2020年02月08日

電動ガン LCT G3 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日は 電動ガン LCT G3 リアルウッドVerのMagnusチューンをご紹介致します。
この電動ガンは質感、剛性共に高品質な仕上がりとなっています。

G3A3

それでは作業を開始します。
ストック基部の固定ピン2本を抜いてストックを後方にスライドさせて抜くのですがこれがかなり硬いです。
それだけガタがなく良い物であるという証です。

ストック取り外し

ストックを抜いたらマガジンリリースレバー部にあるフレームロックピンを抜いてロアレシーバーを後方にスライドさせながら分解します。

ロアレシーバー取り外し

ここまでピン3本抜くだけで到達できる優れた構造。

ロアレシーバー

グリップエンドを外し配線の立ち上がり方を確認します。
この機種は前後それぞれに立ち上がっております。
配線のコネクターを外しモーターを取り出してグリップも外します。

グリップ内配線

セレクターレバーを「S」の位置にするとすぐ脇にメカボックス固定ピンがあるのでそれをポンチで抜きます。
必ずセレクターレバー側から叩いてください。
フレームロックピン(R)も抜くとメカボックスが取り出せます。

メカボックス固定ピン

メカボックスはVer.2タイプの標準的なG3系です。
軸受けは9mmのベアリング軸受けで分解後一旦メカボックスから取り外して洗浄後、接着をして流用致します。

Ver.2タイプ メカボックス

スプリングガイドはQDタイプではないので開けてからスプリングを取り出すタイプです。
標準的なVer.2系のパーツ構成はでトリガーとセレクタープレートがG3用です。
内部のパーツを取外しそれぞれ洗浄します。

メカボックス内部

今回はオーナー様のご希望でFETを組込みます。
使用するのは「NEOX FET 270V耐圧」で一石ですが安定したFETです。
FETを組込む際は基盤の位置を確認しながら組み込みます。

FET組込み

ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
シム調整やグリスアップも行います。

18:1

ピストンは既存品がフルメタル歯でしたので流用します。

既存メタルTeethピストン

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。

Magnusシリンダー

ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむしM4/G3用」を使用します。

でんでんむし

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー組み上げ

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
スプリングは「ORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用」を使用します。

メカボックス組み上げ

メカボックスを閉じてロアレシーバーに組込みます。
最近はカスタムの定番となってきました「東京マルイサマリウムコバルトモーター」を組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
FETを組込んだのでSBDは必要ございません。
これでテストドライブを行いロア周りは完了です。

サマリウムコバルトモーター

続いてチャンバー周りのチューンです。
チャンバーは樹脂製のドラムHOPダイヤル式です。
インナーバレルとHOPアームを取り出します。

チャンバー

インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を使用します。
MagnusスプリングにMagnusシリンダーの組み合わせの場合はMagnusバレルで182mmが基準となります。
銃によって気密が異なりますので初速を計りながら低ければもう少し長い物を高ければ短い物を使用します。

Magnusバレル

HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用しズレ防止の為接着を行います。
接着剤は瞬間接着剤でOKです。

面HOP

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
調整方法は先程ご説明した通りです。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 19:10Comments(0)SIG

2019年08月03日

ICS SIG552 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はICS SIG552 Magnusチューンのご紹介です。

実銃としてのSIG SG552は、スイスのSIG社(現スイス・アームズ社)により開発された特殊部隊向けアサルトライフルです。
SIG SG550のコマンドカービンバージョンSIG SG551をさらにコンパクトにしたもので、ハンドガードと銃身が短くなっているタイプです。
室内近接戦闘(CQB)などの超短距離戦での場合はストックを折りたたんだ状態でも発射が可能で、銃全体を約3/5程度までコンパクトにすることができるのも特徴の一つです。
このモデルは、世界中の軍隊や警察の特殊部隊などの法執行機関によって使用されています。

SIG552

それでは作業を始めます。
ハンドガードのロックピンを抜きます。

ハンドガード取り外し

ハンドガード下部を後方にスライドさせると上部が上に外せハンドガードが取り外せます。

ハンドガード上部取り外し

次にストックを外します。
左側セレクターレバー後方にあるストック固定ネジをを外します。

ストック取り外し

右側の固定ネジも同じように外します。

ストック固定ネジ取り外し

グリップエンドのネジを外します。

グリップエンド取り外し

グリップエンドを外しモーターを外す前に配線の通し方を確認します。
プラス、マイナス配線がそれぞれモーターの前と後ろから立ち上がっています。
組上げるときは同じように配線を通してください。

配線確認

モーターはミドルタイプです。
グリップ内部のネジを外してグリップ自体も外します。

ミドルモーター

リアサイト後部のボタンを押しながら

ストックパイプ取り外し

ストックを後方に引き抜くとストックが取り外せます。
同時にアッパーレシーバーは前にスライドできます。

ストック取り外し

これでアッパーレシーバーも取り外せます。

アッパー分解

次に左右のセレクターレバーのイモネジを緩めてセレクターレバーを取り外します。

セレクターレバー取り外し

セレクターレバーの下側に基部パーツがあるのでこれも細いプラスドライバーで左右とも取り外します。

セレクターレバー基部取り外し

前側の配線抑えも取り外します。

配線抑え取り外し

これでメカボックスが取り出せます。
メカボックスはVer.3タイプですがセレクタープレート、セレクターギアなどはこの機種専用です。
扇型のセレクターギアとアンビ用連結ギアの位置関係は組み上げる時に重要となるので印がある事を覚えておきましょう。
メカボックス取り出し

左側のセレクターギアは物理的にトリガーを引けなくするセィフティー機能も備えています。
これもアンビ用連結ギアと位置合わせ用の印があるのでチェックです。

メカボックス右側

メカボックスを開けました。
内部は標準的なVer.3タイプのパーツ構成です。
各パーツを取り外し洗浄します。

メカボックス内部パーツ

洗浄が終わったら軸受けを組込みます。
使用するのはORGA SUS420 7mm軸受けです。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので「軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。

軸受け組込み

軸上の接着剤が固まるまでの間にシリンダー周りを組み上げていきます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますので「オルガ Magnusシリンダー組込方法について」をご覧ください。

Magnusシリンダー

ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、
高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、
通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。

強化ピストン

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー組み上げ

軸受けの接着剤が固まったらギアの組込みです。
ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
このギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

18:1強化ギア

シム調整を行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シム調整

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
スプリングはORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用を組込みメカボックスを閉じます。
アンビ機構用ギアなども組込みます。

Magnusスプリング

次にモーターを交換します。
今回は11.1v仕様なので使用するは東京マルイEG1000モーター ロングタイプです。
SIG552はミドルモーターなのでロングモーターをミドル化加工を行います。

EG1000モーター

ミドル化加工方法は以前にブログにてご紹介しておりますので「ロングモーターのショート・ミドル化加工」をご覧下さい。
SBDもスイッチ接点保護の為に組込みます。

ミドル化加工

メカボックスをロアレシーバーに組込みセレクターレバーやグリップ、ストックなどを組込んでテストドライブです。
これでロア周りのチューンは終了です。

ロア周り組み上げ

次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

チャンバー取り出し

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレル

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

DIMENSION HOP

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 19:20Comments(0)SIG

2016年01月14日

電動ガン 東京マルイSIG552 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

本日は東京マルイ製SIG552のMagnusチューンのご紹介です。



それでは作業に入ります。
まずはフレームロックピンを抜きハンドガードを外します。



ピンを抜いたら下側のハンドガードを後方にずらします。
上側のハンドガードの後方を上方向に持ち上げながら外します。



ヒューズ部を外し配線を止めている結束バンドも切ります。



ストックを固定しているダミーのフレームロックピンのネジを左右外します。



ストックを折り曲げ後部のネジを外します。



マガジンの差込部のネジを2ヶ所外し、青矢印のプレートを外します。
このプレートを外すのが固くちょっと大変です^^;



これでフロントとロアが外せます。
配線に気をつけながら外して下さい。



グリップ底のネジを外しモーターとグリップを外します。
グリップを外すとストックを後方にずらします。



これでストック部が外れました。



両側のセレクターレバーの下側にイモネジがあるのでこれを緩めるとセレクターレバーが外せます。
左側のセレクターレバーに下にはクリック感用の小さなボールが入ってるので無くさない様にして下さい。



セレクターレバーを外したらメカボ固定用のパーツが出てくるのでこれも両側外します。



これでフレームからメカボを取り出します。
メカボはVer.3タイプですね。



各パーツを外し、ネジを外しメカボを開けます。



メカボ内のパーツを全て外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS軸受け6mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らない場合や斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。



ギアも耐久性向上の為、CORE製強化ギア18:1に給弾不良対策としてセクターチップを組込ます。



このメカボはセクターチップを組むとタペットプレートのレールと干渉するので干渉部を削りました。
他のメカボでも稀に起こる現象ですのでシム調整を行いながらチェックします。



シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。



シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。



ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせで!
JA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
ORGAでは定番となった耐久性とコストパフォーマンスに優れたJA製メタルTeethピストンを使用しております。
このピストンは14歯となっており、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばします。
シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボにギア周り、シリンダー周りを組込ます。
この時ギア軸部分、ピストンレールやタペット周りなど摩擦が生じる部分は必ずグリスアップをして下さい。
スプリングはMagnusスプリングを使用しました。



メカボを閉じてネジを締め周りのパーツも組込ます。
この時にノズル内に細長い棒状の物を差込み、ピストンが動く事を確認して下さい。



フレームにメカボを組んで周りも組み上げます。
配線を繋いでテストドライブを行います。
モーター位置の調整もこのタイミングで行います。



次はチャンバー周りです。
HOPダイヤルを前方向にずらしHOPアームのピンを抜けばHOPアームが外せます。
インナーバレルはHOPダイヤル下の固定パーツを外せば抜く事が出来ます。



インナーバレルはMagnusチューンの要、Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。
それにより弾道が安定します。



HOPは面HOPの電気なまず「辛口」を組込ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。



そのままでは大きいのでチャンバーの窓に合わせカットし、HOPアームに接着します。



MagnusバレルとHOPをチャンバーに組込ます。
これをアウターバレルに組んでフロントとロアを組んで初速測定です。



初速調整はバレル長で調整します。
基本的にバレル長が短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回は170mmで決定です。
ロングレンジの試射を行い、弾道をチェックしカスタムは終了となります。

  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 12:10Comments(0)SIG

2013年01月22日

KingArms SIG556DMR



KingArms SIG556DMR Magnus

ここの所、トレポンとGBB、商品UPばかりの記事だったので、いい加減に溜まりに溜まったVer2,Ver3系の作業をUPしていきます^^;

大分前の作業になりますが、SIG556です!ブラローバックのモデルなのですが、個人的に好きな銃です★

SIG556はもちろんメタルフレームで、剛性も大変良い仕様になっています。



メカボはVer3系です。
ノズルは独自のノズルなので、変更はできません^^;



内部は7mm軸受の仕様になっていて、軸受の耐久性を考慮して純正のベアリングからORGA SUS420 7mm軸受へ変更します。

《軸受けの固定》
軸受けは電動ガンカスタムの中で最も重要なポイントです。
この部分の手を抜くと、どんなに良いギアやパーツを使っても、クラッシュする確立が格段に高くなります。
折角シム調整をしても、軸受けがしっかり固定されていないと、ギアの振動で軸穴が磨耗してしまい軸穴が広がってしまったり
ギア同士の角が接触したりと、ドライブさせる上で様々なトラブルが発生しますので、必ず固定しましょう!



ギアの精度をチェックします。

ギアは、必ず社外の物へ交換するという事はありません。KAやG&P、G&G等の場合、ロットによって精度が良い場合がありますので、その場合は、そのまま流用しコストを抑える方向で着手しています。



今回は、セクターとスパーはOKだったので、ベベルのみ交換となります。
ラッチ数の多いSHSへ変更です。



ギアの精査が終わったらし無調整を行います。

《シム調整》

同じ事を長い間言い続けてはいますが
シム調整のコツは、スパーギアの下のシムを極力薄くします。
このシムが厚いと、スパーに順ずるセクターやベベルの設置位置も上がってしまい
モーターとの噛み合わせやタペットプレートへの負担が大きくなり、オススメできません。

スパー下のシムが決まったら、スパー上のクリアランスは限りなく無くします。
注意点は、メカボックスを閉じてビスを締めると、シムのクリアランスが詰りますので注意してください。
ビス締め無しの時はOKでも締めるとキツくなる事があります。

《ギアのグリスアップ》
ギアのグリスアップは、どのグリスでも共通ですが、塗りすぎに注意しましょう!
グリスを塗りすぎると、それだけで抵抗になりますし、ギアが回転する事で、メカボックスの内部でグリスが飛び散ってしまいます。
その事で、シリンダー内部やスイッチ等へ不要なグリスが混入しトラブルの原因につながります。



シリンダーは、もちろんMagnusシリンダーを採用します。

《シリンダー》
シリンダーは放出エア量Upを狙いMagnusシリンダー+Magnusピストンヘッドセットを採用。
ロングシューティングには、放出エア量は必須です。
詳細はMagnusシリンダー商品ページにも記載してありますので、ご覧ください。
Magnusシリンダー商品一覧


ピストンヘッドは、Magnusシリンダーに付帯している専用のピストンヘッドとなります。
通常のヘッドよりも外径が大きく、内径の広いMagnusシリンダーの内部エアをしっかり叩き出します。


《ピストン》
ピストンは耐久性と静音性を考慮してSuperCorePistonへ変更します。
ORGA Web Shopでも常時在庫してますので、ご覧ください。
ORGA WebShop



全てのパーツが組みあがったら内部チューンの終了です。



組みあがったメカボックスをロアに組込み、テストドライブを行います。

この状態でセミ/フルともに支障がなければOKです。

もし支障がある場合は、カットオフレバーやセレクター&セレクタープレートなどの駆動を再度チェックしてください。



残りはHOPチューンとなりますが、ご存知の通り、Magnusバレル + ナマズを利用してのチューンを行います。



今回は内径6.23mmのMagnusバレルを採用します。


《バレルについて》

ORGAでは、電動ガン用に2種類のバレルラインナップがあります。
業界最高径の内径6.23mm Magnus Barrel と 6.13mm MagnusHD Barrelです。

各々の利用用途は製品ページに記載してありますので、ぜひご覧ください。


  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 13:32Comments(0)SIG

2011年07月11日

SIG552 Magnus



SIG552 Magnus

どうも、ORGA TAKAです^^

以前に作業をしたSIG552のMagnusチューンです。
このSIG552は重量が軽くバランスが良い為とても扱い易いです。


まずアッパーを外しストックとグリップも外します。
これでセミフルの切り替えレバーを外せば、メカボが取り出せます。







メカボを取り出しました。

セレクターレバーが左右両方についてるのでアンビの機構がついてます。
セレクタープレートの上にに扇型の歯車がありますが
組み込む時にこの位置関係に注意して組み込みましょう。


メカボを開けます。
配線がメカボの中を通らないのでべベルギア周りがすっきり見えます。



各パーツを取り外しパーツクリーナーで全て洗浄します。



通電性を重視しテフロン配線に交換します。


ギアはSHSの18:1強化ギアを使用します。
ゲーム中にギアのトラブルって多いですよね。
強化ギアはそれを軽減してくれます。



軸受を6mmボールベアリングに変更します。
ギアの回り方がとてもスムーズになり
モーターのパワーを確実にピストンに伝えます。



ベアリングは接着剤で確実に固定しましょう。
ベアリングがガタついているとギア欠け等のトラブル原因になります。

シム調整です。
スパーギア下のシムは、ギアがメカボに擦らない程度になるべく薄いモノを使いましょう。




ギア部分のグリスUPはWAKOSのビスタックで決まりです^^
とても良いグリスです。
しかしつけ過ぎは厳禁ですよ。
なるべく薄く、しかし歯車部分全てにいきわたる様に筆で延ばします。




Magnusシリンダーを投入です!!!
内側にはWAKOSのケミカルを塗ります。



ピストンは耐久性の面からメタルピストンを使用します。


MagnusシリンダーにはMagnusピストンヘッドを使います。
シリンダー内のエアを確実に押し出します!



シリンダーにシリンダーヘッドをピストンにピストンヘッドを取り付けました。
フォルムがキレイです!



スプリングはやっぱりMagnus Springを使用します。
Magnusチューンにハイレートスプリングは必要不可欠です。


全てのパーツを組み込んでメカボを閉じます。
ブラックメカボは引き締まって見えてカッコイイですね。



グリップをつけるとこんな感じです。



次はHOP&バレルのチューンです。
バレルはもちろんMagnusバレルを使います。
試射を繰り返し適正な弾速になるバレル長を採用します。



チャンバーを分解しHOPラバーは「なまず」交換します。
面HOPは弾道が安定しHOPもきれいにかかります。

バレルに装着するパッキンも新品に交換します。
このパッキンが劣化すると弾速がばらついたり落ちたりします。



バレルを短くした事によりハイダーに弾が当たるので内側をリーマーで広げます。

弾がハイダー内側に当たらない事を確認しチューンは終了です。

チューン前とは比べものにならない程迫力のあるSIGとなりました^^v
  


Posted by ORGA AIRSOFT  at 11:26Comments(0)SIG

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