2016年09月28日
【MARSOC】各社LV-MBAV比較!

ORGA AIRSOFT 横山です!
本日は、各社からモデルアップされている、LV-MBAVの比較をしてみました!
LV MBAVは現在、海兵隊の特殊部隊MARSOCでのみ使用が確認されています。
そもそもこのLV MBAVがMARSOCのリクエストに答える形でデザインされたのもなのか、たまたま買い手がMARSOCしかいなかったのか、なんとも謎につつまれた存在です^^;
さらに米国でも一般販売すらしていないのです(でも2014のカタログなんかには載ってます。
しかも見ればみるほど昨今のアーマー・プレートキャリアのデザイン傾向からかけ離れたそのスリックな形状。
MBAVソフトインサートとSAPIプレートをそれぞれ収納できる構造のようですが、本体にはモールウェビングの類が一切ありませんので、カンガルーポーチやチェストリグを重ね着などがオススメです。
さて、それでは本題に入りたいと思います!
まず、ORGAで取り扱いのあるLV-MBAVは3社御座いまして、トイソルジャー、FFI、A-TWOとなります。
下記画像の上段二つがトイソルジャー製となり、下段左がFFI、下段右がA-TWOとなります。
パッと見大きな違いと言えば色味が異なります。
トイソルジャーはFFIやA-TWOと比べると、白っぽい印象で、FFIは実物の画像の色味に最も近い色合いをしています。
A-TWOは3社の中だと最も濃い色合いをしています。

それでは、細部の違いを解説していきます。
まずは、フロントの合わせ部分です。
FFI,トイソルジャーは実物で使用されているハイパロンと言う生地を使用していますが、A-TWOは表面がメスのベロクロとなります。
実物のLV-MBAVはFFIやトイソルジャーと同様の作りをしておりますが、A-TWOはチェストリグなどを重ね着する際にチェストリグの内側にベロクロがあるタイプですと、激しい動きをした際にチェストリグのズレ防止の役割が担えます。

肩の部分は3社同様のハイパロン生地を使用しています。
肩の部分は三者三様でカットの角度や、幅が異なります。
また、縫い糸の色や、縫い幅も異なります。
縫い糸と縫い幅はFFIとA-TWOが実物に近く、トイソルジャーは縫い糸に光沢があり、縫い幅も広いので実物との見分け方の一つです。

フロント部分の伸縮素材もそれぞれ異なり、FFIの伸縮素材は実物のCRYE製コンバットパンツの伸縮素材と同じ質感と色味をしています。
A-TWOとトイソルジャーはFFIほど実物に近くはありませんが、伸縮素材を使用しているので、プレートを入れた時にプレートの淵がくっきりと浮き出るので、リアルです。

バックプレートの長さも異なり、左からトイソルジャー、A-TWO、FFIとなり、トイソルジャーとA-TWOはほぼ同じ長さですが、FFIは若干長めに作られております。

バックプレートの長さも異なり、左からトイソルジャー、A-TWO、FFIとなり、トイソルジャーとA-TWOはほぼ同じ長さですが、FFIは若干長めに作られております。
また、肩から背中にかけてのUの字部分の長さも異なります。
トイソルジャーは大きくUの字にカットされていますが、A-WOとFFIは実物に近いカットです。

最後にフロント部分のラジオポーチに付いている、ウェビングループも異なり、トイソルジャーはストレートタイプでFFIとA-TWOは実物同様、位置をずらした状態で縫い付けられております。
こちらのウェビングループですが、フラッシュバンを付けたり、サイリウムなどを差し込んでいる画像が多いです。


今回ご紹介した、LV-MBAVですが、それぞれ仕様は異なりますが、実物に近い作りをしており、そのままでもお使い頂けますが、カスタムベースとしてもオススメです。
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