2019年11月10日

電動ガン LCT G3A3 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日はLCT製電動ガン G3A3 のMagnusチューンをご紹介します。
A3ですがウッドモデルになっています。

実銃としてのH&K G3はドイツのH&K社によって開発され1964年から1996年までドイツ連邦軍に制式採用されていた自動小銃です。
G3とはドイツ語で「Gewehr 3(drei)」、"3号小銃"の意です。
G3派生型であるA3は固定式ストックとハンドガードをプラスチック化し、銃身をフリーフロート(片持ち式)化したモデルです。

LCT G3

それでは作業を開始します。
ストック基部の固定ピン2本を抜いてストックを後方にスライドさせながら抜きます。

ストック取り外し

マガジンリリースレバーのところの固定ピンを抜くとロアレシーバーを取り出せます。

ロアレシーバー取り出し

メカボックス固定ピンを抜くのですがセレクターレバーと重なっているので判りにくいです。

メカボックス取り出し

レバーをSEFEにすると見えます。
抜く方向は左側から右側に抜きます。

メカボックス固定ピン

グリップエンドを外してモーターを取り出してグリップを外すとメカボックスが取り出せます。

グリップエンド取り外し

メカボックスはVer.2タイプです。
メカボックスを開けてます。

メカボックス内部

軸受けは9mmベアリング軸受けです。

9mmベアリング軸受け

今回はメカボックス上部にバッテリーを収納出来る様に不要な突起部を切削します。

上部突起切削

純正ピストンでメタルTheethピストンなので洗浄検品しピストンヘッドを外して流用します。

既存メタルTeethピストン

シリンダー周りを組み上げます。
シリンダーは「Magnusシリンダーセット従来用」とノズルは「でんでんむしM4用」を使用します。
ピストン、シリンダーヘッド、タペットプレートは純正を流用です。

シリンダー周り組上げ

ギアは「J-Armament製18:1強化ギア」と給弾不良対策として「セクターチップ」を使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

18:1強化ギア

続いてシム調整です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シム調整

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボを閉じてロアレシーバーに組込み各グリップなどを組込みます。

メカボックス組み上げ

最近はカスタムの定番となってきました「東京マルイサマリウムコバルトモーター」とスイッチ接点保護を手軽に可能にした「SBD」の組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ますのでお勧めです。
もちろんスイッチ接点保護の為SBDもセットでお勧めです。
モーターを組込んだらテストドライブです。

サマリウムコバルトモーター

チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番「Magnusバレル」を、HOPラバーは「ORGA DIMENSION フラットHOP」を使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。

フロント周りチューン

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。





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