2016年03月31日

VFC M27 IAR電動ガン Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

本日はVFC製M27 IARのMagnusチューンのご紹介です。実銃としてのM27はアメリカ海兵隊が正式採用をし、M249の代わりに市街地や山岳戦において取り回しのしやすい銃として開発されました。
H&K社のHK416から派生した銃です。
HK416との差はバレル長が16.5インチとなり、ハンドガードの前端部にアメリカ軍規格の着剣装置が追加されました。
ハンドガードはHK416の標準モデルよりも長い11インチ長のものが装備されています。



それでは作業に入ります。
いつもの様にフレームロックピン(F)を外してアッパーとロアを分解します。



ストックパイプを外しグリップエンドも外します。



このグリップは配線の取り回し方が違いますので注意して下さい。
通常プラス配線(赤)はモーターの後ろ側を通して立ち上げますが、このグリップはそのまま前側から立ち上げます。
この様に配線をモーターの前側に通さないとモーターが後ろ側に寄らず組み立て時にグリップエンドが上手くはまりません。
配線の取り回し方を覚えておきならが配線を外し、モーターとグリップを外します。



続いてボルトストップ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外してメカボを取り出します。



メカボはVer.2タイプです。
セレクタープレートが鉄製なのがVFCの特徴ですね。



メカボを開けます。
VFCのピストンはポリカ製なので交換は必須です。
ギアもシム調整を不要としましたスプリングテンションとなりますが、スプリングレートが上がるとギアが暴れだすので交換です。
最近のロットはタペットプレートが透明のポリカから赤い樹脂製に代わりましたがこちらも交換が望ましいです。



メカボ内のパーツを全て外し、メカボをパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着して下さい。
ブログにて軸受けの組込み方のポイントを紹介しておりますのでこちらよりご参照下さい。



ギアはスチール製で耐久性に優れたCORE製強18:1強化ギアを使用し、給弾不良対策としましてセクターチップも組込みます。
セクターチップの組込み方のポイントもブログにて紹介しておりますのでこちらよりご覧下さい。



次にシム調整を行います。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、
セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



シム調整が終わったらギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。



今回はお客様のご要望でFETを組込みます。
良質なバッテリーでお馴染みのNEOX 高耐圧FET 270V耐圧を使用します。



FETの配線をスイッチにハンダ付けします。



シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。



ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



タペットプレートは強化タイプのGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに変更します。



カスタムノズルの定番FireFly製でんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボにスイッチ・トリガー・カットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。スプリングはMagnusスプリングを組み込みますがVFCのスプリングガイドはベアリング付で嵩があるのでMagnusスプリングを入れると圧縮スペースが足りず引ききれない事がございます。
その対策としましてベアリングを外しました。



メカボを閉じます。
VFCのVer.2メカボはスプリングガイドの固定をストックパイプの固定ネジと兼用していないので、単独のネジでメカボの後方より固定します。これを忘れない様にしましょう。



最近のカスタムでは非常に好評を頂いております、東京マルイ製サマリウムコバルトモーターを組込みます。
EG1000の二倍のトルクでセミの切れは抜群です。ハイレートスプリングを使用してもトリガーを引いた時のモタつきがありません。
燃費も良くバッテリーの持ちが長くなります。



こちらもお客様からご要望でSBDをモーターに取り付けました。



モーターを組み込んでテストドライブです。
この時にモーター位置の調整も行います。とても快調に駆動しております^^
テストドライブが終わったらマガジンキャッチやボルトストップも組込みロア周りの作業は終了です。



次にチャンバー周りの作業に入ります。
チャンバーをバラしインナーバレルやHOPアームを取り出します。



インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。
それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA  DIMENSIOフラットHOPを使用します。
大体のチャンバーにラバーのカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。



HOPラバーは使用中のズレ防止の為HOPアームに接着をします。



これらを組込み初速調整を行います。
初速調整はバレル長で行い、今回はMagnusバレル長172mmで調整しました。
ロングレンジ試射で弾道等のチェックを行いカスタムは完了となります。






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