2018年11月03日

VFC SR15 外装・Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日はVFC電動ガンSR15のMganusチューン&外装チューンのご紹介です。
オーナー様のご希望で内部はMagnusチューンを施し、外装はハイダー、アウターバレル、ハンドガード、グリップ、ストックと交換します。

SR15

それでは作業に入ります。
フレームロックピンを外しアッパーとロアを分解します。

フレームロックピン

アッパー周りから外装の組替えを行います。
ハイダー、ガスブロックハンドガード、アウターバレルを外します。

アッパーレシーバー

ハイダーはIRON AIRSOFT EPSILON 556 フラッシュハイダー 逆ネジ(CCW)
を組込みます。

IRON AIRSOFT URX3.1 13.5inch ハンドガード

この様にかなり印象が変わりました!
これでフロント周りの外装チューンは完了です。

ハンドガード組込み

次に内部チューンです。
グリップ、ストックパイプ、マガジンキャッチ、ボルトストップセレクターレバー(両側)、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外してメカボックスを取り出します。

メカボックス取出し

メカボックスはVer.2ですがアンビ機構があるのでその点が通常と異なります。
セレクターレバーと連結するギアの向きを覚えておくと組む時に便利です。

メカボックス

VFCも最近のロットはQDタイプのスプリングガイドを採用しメカボックスを開けなくてもスプルリングが取り出せます。

QDスプリングガイド

メカボックスを開けます。
トリガーの下にあるのがFETです。
この基盤ですと通常のメカボックスでも簡単に組み込めるのでイイですね。
さすがVFCと感心させられました。

FET内臓

メカボックスのパーツを外し洗浄します。
そして軸受けの組込みです。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!」をご覧ください。

軸受け

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。

18:1強化ギア

続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますので「シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!」をご覧ください。

シム調整

ギアのグリスアップは「BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリス」を使用します。
少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

ガングリス

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますので「オルガ Magnusシリンダー組込方法について」をご覧ください。

Magnusシリンダー

ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。

強化ピストン

ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
ノズルを交換した際はチャンバー内で抵抗なく動くか検証が必要です、検証方法は「ファイヤフライ でんでんむしの組込時の注意箇所につきまして」をご覧下さい。

でんでんむし

VFC製タペットプレートは破損しやすいのでGUARDER タペットプレート Ver.2用に変更します。

強化タペットプレート

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
グリスアップにはBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリスを使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー組込み

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

メカボックス組込み

このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。

ガンオイル

ここでスプリングガイドのベアリングを外します。
VFC製スプリングガイドはベアリング部の厚みがありORGA Magnusスプリングを使用すると圧縮スペースが不足しリリースポイントまでピストンが後方出来ずロックしてしまいます。
その対策としてベアリングを外し代わりにジュラコンの筒状パーツを組込み圧縮スペースを確保致します。

ベアリング取外し

メカボックスを閉じたらスプリングを組込みます。
スプリングはMagnusスプリング従来用を使用します。

スプリング組込み

メカボックスロアレシーバーに組込んで各パーツを組込みます。
これでMagnusスプリングなどのハイレートスプリングでもモーターが力負けせず快適に使用できます!

サマリウムコバルトモーター

とここで、グリップを交換するのを忘れていました・・・。
グリップはPTS EPG M4 グリップ DE 電動ガン用を使用ます。

PTS EPG M4 グリップ DE 電動ガン用

ストックはオーナー様からご提供頂いたPTS UBRストックを組込みます。

PTS UBRストック

これらを組込みテストドライブを行いロア周りのチューンは終了です。

ロアレシーバー周り

次にフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

チャンバー分解

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレル

面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

DIMENSION HOP

フロント周りのチューンが終わったらアッパーに組込み、アッパーとロアを組み合わせれば完成!
かなりイイですね~!!

完成形

もちろん初速調整や弾道チェックも忘れずに行いました!





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