2016年03月28日
次世代HK417電動ガン Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
今回は東京マルイ製次世代HK417のMagnusチューンのご紹介です。
いつもの様にフレームロックピンを外してアッパーとロアを分解します。
次世代M4系は全てチャージングハンドルやダミーボルトの部分がばらけやすいので気をつけましょう。
バラバラになると元に戻すのが大変ですので^^;
まずストックを外すのですがレバーの先端部を下にレバーを下げながら外して下さい。
しっかり下げながら外さないと端子が破損する可能性があるので気をつけましょう。
バッファーチューブの配線カバーをネジを2本緩めて外します。
配線のハンダを外してバッファーリングも緩めます。
画像にはありませんがバッファーリングとプレートから配線をかわしてバッファーチューブを緩めて外します。
次はグリップ周りを外します。
グリップエンドのネジを外しモーターを取り出しグリップを外します。
グリップが刺さる部分に歯車があるのですが、これがアンビ機構をになります。
アンビ機構の歯車はグリップで固定されています。
HK416DとHK417はこのアンビ機構があるので通常のグリップは使用出来ませんのでご注意下さい。
トリガーロックピンを外してボルトストップを外してメカボを取り出します。
メカボ自体は次世代M4や次世代HK416と共用です。
メカボを開けます。
軸受けは耐久性向上の為にORGA次世代用軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、
セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
ピストンは耐久性向上の為にSHS製次世代M4用ピストンを使用します。
このピストンはメタル歯なので歯自体は固いのですが、本体に固定するツメの引っ掛かりが小さい為に破損し歯の部分だけが後ろ側に抜け出てしまいます。
そこで接着をして補強が必要です。
詳しくはこのブログでご紹介しておりますのでご確認下さい。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
この工程もブログにありますのでご参照下さい。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばします。
シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じます。
この状態でテスターでトリガーを引き通電確認をしておくと、フレームに組んでから通電しない等のトラブル回避が出来ます。
フレームに組込ます。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブ周りやグリップ等を組みます。
HK417はサマリウムコバルトモーターを標準搭載ですのでハイレートスプリングでもストレス無く引く事が出来ます。
次にストックにLipoバッテリーを使用出来る様に加工します。
コネクター端子部を全て外してストック端子に直にテフロン配線をハンダ付けし、ミニコネクターを付けます。
これで左側のスペースにLipo7.4vのスティックタイプが収納出来ます。
次世代では各パーツの耐久性の問題で11.1vのバッテリーは使用しない方が良いです。
これでテストドライブを行います。
次にチャンバー周りのカスタムを行います。
チャンバーを外しHOP周りとインナーバレルを外します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。
それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
ラバーのカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
ラバーは接着して使用します。
これより使用中にラバーがずれて事を防ぎます。
これらを組み込んで初速調整を行い室内での作業は終了となります。
ロングレンジ試射を行い弾道をチェックしカスタムは終了です。
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