2019年11月30日

LCT RPD Axis&ハイサイチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はLTC製RPDのAxis&ハイサイチューンをご紹介します。
実銃としてのRPDは、SKSカービン用に開発された7.62x39mm弾を使用する分隊支援火器として、前任のDP28軽機関銃を設計したヴァシリ・A・デグチャレフが1944年に設計した軽機関銃で650発/分程度の発射サイクルとなっております。

電動ガンのこの機種もセミオートは無くフルオートのみでバイポット+ドラムマガジンという構成の軽機関銃です。

今回はオーナー様のご希望で実銃同様支援火器として使用したく飛距離もサイクルも欲しいとの事でAxis&ハイサイチューンのご要望でした。
通常のハイサイはセクターカットを行いショートストローク+加速ポート付きシリンダーで軽めのスプリングでの設定とする事が多いのですが飛距離を得る為にAxisチューン(ギアは13:1)+Lipo11.1vでの仕様に致しました。

RPD

それでは作業を開始します。
まずはクリーニングロッドを外します。

クリーニングロッド

レシーバーを固定しているピンを外します。

レシーバー固定ピン

後ででも大丈夫ですがレシーバー底部にある固定ネジを4本外しておきます。

メカボックス固定ネジ

右側のセィフティーレバーをフリーにしてロアレシーバーが取り外せます。

ロアレシーバー取り外し

ちなみにですがFET標準搭載です!

FET

これでメカボックスを取り出すのですがレシーバがタイトなのでレシーバーを広げながらメカボックスを後方にずらしながら抜き出します。

メカボックス取り出し

メカボックスはモーター内蔵タイプで専用メカボックスとなります。
右側にはトリガー連動ステーが有り、これでスイッチを押し通電させます。

トリガー連動ステー

左側は配線のみで何もなくスッキリ!

メカボックス左側

メインスプリングを取り出します。

メインスプリング取り出し

QDタイプのスプリングガイドなので六角レンチで少し押しながら回すと取り出せます。

QDタイプスプリングガイド

メカボックス内部です。
このメカボックスにはタペットプレートのガイドが無いのでセクターギアでタペットプレートを後方に引く時に上に逃げてしまいタペットプレートが曲がっています。
この機種はタペットプレートの破損事例が多くそれが原因ですね。
という訳で後程ですがメカボックスにタペットプレートの上側ガイドを作り上に逃げない様にしました。

メカボックス内部

ギアはサイクルUPの為「J-ARMAMENT 13:1 SuperHighSpeed 強化ギアセット」を使用しセクターチップは既存品を移植しました。
セクターカットはせずフルストロークで使います。

13:1強化ギア

軸受けは9mmベアリングで接着をし直して流用しました。
いつもの様にシム調整を行い「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用しギアのグリスアップも行います。

シム調整

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット従来用」を組込ます。

Magnusシリンダー

ピストンはフルメタルTeethでしたので流用しシリンダー周りを組み上げます。

シリンダー組み上げ

モーターは「EG1000S」を使用します。

EG1000S

各パーツをメカボックス内に組み込みます。

メカボックス組み上げ

メカボックスを閉じた後にメインスプリングを入れます。
これでメカボックスのチューンは終了です。

スプリング組込み

次にフロント周りのチューンです。
まずはハンドガードを外します。
4本のネジを外すとモナカになっていて左右にパカっと割れ外せます。

ハンドガード分解

アウターバレル基部の上側に2カ所のイモネジ。
これを緩めます。

アウターバレル固定ネジ

横には2本の固定ピンがあるのでこれもポンチで叩いて抜きます。

固定ピン

これでアウターバレルが外せチャンバー周りも抜く事が出来ます。

フロント部分解

チャンバーを分解します。
HOP調整ダイヤル後部のOリングを外してダイヤルを外します。

チャンバー分解

HOPは円筒状のゴムを縦に使用しこれが押されて下がる事でHOPを掛ける仕組みです。
この方式のチャンバーは面HOPに出来ないのでHOPの効きを良くする為に嵩増しだけ行いました。

円筒状の押しゴム

インナーバレルは「MagnusHDバレル」を使用します。

MagnusHDバレル

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、フロント周りを組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。





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