2016年07月17日

電動ガン AY製M1918A2 BAR Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。

本日はAY製M1918A2 BARのMagnusチューンのご紹介です。

実銃としてのブローニングM1918自動小銃(Browning M1918 Automatic Rifle)は、アメリカ合衆国で開発された自動小銃で、アメリカ軍をはじめとする各国軍において、20世紀を通して使われました。「Browning Automatic Rifle」の頭文字を取ってBAR(バー)と呼ばれることがあるが、正しくはB.A.R.(ビーエーアール)と一字ずつ発音します。
1917年、銃器設計技師のジョン・M・ブローニングにより設計され、フルオートとセミオート射撃を選択でき軽機関銃のようにも使え一人で運搬できて歩兵分隊の移動に追従する分隊支援火器の始祖とも言える存在でありました。
M1918が初期モデルとなり、M1918A1、M1918A2と改良されていきました。



それでは作業開始です。
レバーを回転させ抜き取りハンドガードを前にずらして外します。



チャージングハンドルのスプリングを外します。



スプリングを手繰っていくとステーごと外れます。



続いてアウターバレルとチャンバー基部パーツを外します。青丸の3本のネジでアウターバレルが固定されており、赤丸の2本のネジでチャンバー基部が固定されていますので合計5本外します。



次にフレームを分解します。
こちらも固定ピンを下側に回し抜きます。アッパーフレームを前側にスライドさせて分解します。



これでロアフレームとチャンバーが抜き出せます。



ロアフレームには2か所のネジでメカボが固定されていますので、このネジを外しメカボを取り出します。



続いてメカボのチューンに入ります。

先程言い忘れましたがこの銃はフルのみでセミはありません。



スプリングガイドを押しながらストッパーピンを上に引き抜きます。



これでスプリングが外せます。メカボを開けずにスプリングが取り出せるのは作業が楽ですね。
初速調整時にスプリング交換をする時もメカボを開けないで済むのでGOOD!



ネジを外しメカボを開けます。中は余分なグリスなく綺麗でした。
メカボ内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。



ORGA SUS420 8mm軸受け
を使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。



ギアはCORE製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
セクターチップの組込み方のコツはこちらよりご覧ください。



続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。



次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。



シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
シリンダーヘッドの組込み方のコツはこちらよりご覧頂けます。



ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっておりますので、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。



ノズルですが長さや径を測るとでんでんむしAK用が使用可能と判明しましたので組込みます。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。



でんでんむしを使用の場合は純正タペットプレートの上部が長過ぎて当たるので削りました。



シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。



メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。



メカボを閉じてモーターハウジングも取り付けます。スプリングを差し込みスプリングガイドとストッパーを組込みます。
今回のスプリングはM115を使用しました。



とここでモーター位置調整のネジがない事が発覚!ハウジングにネジも切って無かった為、ネジを切りM4イモネジを組込みました。



これでテストドライブです。ミニコネクターにスイッチを繋ぎモーター端子を嵌めて簡易的ですが駆動出来るように作ってみました。
これですとロアからストックを外さなくてもモーター位置調整が出来ます。



メカボをロアフレームに組込み、メカボ周りのチューンは終了です。



続いてチャンバー周りのチューンです。




チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。



面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。



DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。



これらを組み込んで初速の調整です。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。



初速調整をしていると稀に弾が変な方向に・・・・。
アウターバレル内で弾当たりが発生しています。よくよく調べていくとエクステンションバレルの内径が狭い事が発覚し内径を切削拡大し対応。



これで弾当たりは解消と思いきや、またおかしな弾道の弾が出たので再度チェックするとアウターバレルの内部に微妙な段差が・・・。
アウターバレル自体は長すぎて切削は出来ないのでMagnusバレルを段差の所まで届く様に303mmに変更し中を90mm程度ザグり弾当たりは解消されました。

以上で室内での作業は終了し、ロングレンジ試射を行いチューン作業は終了です。



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