスをロアレシーバーに組込み諸パーツも組込みます。
モーターは東京マルイ EG1000 ハイトルクモーター ロングタイプを組込みます。
次にフロント周りのチューンです。
2018年03月24日
VFC KAC PDW Magnusチューン
本日はVFC KAC PDWのMagnusチューンをご紹介致します。
実銃としてのKAC PDWはアメリカのナイツアーマメント社によって2006年に発表されたPDW(Personal Defense Weapon)です。
ストックを折りたたんだ時のサイズは17.5インチと非常にコンパクトでサブマシンガンと同程度の軽量設計(約2Kg程度)です。
主に実戦部隊でなく、後方支援や非戦闘地域での活動を担当する部隊や非戦闘員に支給されるための小火器です。
それではチューン作業を始めます。
配線のギボシジョイントがあるのでそこで抜いてもOKですし、バッテリーコネクターを外しておくのもOKです。
アッパーとロアの分解完了です!
グリップエンドを外します。
モーターはミドルタイプです。
グリップを外し、ボルトストップ・マガジンキャッチ・セレクターレバーを外します。
逆側のセレクターレバーも外します。
トリガーロックピン固定プレートもフックをかわしながら後方にスライドさせて外します。
これでメカボックスが取り出せます。
アンビ機構用のギアを外します。
後で組込む時に必要になるので覚えておきましょう!
最近のVFCで導入されたQDタイプのスプリングガイドです。
メカボを開けます。
メカボ内パーツを外し洗浄します。
軸受けの接着剤が乾いたらギアを組込みます。
耐久性向上の為GUARDER タペットプレート Ver.2用に変更します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
次にスプリングガイドのベアリングを外します。
ベアリングを外した所にジュラコンで作ったスペーサーを入れて完成!
メカボを閉じてスプリングを組込みます。
グリップを着けたらモーターです。
上がサマリウムコバルトモーター、下が純正モーターです。
サマリウムコバルトモーターもピニオンを一旦外しシャフトをミドルモーターと同じ長さにカットします。
次はフロント周りのチューンです。
チャンバーはVFC定番のドラム型HOPのプラ製チャンバーです。
2016年08月15日
VFC KAC SR635 電動ガン Magnusチューン
本日は連休最終日という事で、帰りの高速道路などの渋滞が予想されますので、交通事故などに十分気を付けてお帰りください。
弊社の営業再開は、明日16日からとなります。
明日は、この連休で頂きましたご注文の発送に追われることが予想され、スタッフ総出で発送業務を行っても全てのご注文が16日中に発送できない場合も御座います。
発送は、ご注文頂いたタイミング順に対応しておりますので、連休明けのゲーム等で必要なパーツが御座いましたらお早目にご注文頂ければと思います。
今回はVFC製KAC SR635のMagnusチューンのご紹介です。
実銃としてのSR635はKAC PDWで使用する6x35mm弾を使用した"ショートバレルARシステムの軍用モデルです。コスト削減を目標として、従来のSR-16、又はSR-15のロアを使い、635特有のアッパーを入れ替えるだけで使用できる。作動方式もダイレクト・ガス・インピジメント方式です。8.5インチバレルで取り回しがしやすい為、女性やインドア派ユーザーからも支持を得てる電動ガンです。
それでは作業を始めます。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアーを分解します。
ストック、ストックパイプを外します。
グリップはPDW用ですね。
ネジを外しグリップエンドを外します。
モーターを取り出しました。ミドルタイプのモーターです。
グリップも取り外します。
ボルトストップ・マガジンキャッチ・トリガーロックピン・フレームロックピン(R)を外します。
アンビなので左右両方のセレクターレバーも外します。
これでメカボが取り出せます。Ver.2のメカボです。
メカボを開けメカボ内のカスタムに入ります。
メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
詳しい組込み方のコツはこちらよりご覧ください。
ギアはCORE製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
VFC製のタペットプレートは強度が弱いのでGUARDER Ver.2 タペットプレートを組込みます。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
今回はグリップ交換に伴い配線の長さが足りなくなったのでテフロン配線を敷き直します。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。
メカボを閉じて、ロアフレームに組込みます。
グリップはマグプルPTS EPG M4 グリップ BK 電動ガン用を組込みます。
これによりロングタイプのモーターが使える様になります。
モーターはセミの切れを重視し東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを使用しスイッチ接点保護の為にSBDも組込みます。
ストックもERGO F93 Pro Stock 電動ガン ストック BKに変更します。
これらを組込みテストドライブを行います。モーター位置調整も行います。
次にチャンバー周りのカスタムを行います。
チャンバーをバラしインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
MagnusバレルとHOPをチャンバーに組込みアウターバレルに差し込みます。
ロアとアッパーフレームを組んで初速調整をおこないます。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は182mmのバレル長で調整しました。
ロングレンジでの試射で弾道チェックをし作業は完了となります。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
2016年04月18日
VFC電動ガン H&K G28 Axisチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日はVFC製H&K G28のAxisチューンのご紹介です。
実銃としてのG28は、HK社の7.62mm自動小銃「HK417」の民間バージョンである「MR308」をドイツ陸軍向けに改修したモデル。当初はHK417が採用トライアルに参加していたが精度不足を指摘されたため銃身の交換などを行ったもので、一部内部パーツの互換性はあるがフレーム自体の設計が変更されている。バレル長やアクセサリによって「G28 Patrol」「G28 Standard」のバリエーションがあるが、この銃は銃身長16.5インチの「Standard」を再現したもの。メーカー刻印はダストカバー内に隠されるなどリアルさを追求しているほか、MOSFETスイッチによるハイレスポンスなメカボックスを採用し、反応のよいセミオート射撃を楽しめるものとなっている。
セレクターはアンビとなっておりますが右側のセレクターレバーは動きますがダミーです。
それではフレームを分解します。
いつもの様にフレームロックピンを抜いてアッパーとロアを分解します。次にバッファーチューブを外します。ナットを緩めてバッファーチューブを回して外します。
後ほど触れますが黒矢印の部分にロアレシーバーにメカボを固定するネジが隠れています。
バッファーチューブを外しとFET付きの配線が出てきます。
続いてグリップを外していきます。赤矢印のグリップエンド固定パーツを回して外します。
グリップエンド固定ネジを2本外してグリップエンドを取り外します。
配線をモーターから外しモーターも取り外します。
グリップ奥の固定ネジ2本を外してグリップを取り外します。
ここにメカボを固定しているネジがあるので外します。
左側のセレクターレバーを外すとメカボが取り出せます。
メカボを取り出しました。
VFC製HK417と同じメカボです。
ここからメカボのチューンとなります。
メカボを開ける前にカットオフレバーに掛かっているスプリングを外しておきます。
メカボのネジを外し、スイッチASSYを外した後メカボを開けます。
メカボ内のパーツを外しメカボをパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
ギアはCORE製18:1強化ギアを使用し、給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
続いてシム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
純正のタペットプレートは強度が弱いのでGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに交換します。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
今回はAxisスプリングを使用します。
メカボを閉じます。
モーターはセミの切れ向上やバッテリーの燃費向上の為に東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを使用します。
トルクがEG1000の二倍あるのでセミの切れは格段に向上します。
メカボをロアに組み込んでセレクターレバーやグリップ・モーターを組み込みます。
この状態でテストドライブを行います。モーターの位置調整も行いましょう。
次にフロント周りのカスタムです。
インナーバレルとHOP周りをチャンバーから外します。今回はアウターバレルが長いのでインナーバレルはMagnusバレルを使用しバレルの長さを稼ぎます。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
Magnusバレル各種はこちらよりご覧に頂きます。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにラバーのカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
そのままではDIMENSION HOPがずれる事があるのでHOPアームに接着します。
MagnusバレルとHOPをチャンバーに組み込んでHOPが水平に降りてきているかチェックします。
これら全てを組み込んで初速調整を行います。初速はバレル長が長いと高く、短いと低くなります。
初速調整が終了したらロングレンジでの試射を行いカスタムは終了となります。
2016年03月31日
VFC M27 IAR電動ガン Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日はVFC製M27 IARのMagnusチューンのご紹介です。実銃としてのM27はアメリカ海兵隊が正式採用をし、M249の代わりに市街地や山岳戦において取り回しのしやすい銃として開発されました。
H&K社のHK416から派生した銃です。
HK416との差はバレル長が16.5インチとなり、ハンドガードの前端部にアメリカ軍規格の着剣装置が追加されました。
ハンドガードはHK416の標準モデルよりも長い11インチ長のものが装備されています。
それでは作業に入ります。
いつもの様にフレームロックピン(F)を外してアッパーとロアを分解します。
ストックパイプを外しグリップエンドも外します。
このグリップは配線の取り回し方が違いますので注意して下さい。
通常プラス配線(赤)はモーターの後ろ側を通して立ち上げますが、このグリップはそのまま前側から立ち上げます。
この様に配線をモーターの前側に通さないとモーターが後ろ側に寄らず組み立て時にグリップエンドが上手くはまりません。
配線の取り回し方を覚えておきならが配線を外し、モーターとグリップを外します。
続いてボルトストップ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外してメカボを取り出します。
メカボはVer.2タイプです。
セレクタープレートが鉄製なのがVFCの特徴ですね。
メカボを開けます。
VFCのピストンはポリカ製なので交換は必須です。
ギアもシム調整を不要としましたスプリングテンションとなりますが、スプリングレートが上がるとギアが暴れだすので交換です。
最近のロットはタペットプレートが透明のポリカから赤い樹脂製に代わりましたがこちらも交換が望ましいです。
メカボ内のパーツを全て外し、メカボをパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着して下さい。
ブログにて軸受けの組込み方のポイントを紹介しておりますのでこちらよりご参照下さい。
ギアはスチール製で耐久性に優れたCORE製強18:1強化ギアを使用し、給弾不良対策としましてセクターチップも組込みます。
セクターチップの組込み方のポイントもブログにて紹介しておりますのでこちらよりご覧下さい。
次にシム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、
セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整が終わったらギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
今回はお客様のご要望でFETを組込みます。
良質なバッテリーでお馴染みのNEOX 高耐圧FET 270V耐圧を使用します。
FETの配線をスイッチにハンダ付けします。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
タペットプレートは強化タイプのGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに変更します。
カスタムノズルの定番FireFly製でんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにスイッチ・トリガー・カットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。スプリングはMagnusスプリングを組み込みますがVFCのスプリングガイドはベアリング付で嵩があるのでMagnusスプリングを入れると圧縮スペースが足りず引ききれない事がございます。
その対策としましてベアリングを外しました。
メカボを閉じます。
VFCのVer.2メカボはスプリングガイドの固定をストックパイプの固定ネジと兼用していないので、単独のネジでメカボの後方より固定します。これを忘れない様にしましょう。
最近のカスタムでは非常に好評を頂いております、東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組込みます。
EG1000の二倍のトルクでセミの切れは抜群です。ハイレートスプリングを使用してもトリガーを引いた時のモタつきがありません。
燃費も良くバッテリーの持ちが長くなります。
こちらもお客様からご要望でSBDをモーターに取り付けました。
モーターを組み込んでテストドライブです。
この時にモーター位置の調整も行います。とても快調に駆動しております^^
テストドライブが終わったらマガジンキャッチやボルトストップも組込みロア周りの作業は終了です。
次にチャンバー周りの作業に入ります。
チャンバーをバラしインナーバレルやHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。
それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSIOフラットHOPを使用します。
大体のチャンバーにラバーのカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
HOPラバーは使用中のズレ防止の為HOPアームに接着をします。
これらを組込み初速調整を行います。
初速調整はバレル長で行い、今回はMagnusバレル長172mmで調整しました。
ロングレンジ試射で弾道等のチェックを行いカスタムは完了となります。
2016年02月26日
VFC Colt Mk18Mod1 Mil-BK 電動ガンMagnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日のご紹介するカスタムのベース銃はWEBショップにて販売をしておりますVFC Colt Mk18Mod1 Mil-BKです。非常に人気のある銃で入荷してもすぐに売れてしまいます。
それではMagnusチューンの模様をご紹介させて頂きます。フレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。
グリップ底のネジを外します。
グリップエンドを外します。配線の取り回し方を覚えておきましょう。配線をモーターから外し、モーターとグリップを外しストックパイプも外します。
ボルトストップ、マガジンキャッチを外し、フレームロックピン(R)とトリガーロックピンもポンチを使って外します。
これでメカボが取り出せます。
メカボのネジを外しメカボを開けます。
メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄を行います。軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します
ギアはCORE 18:1 強化ギアに変更します。
CORE製のギアは強度・精度もあり価格も手頃でORGA一押しのギアです。給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。
続いてシム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
今回はオーナー様のご要望で通電率の高いテフロン配線に交換します。
テフロンコードはWEBショップでも販売しております。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
VFC純正のタペットプレートは耐久性に問題があるので強化タイプのGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに交換します。
ノズルは集弾性向上の為でんでんむしM4用を使用します。
これでシリンダー周りを組上げます。シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばします。
シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
全てのパーツをメカボに組み込みます。
今回はMagnusスプリングを使用しました。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じたらロアに組込みます。グリップとストックや各パーツも組込みます
モーターは定番の東京マルイ製EG1000Lを使用します。
安定感抜群のモーターですね。
これでテストドライブです!モーター位置の調整も行いましょう。
次はフロント周りのカスタムです。バレルやHOPをバラします。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。それにより回転が安定し弾道が安定します。
HOPは面HOPの電気なまず「辛口」を組込ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますが、これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
そのままでは大きいのでチャンバーの開口部に合わせなまずをカットしHOPアームに接着します。接着をしないと使用しているうちになまずがずれる事があり、それにより弾道が乱れます。
フロント周りを組上げ、ロアとアッパーを組上げたら初速調整です。
初速調整はインナーバレル長で調整します。限度はありますがバレル長が長いと初速は高く、短いと低くなります。今回は182mmで仕上げました。
初速調整が終わったらセミとフルの給弾の具合もチェックします。
最後にロングレンジ試射を行い遠距離での弾道をチェックし終了となります。
2016年02月20日
VFC SR16 CQB 電動ガン ORGAコンプリート
ORGA AIRSOFTのTAKAです。
本日は定休となっております。
さて以前にもご紹介させて頂きましたが大変に好評を頂いております SR16 CQB ORGAコンプリートのカスタム内容のご紹介です。
VFC SR16 CQBをベースにAxisチューンを施したコンプリート電動ガンとなり、こちらのコンプリートはORGAが特別価格でご提供しており大変お買い得となっております。
それでは作業に入ります。
フレームロックピン(フロント)を外しアッパーフレームとロアフレームを外します。
ストックパイプ内のネジを外すとストックパイプが外せます。
通常固定ネジは長くメカボ内のスプリングガイドと固定しますが、VFCはロアフレームにストックパイプを固定する方式です。
グリップエンドのネジ二ヶ所を外して、モーターを取り出し、グリップ内の固定ネジを二ヶ所外すとグリップが外れます。
赤矢印のボルトストップ・マガジンキャッチと青丸のトリガーロックピン・フレームロックピン(リア)を外します。
緑矢印のセレクターレバー(両側)を外します。
左側のセレクターレバーの下にはクリック感を出す為のスチールボールが組み込んでありますので無くさない様に注意して下さい。
これでメカボがロアフレームから取り出せます。
続いてメカボ内のカスタムを行います。
メカボ後部スプリングガイドの固定ネジを外します。
先程も触れましたがVFCのVer.2系のメカボはストックパイプの固定ネジではなく単独でスプリングガイドを固定しております。
トリガーが固定されていたカムとアンビ機構のギアです。
組む時に必要となるのでカムの向きを覚えておきましょう。
右側のセレクターを固定しているギアとアンビ機構のギアです。
こちらもギアの向きを覚えておきましょう。
このギアはメカボをロアフレームから外す時に落ちやすいので注意です。
アンビ機構のギアはこちら側より軸を細いポンチ等で押せば外せます。
メカボのネジを外し、メカボを開けます。
パーツを全て外し、パーツクリーナーでメカボを洗浄します。
耐久性を考慮しORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを入れる穴の周りの残った接着剤をきれいに取り除きます。
次に軸受けを組み込みます。
軸受けは斜めにならない様に平らに奥までしっかり押し込んで接着して下さい。
ギアはCORE強化ギア16:1を使用します。
強度もありコストパフォーマンスにも優れ、ベベルギアのラッチも8枚なのでギアの逆回転を最小限に抑えます。
給弾不良防止効果抜群のセクターチップを組込みます。
BIGOUT製セクターチップとCOREギアの組み合わせの場合は少しキツイ場合があります。
その場合は無理に圧入するとギアの軸が曲がる事があるので矢印の窪みの部分を丸ヤスリなどで軽く削ってあげましょう。
削り過ぎはスカスカになり駆動中にセクターチップが外れる事があるので要注意です。
セクターチップの向きですが、上側の方が大きいのがお解かりになりますでしょうか。
上側でタペットプレートを引きますので引き幅が大きくなります。
次はシム調整です。
スパーギアのシム調整は慎重に行って下さい。
セクターとベベルをスパーと擦らない様に調整してもスパーが動いてしまうとギア同士が擦ってしまう可能性がありますので。
きつ過ぎるとギアの駆動に負荷が掛かりますので注意して下さい。
ギアにグリスを塗ります。
ORGAではWAKO'Sビスタックを少量、ギアの歯に吹き付け筆で薄く延ばしております。
厚く塗ってしまいますと返ってギアの駆動に負荷となってしまいます。
次にシリンダー周りのカスタムです。
ロングシューティングの定番、Magnusシリンダーセットを使用しております。
ボアアップシリンダーですのでシリンダー内のエアー量が増え飛距離を伸ばす事が出来ます。
Magnusシリンダーには純正のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻き巻いてシリンダーに組込みます。
使用するシールテープの幅にもよりますが、組み込んでシールテープがはみ出したらカッター等で切り落としてください。
シリンダー内のグリスはWAKO'Sシリコーングリスを使用しております。
少量を内部に塗り伸ばします。
薄く塗るのがコツですよ。
ピストンはJA製メタルティースピストン14歯を使用します。
耐久性とコストパフォーマンスに優れ二枚目がカットされておりますのでハイサイクルにも使用可能です。
使用するピストンがメカボ内で負荷無く動くかチェックします。
メカボを閉じた状態(ネジは2本程度は絞めて下さい)でピストンを前後に動かして下さい。
この時、動きが渋いとピストンを引ききれない等の不具合が発生致します。
動きが渋い時は当たりを見ながら干渉部を削ってスムーズに動くように調整して下さい。
上がVFC純正タペットプレートです。
純正タペットはポリカ製で衝撃に弱く破損する可能性が高いので
GUARDER Ver.2 タペットプレートに交換します。
海外製のタペットプレートは正直使えない物もありますが、このタペットは大丈夫です。
ノズルはでんでんむしM4用を使用します。
給弾位置を固定する事により安定した弾道が得られます。
VFCのチャンバーに使用する場合、動きが渋い時があるので必ずチェックして下さい。
これがキツイとエアー漏れが起き、初速が低い・初速が不安定になる等の不具合が起きます。
キツイ場合はノズルの外径を削ってあげましょう。
これでシリンダー周りのカスタムは終了です。
メカボ内のパーツを組み上げます。
スプリングはAxisスプリングを使用します。
軸受けやピストンレール、タペットプレートの摩擦が起きる部分はグリスアップをします。
メカボを閉じたらノズルを押してノズルが動くのを確認します。
そしてノズル先端より細い棒状の物を入れピストンを押して問題なく動く事を確認して下さい。
この二つのチェックによりタペットのスプリングの掛け忘れ、ピストンがレールにはまってない等のトラブルに気づく事が出来ます。
アンビ機構のギアやセレクターのカムの向きに注意しながら組込み、ロアフレームに組込みます。
モーターはオプションとなっておりますが出来る事なら東京マルイ製EG1000に交換をお勧めしております。
ご注文時にEG1000Lを一緒にカートにお入れ下さい。
モーターを組み、グリップエンドを取り付けたらテストドライブです。
SAFE・SEMI・FULLを繰り返し動作を確認します。
モーター位置の調整もこの時に行います。
これでメカボ側のカスタムは終了です。
次にチャンバー周りのカスタムです。
チャンバーからインナーバレルとHOPアームを取り外します。
インナーバレルはもちろんMagnusバレルを使用します。
内径6.23mmのルーズバレルにより集弾性が格段に向上します。
長さについては初速を計りながら決めていきます。
バレル長が短くなると初速は低く、長くなると高くなる方向性になります。
HOPは面HOPの電気なまず<辛口>を組み込みます。
面でHOPを掛ける事によりBB弾の回転数が安定し、集弾性が向上します。
そのままではチャンバーのHOP窓より大きい為、大きさに合わせて細工用カッターで切って使用します。
チャンバー周りを組みアッパーとロアを組み上げます。
ロングレンジ試射を行い弾道をチェックし終了となります。
最後となりますが・・・。
BB弾は重要です!
粗悪なBB弾では真っ直ぐ飛んでくれなかったり、弾詰まりを起こしたり、初速が安定しなかったりと不具合連発です。
ORGAでは諸々テストを行った結果、真球度が高く精度のバラつきが少ないG&G製かGALLOP製をお勧めしております。
せっかくお金を掛けてカスタムをしても粗悪なBB弾を使用しては銃の性能を発揮出来ません。
BB弾を選ぶ事は一番簡単に出来るカスタムの一歩かもしれません。
2015年12月14日
電動ガン VFC G28 Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
今回のベース銃は先日リリースされましたVFC製G28DXバージョンです。
圧倒的な存在感のある銃です。
既存でFETが組まれており、セミの切れも良く仕上がっております。
そのG28にMagnusチューンを施していきます。
それでは早速カスタム作業を開始します。
フレームロックピンを外しアッパーとロアを分解します。
バッファーリングを緩めストックパイプを外します。
ちなみにですがアンビの右側のセレクターは動きますがダミーです。
グリップ底の固定パーツを逆時計回りに回して外します。
ネジを2ヶ所外してグリップ底を外します。
配線の通し方は標準ですね。
モーターとグリップを外します。
後部よりメカボを固定しているネジを外します。
左側セレクターのセンターにあるネジを外してセレクターを取ります。
クリック感の為のボールを無くさない様にして下さい。
これでメカボが取り出せます。
メカボはHK417と共通です。
スイッチASSYが外に出てる分メンテナンスは楽ですね。
マガジンもHK417と共用です。
メカボを開けます。
メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けを外した後は接着剤等をしっかり剥がしましょう。
軸受けを入れる穴の周りに接着剤が残っていると軸受けが水平に納まりません。
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。
ギアはCORE製強化ギア18:1にセクターチップを組込みます。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
シリンダーはボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~ver6を使用します。
エアー量アップが飛距離に繋がります。
ピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れたJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
VFC製のVer2メカボのタペットプレートの交換は必須です。
GUARDER製強化タペットプレートを使用します。
でんでんむしM4用ノズルも組み込んでシリンダー周りを組み上げます。
メカボにギア周りとシリンダー周りを組んで、スプリングはCORE製M120を使用しました。
メカボを閉じてスイッチASSYも組みます。
ロアフレームにメカボを組込みます。
今回はセミの切れをより良くする為に東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組込ました。
このモーターはトルクがEG1000の二倍あるのでセミの切れが抜群で、バッテリーの消費量も軽減されます。
これでテストドライブです!
次にチャンバー周りのチューンです。
バレルはMagnusチューンの必須アイテムのMagnusバレル(内径6.23mm)です。
大体の目安としましてMagnusシリンダーとMagnusスプリングやM120相当スプリングですと182mm前後のバレルとなります。
銃に因りまして多少の前後があるので初速を計りながら長さを調整します。
HOPも定番となっております、面HOPカスタムです。
電気なまず「辛口」を使用し、チャンバーの窓に合わせカットします。
HOPアームになまずを接着し、チャンバー周りを組み上げます。
HOPが水平に降りてるか確認して下さい。
チャンバー周りをアウターバレルに差し込んでロアとアッパーを組んで初速調整を行います。
バレル長で初速を調整し室内の作業は終了です。
ロングレンジ試射を行い弾道チェックをし全てのカスタム作業は終了となります。
2015年09月03日
VFC SR16 CQB 電動ガン ORGAコンプリート
ORGA AIRSOFTのTAKAです。
以前にもご紹介させて頂きましたがWEB SHOPにて販売を致しておりますORGA SR16 CQB ORGAコンプリートのカスタム内容のご紹介です。
VFC SR16 CQBをベースにAXIS Tuneを施したコンプリート電動ガンとなります。
それでは作業に入ります。
フレームロックピン(フロント)を外しアッパーフレームとロアフレームを外します。
ストックパイプ内のネジを外すとストックパイプが外せます。
通常固定ネジは長くメカボ内のスプリングガイドと固定しますが、VFCはロアフレームにストックパイプを固定する方式です。
グリップエンドのネジ二ヶ所を外して、モーターを取り出し、グリップ内の固定ネジを二ヶ所外すとグリップが外れます。
赤矢印のボルトストップ・マガジンキャッチと青丸のトリガーロックピン・フレームロックピン(リア)を外します。
緑矢印のセレクターレバー(両側)を外します。
左側のセレクターレバーの下にはクリック感を出す為のスチールボールが組み込んでありますので無くさない様に注意して下さい。
これでメカボがロアフレームから取り出せます。
続いてメカボ内のカスタムを行います。
メカボ後部スプリングガイドの固定ネジを外します。
先程も触れましたがVFCのVer.2系のメカボはストックパイプの固定ネジではなく単独でスプリングガイドを固定しております。
トリガーが固定されていたカムとアンビ機構のギアです。
組む時に必要となるのでカムの向きを覚えておきましょう。
右側のセレクターを固定しているギアとアンビ機構のギアです。
こちらもギアの向きを覚えておきましょう。
このギアはメカボをロアフレームから外す時に落ちやすいので注意です。
アンビ機構のギアはこちら側より軸を細いポンチ等で押せば外せます。
メカボのネジを外し、メカボを開けます。
パーツを全て外し、パーツクリーナーでメカボを洗浄します。
耐久性を考慮しORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを入れる穴の周りの残った接着剤をきれいに取り除きます。
次に軸受けを組み込みます。
軸受けは斜めにならない様に平らに奥までしっかり押し込んで接着して下さい。
ギアはCORE強化ギア16:1を使用します。
強度もありコストパフォーマンスにも優れ、ベベルギアのラッチも8枚なのでギアの逆回転を最小限に抑えます。
給弾不良防止効果抜群のセクターチップを組込みます。
BIGOUT製セクターチップとCOREギアの組み合わせの場合は少しキツイ場合があります。
その場合は無理に圧入するとギアの軸が曲がる事があるので矢印の窪みの部分を丸ヤスリなどで軽く削ってあげましょう。
削り過ぎはスカスカになり駆動中にセクターチップが外れる事があるので要注意です。
セクターチップの向きですが、上側の方が大きいのがお解かりになりますでしょうか。
上側でタペットプレートを引きますので引き幅が大きくなります。
次はシム調整です。
スパーギアのシム調整は慎重に行って下さい。
セクターとベベルをスパーと擦らない様に調整してもスパーが動いてしまうとギア同士が擦ってしまう可能性がありますので。
きつ過ぎるとギアの駆動に負荷が掛かりますので注意して下さい。
ギアにグリスを塗ります。
ORGAではWAKO'Sビスタックを少量、ギアの歯に吹き付け筆で薄く延ばしております。
厚く塗ってしまいますと返ってギアの駆動に負荷となってしまいます。
次にシリンダー周りのカスタムです。
ロングシューティングの定番、Magnusシリンダーセットを使用しております。
ボアアップシリンダーですのでシリンダー内のエアー量が増え飛距離を伸ばす事が出来ます。
Magnusシリンダーには純正のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻き巻いてシリンダーに組込みます。
使用するシールテープの幅にもよりますが、組み込んでシールテープがはみ出したらカッター等で切り落としてください。
シリンダー内のグリスはWAKO'Sシリコーングリスを使用しております。
少量を内部に塗り伸ばします。
薄く塗るのがコツですよ。
ピストンはJA製メタルティースピストン14歯を使用します。
耐久性とコストパフォーマンスに優れ二枚目がカットされておりますのでハイサイクルにも使用可能です。
使用するピストンがメカボ内で負荷無く動くかチェックします。
メカボを閉じた状態(ネジは2本程度は絞めて下さい)でピストンを前後に動かして下さい。
この時、動きが渋いとピストンを引ききれない等の不具合が発生致します。
動きが渋い時は当たりを見ながら干渉部を削ってスムーズに動くように調整して下さい。
上がVFC純正タペットプレートです。
純正タペットはポリカ製で衝撃に弱く破損する可能性が高いので
GUARDER Ver.2 タペットプレートに交換します。
海外製のタペットプレートは正直使えない物もありますが、このタペットは大丈夫です。
ノズルはでんでんむしM4用を使用します。
給弾位置を固定する事により安定した弾道が得られます。
VFCのチャンバーに使用する場合、動きが渋い時があるので必ずチェックして下さい。
これがキツイとエアー漏れが起き、初速が低い・初速が不安定になる等の不具合が起きます。
キツイ場合はノズルの外径を削ってあげましょう。
これでシリンダー周りのカスタムは終了です。
メカボ内のパーツを組み上げます。
スプリングはAxisスプリングを使用します。
軸受けやピストンレール、タペットプレートの摩擦が起きる部分はグリスアップをします。
メカボを閉じたらノズルを押してノズルが動くのを確認します。
そしてノズル先端より細い棒状の物を入れピストンを押して問題なく動く事を確認して下さい。
この二つのチェックによりタペットのスプリングの掛け忘れ、ピストンがレールにはまってない等のトラブルに気づく事が出来ます。
アンビ機構のギアやセレクターのカムの向きに注意しながら組込み、ロアフレームに組込みます。
モーターはオプションとなっておりますが出来る事なら東京マルイ製EG1000に交換をお勧めしております。
ご注文時にEG1000Lを一緒にカートにお入れ下さい。
モーターを組み、グリップエンドを取り付けたらテストドライブです。
SAFE・SEMI・FULLを繰り返し動作を確認します。
モーター位置の調整もこの時に行います。
これでメカボ側のカスタムは終了です。
次にチャンバー周りのカスタムです。
チャンバーからインナーバレルとHOPアームを取り外します。
インナーバレルはもちろんMagnusバレルを使用します。
内径6.23mmのルーズバレルにより集弾性が格段に向上します。
長さについては初速を計りながら決めていきます。
バレル長が短くなると初速は低く、長くなると高くなる方向性になります。
HOPは面HOPの電気なまず<辛口>を組み込みます。
面でHOPを掛ける事によりBB弾の回転数が安定し、集弾性が向上します。
そのままではチャンバーのHOP窓より大きい為、大きさに合わせて細工用カッターで切って使用します。
チャンバー周りを組みアッパーとロアを組み上げます。
ロングレンジ試射を行い弾道をチェックし終了となります。
最後となりますが・・・。
BB弾は重要です!
粗悪なBB弾では真っ直ぐ飛んでくれなかったり、弾詰まりを起こしたり、初速が安定しなかったりと不具合連発です。
ORGAでは諸々テストを行った結果、真球度が高く精度のバラつきが少ないG&G製かGALLOP製をお勧めしております。
せっかくお金を掛けてカスタムをしても粗悪なBB弾を使用しては銃の性能を発揮出来ません。
BB弾を選ぶ事は一番簡単に出来るカスタムの一歩かもしれませんね。
2015年08月07日
VFC VR16 SonicBoom Baby ハイレスポンスメカボ
ORGA AIRSOFT のTAKA です。
本日はVFC VR16 SonicBoom BabyにORGA V2ハイレスポンス メカボックスを組込みMagnusチューンを施します。
以前はM4Babyの名称で出ておりましたが今回新名称のVFC VR16 SonicBoom Babyとして発売されました。
この銃は軽量且つコンパクトな電動ガンで、インドアはもちろん野外でのサバイバルゲームにもオススメです。
この時期は、サバゲー頻度が多くなる時期で、作業待ちも多くなります。
お手持ちの電動ガンなどのカスタムやメンテナンスをご希望のPlayerさんは、お早めにご連絡頂ければと思います。
それではカスタムに取り掛かります。
フレームロックピン(フロント)を抜きます。アッパーとロアを外します。
配線のコネクターを抜いてからロアとアッパーを分解します。
VFCの場合はここのネジがスプリングガイドまで通っていないのでメカボを取り外すだけでしたら外さなくても大丈夫です。
今回はハイレスポンスメカボのスプリングガイドを固定するのでこのネジも外しておきます。
次にボルトストップとマガジンキャッチを外します。
グリップ底のネジを二ヶ所外します。
グリップ底を外し、モーターを外すとグリップの固定ネジがあるので
それも2本外しグリップを外します。
フレームロックピン(リア)とトリガーロックピンを外すとメカボが取り出せます。
メカボが取り出せました。
VFCのVer.2メカボは先ほどもお話しましたが
ストック固定ネジがスプリングガイドまで貫通していないので
メカボ後部より別のネジでスプリングガイドを固定しております。
今回はメカボ内パーツが組込調整済みのORGA V2ハイレスポンス メカボックス(前方配線)を使用します。
このメカボはマイクロスイッチを使用したメカボでトリガーフィーリングが格段に向上します。
また各パーツが調整済みですのでシム調整など面倒な組込調整作業が必要ございません。
このメカボはMP5、G3系など特殊なセレクターやアンビセレクター系には組込出来ません。
また東京マルイ製等のテイクダウン方式のフレームの場合はメカボックスのピストンレール部に切り欠きが無いため組込出来ません。
メカボを駆動する際にはスプリングガイドをストックパイプの固定ネジ等でしっかり固定をしてから動かして下さい。
スプリングガイドを固定せず駆動させますと構造上スプリングガイドが傾いてピストンと噛んで止まってしまう事がございます。
このメカボにMagnusシリンダーセットVer.2~Ver.6を使用します。
シリンダー内のエアー量を増やす事により飛距離アップに繋がります。
ノズルはでんでんむしM4用を使用します。
先端特殊形状によりBB弾の給弾位置を安定させて集弾性向上に繋がります。
上記パーツを組込み、配線も交換致しました。
スプリングは後方より差し替え可能となっております。
今回はMagnusスプリングを使用しました。
これをロアに組み込みます。
ロア後部より長さを合わせたネジでスプリングガイドを固定します。
グリップを取り付け、モーターはお馴染みの東京マルイ製EG1000Lを使用します。
マガジンキャッチとボルトストップを組んでロア周りは完了です。
次にチャンバー周りのチューンです。
既存インナーバレルを外し、HOP周りも分解します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
電機なまずの面HOPは集弾性UPに欠かせないチューンとなっております。
Magnusバレルと相性バッチリです。
チャンバーの窓に合わせ電機なまずをカットしHOPアームに接着します。
Magnusバレルと面HOPをチャンバーに組んでアッパーに差込ます。
ロアとアッパーを組んで初速調整を行います。
ロングレンジでの弾道をチェックし完了となります。
2015年08月04日
電動ガン VFC Stinger ハイレスポンスメカボ
ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はVFC製Stingerにハイレスポンスメカボックスを載せてのMagnusチューンのご紹介です。
フロント周りの外装はお客様にて既に変更されております。
こちらのStingerにハイレスポンス 強化メカボックス Ver2 - フロント配線を組んでいきます。
スイッチをマイクロスイッチ+専用トリガーを採用した事で、これまでのVer2とは段違いのトリガーレスポンスを実現しています。
こちらのメカボは東京マルイ等のテイクダウン方式のフレームやアンビセレクタータイプの銃には適合致しません。
今回はミニコネクターの位置の指定があり
配線のジョイント位置にミニコネクターがくるので配線を交換致します。
取説にも書かれておりますがチャンバーの差込口がキツイ場合がございますので使用するチャンバーを差してみて下さい。
キツイ様ならヤスリやリューターでメカボの差込口部分を軽く広げて下さい。
こんな感じで奥まで入る様にして下さい。
この確認・作業を怠りますと後でチャンバーが入らず面倒な事になります^^;
軸受けはORGA SUS軸受け8mmを使用します。
ブッシュタイプの軸受けはボールベアリングタイプに比べ耐久性に優れております。
材質もSUS420Fステンレス鋼の一種で焼入れ性と耐食性を併せ持つ鋼材を選定。
更に焼き入れを行う事によりハードなドライブにも耐える強度を誇ります。
軸受けがあまりにキツイ場合は無理して押し込まずメカボの軸受け組込穴をヤスリで軽く広げます。
その後接着固定をして下さい。
ギアはCORE製16:1強化ギアを使用します。
コストパフォーマンスに優れ耐久性にも優れています。
給弾不良をする為にセクターチップも組み込みます。
セクターチップを組む際キツい時は無理して押し込まないで下さい。
場合に因ってはギアの軸が曲がる事があります。
セクターチップの凹み部分を軽くヤスリで削って調整して下さい。
適度な圧力で圧入出来るのが理想です。
逆にユルユルだとドライブ中にセクターチップが抜けてしまいます。
緩くなってしまったら接着剤でとめておきましょう。
配線は先ほど説明しました理由により交換しました。
セクターギアにセクターチップを組み込んだらシム調整です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではWAKO'Sビスタックを使用しております。
歯の部分に少量を吹き付け筆で薄く延ばします。
ピストンは耐久性を考慮しJ-Armament製メタルTeethピストンを使用します。
シリンダーはボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer.2~Ver.6を使用します。
エアーの容量が増える事により飛距離アップに繋がります。
タペットプレートはGUARDER Ver.2 タペットプレートを使用します。
ノズルはカスタムの定番となってきますでんでんむしを使用します。
特殊な先端形状で毎回同じ位置にBB弾を保持する事で回転を安定させ集弾性を向上させます。
シリンダー周りのパーツを組み上げます。
ギア類とシリンダー周りをメカボに組み込みます。
各部にグリスを塗っておくことを忘れない様に。
逆転防止ラッチはSHS製逆転防止ラッチを使用しました。
メカボを閉じスプリングを入れます。
今回はM120スプリングを使用しました。
メカボをフレームに組み込みます。
モーターは東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを使用します。
このモーターはEG1000の二倍のトルクがありセミの切れが向上します。
モーターを組んでテストドライブが可能となります。
このメカボの場合は必ずスプリングガイドを固定してからドライブして下さい。
バレルはもちろんMagnusバレルです。
集弾性向上には欠かせないパーツですね。
今回は172mmでセッティングしました。
HOPラバーは面HOPの電気なまず「辛口」を使用します。
面HOPはBB弾の回転を安定して掛ける事ができ、集弾性が向上します。
Mganusbバレルと面HOPを組めばチャンバー周りは終了です。
チャンバーをアッパーに組んで上下フレームとストック部分、レイルを組めばとりあえずカスタムは終了です。
ロングレンジの試射を行い、弾道や飛距離チェックをして完成です。
2014年10月31日
RA-TECH VFC M4 HK416用 NPASノズル 等入荷!

ようやくの入荷です^^
【NPASについて】
NPASとは、ボルトキャリア内に設置されたパーツで、マガジンから上がるガスを初速側とリコイル側へ振り分ける流量を可変できるシステムです。
一般的にはリコイル側へ振る型となり、それによりブローバックのリコイル量調整できます。
初速側へ振っても極端な初速UPはありませんので、ご安心ください。
RATECH WE M4 HK416用 トリガーセット
フルスチールで構成された強化品です。
対応機種
WE製 GBB M4/M16/HK416(オープンチャンバーシステム)
※AWSS(旧バージョン)には対応いたしませんのでご注意ください。

2014年10月29日
VFC MP7ガスブローバック マガジン、サプレッサー再入荷
VFC MP7 ガスブローバックのサプレッサーとマガジンが再入荷しております!
VFC MP7ガスブローバックですが、相変わらずの人気です。
本体もWebShopの方に少量ですがUPしてますので、ご覧ください。
そういえば、このMP7用のMagnusバレルを先日TERU氏の方が公開しまして、商品生産コンセプトでもあった、箱出しは初速が高め という事に対して心配をしていたPlayerさんが多く、それなりにオーダー頂いています。
在庫の方、まだ若干数余裕がありますので、必要な方はご注文お願い致します。
VFC MP7 ガスブロ用 Magnusバレル


2014年10月08日
VFC HK416D , HK416C 電動ガン、ガスブロ共に入荷!
VFC HK416D 10.5 ガスブローバック
東京マルイやVFC電動でも人気のあるHK416Dのガスブローバックライフルです。
リアル派のPlayerさんにはお薦めのガスブロです。
動作も快調に動き、ビギナーさんでもエントリーしやすいモデルとなります。

こちらの機種は人気ですね!エクステンションアウターバレル付属ですので、Playerさんの好みで10.5と14.5の切り替えが可能です。
HOPの掛かりや、動作自体も非常に良いです。
装弾数:300発
発射機構:電動セミ/フルオート
HOP:可変HOP

VFC HK416C 電動ガン
416Cはビギナーさんや女の子のサバゲーマーにも人気のある銃です。
今回、そんなに多くは取っておりませんので、お早めに確認してください。
装弾数:300発(HKタイプ多弾数マガジン)
ホップアップ:可変式
発射モード:セミ/フルオートセレクティブファイア
H&Kライセンスのアルミレシーバー標準装備
HK416Cスチールハイダー装備(14mm逆ネジ)
コネクター形状:ミニ
9インチショートレイルハンドガード
フォールディングリアサイト標準装備
付属:PEQ15型バッテリーケース
VFC HK416C ガスブローバック
WEでもHK416C Typeのガスブロ出ており、ORGA WebShopでも公開しておりますが、刻印のリアル感としては、VFC HK416Cの方が人気があります。
HK416Dと同様、HOP周り、動作も快調ですので、こちらもエントリーモデルとしてはストレス無くご利用頂けるガスブロです。

VFC HK系 GBB用 BKマガジン
VFC HK用のGBBマガジン(ブラック)です。
M4用の方は、パーカー色が強いですが、HK用はブラックとなります。
VFC HK系 GBB用 ブラックマガジンはこちら