2019年07月20日

ARES G36 Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はARES製電動ガンのG36にMganusチューンを施します。
実銃としてのH&K G36はG3の後継として開発されたアサルトライフルです。
H&K社内ので名称はHK50と言い数多く存在するG36派生型の原型の銃です。

G36

それでは分解をしていきます。
まずはマガジンハウジングを取り外します。
ピンを抜きマガジンリリースレバーを前側に押しながらハウジングを下に引くと外れます。

マガジンハウジング

次にセレクターレバー後部のピンを外します。

ロアレシーバー

ロアレシーバーの後部を支点にして前側を下に下げるとロアレシーバーが外せます。

ロアレシーバー取り出し

グリップエンドもネジを取り、外します。

グリップエンド

メカボックスを固定しているピンを外すとメカボックスが取り出せます。

メカボックス取り出し

メカボックスはVer.3タイプですが諸々違う点があり専用品となります。

メカボックス

右側にあるのがFETと電子トリガーがセットになっている基盤です。

メカボックス右側

このスイッチをトリガーが押す事で通電します。

トリガースイッチ

こちらは物理的にトリガーが引けない様にするセィフティー機構です。

トリガーセィフティー

メカボックス上部に突起のあるパーツがあり、ピストンと連動しスライドして疑似部ローバックとして動作しています。

疑似ブローバック機構

スプリングはQDタイプですのでメカボックスを開けずに取り出す事が出来ます。
モーターハウジングも外します。

スプリング取り出し

小さな基盤ですが8本のネジで固定されているのでこれを外します。

基盤取り外し

既にモーターハウジングを外しているのでメカボックス自体は4本のネジで固定しています。

メカボックス分解

このネジを外してメカボックス開けます。
スイッチ周りが無いのでスッキリしています。

メカボックス内部パーツ

ここで謎のブッシュ的なパーツを発見・・・。
これはどこに使われていたのかと探してみると

パーツ

メカボックスの最後部のネジの部分にはめるパーツでした。

ボス

メカボックスのパーツを外し洗浄したら軸受けを組込みます。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用致します。
軸受けはしっかりと接着しましょう。

軸受け

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアを使用致します。

強化ギア

しかしARES製電動ガンの多くに使用されているセクターギアの回転を検知する為の磁石があるのでセクターギアは純正品を使用します。

検知用磁石

ピストンも純正品でメタルTheethなのでこれを流用します。

純正ピストン

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。

Magnusシリンダー

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップには「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー組み上げ

軸受けの接着剤が固まったらシム調整を行います。
スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

シム調整

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。

メカボックス組み上げ

メカボックスを閉じて基盤も取り付けます。
スプリングはORGA MAGNUSスプリング 従来電動ガン用を使用します。

Magnusスプリング

モーターは東京マルイサマリウムコバルトモーターに変更します。
しかしG36はショートモーターなのでショート化加工が必要となります。
方法につきましては以前のブログに載せておりますので「ロングモーターのショート・ミドル化加工」をご覧ください。

サマリウムコバルトモーター

モーターを組込んだらメカボックスのチューンは完了です。
これでテストドライブを行いロアレシーバーに組み込みます。

テストドライブ

次にフロント周りのチューンです。
チャンバー部の取り出し方は一旦前に押し込み90度回転させると取り出せます。

チャンバー取り出し

チャンバー部を引き抜いていくとストック部にぶつかるので予めストックを折りたたんでおくと楽に取り出せます。

ストック折りたたみ

チャンバーのインナーバレル固定クリップを外しHOPダイヤル前方向にずらすと外せます。

チャンバー分解

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレル

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着し今回はHOPアームの大きさに合わせ前後をカット致しました。

面HOP接着

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。



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